ホーム > 雑感 > 釈先生の新刊本『お世話され上手』を読む。「都市に土徳はあるのか」で大阪七墓巡りのことと、ぼくの名前がでてきて、思わず仰け反るw いや、ご紹介頂き、嬉しいです^ ^ ありがとうございますm(_ _)m

釈先生の新刊本『お世話され上手』を読む。「都市に土徳はあるのか」で大阪七墓巡りのことと、ぼくの名前がでてきて、思わず仰け反るw いや、ご紹介頂き、嬉しいです^ ^ ありがとうございますm(_ _)m

2016 年 12 月 26 日

釈先生の新刊本『お世話され上手』を読む。「都市に土徳はあるのか」で大阪七墓巡りのことと、ぼくの名前がでてきて、思わず仰け反るw いや、ご紹介頂き、嬉しいです^ ^ ありがとうございますm(_ _)m

本は釈先生の個人史のようなものが垣間見えて、興味深かったです。本の中でご紹介される、いろいろな「物語」も深いんですが、とくに三重県員弁の「葬儀に赤飯と唐辛子汁やワサビ汁を共食する」のエトスは驚きました。員弁は古代の祭祀一族の忌部氏・斎部氏が訛ったもの。ちょっとトポスの宗教的な感性が特異なのかも知れません。ロゴスとパトスの折り合いのつけ方のセンスが素晴らしい。

あと対談の中にあった南さんの「放置介護」は笑いましたw そうか。介護する側、介護される側の関係性や距離感、依存度のバランスを保つためには、その手があったかと膝を打ちました。これ、高度なテクニックやなあ…。

むつみ庵、いつか行ってみたいです。介護の世界には老若男女が集う「ゆびとま(このゆびとーまれ)方式」なんて言葉があるそうですが、宗教を通奏低音にした「むつみ庵方式」という介護のエトスが、グループホームのトポスが、産まれつつあるという気がします。


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