本日は、應典院コモンズフェスタ2017「鯨について語り、遊ぶ会~ハリハリ鍋を食べながら~」。相変わらずなんやそれ?という企画ですw
本日は、應典院コモンズフェスタ2017「鯨について語り、遊ぶ会~ハリハリ鍋を食べながら~」。相変わらずなんやそれ?という企画ですw
近代というのは人間主義で、人間万能主義で、人間の、人間による、人間のための文明で、だから、行き詰る。ぼくは、毎年、必ず、應典院コモンズフェスタで「異類」の企画をやってます。「近代を相克するためには、人類だけで話をしててもいかん」というのがあるんですな。そもそもマレビトは人間の姿をしているとは限らない。マレビトが逍遙する空間(=コモンズ)は、人類だけではなくて、異類にも開かれていないといけない。
人類が異類と対話することは不可能です。生者が死者と対話することが不可能なように。でも思うことはできる。考えることはできる。語りかけることはできる。もちろん語りかけても、なにも返事はないですが、この「なにも返事がない」ということは、ある意味「究極の答え」になりうる。そもそも言葉のやりとり、対話の応酬の中に真実を探すことが、すでに不毛なのかも知れない。無言の中にこそ、真実が光るのかも知れない。
鯨企画、20名以上で満員御礼になったんですが、まだ若干、参加可能なようです。ぼくの鯨語り、光軌導師の鯨供養、酒井シェフと齋藤さんの鯨料理、最後は鯨本で直観讀みブックマーカーをします。てんこもりですw よろしければぜひともご参加ください!m(_ _)m
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コモンズフェスタ2017、1月24日(火)夜は、陸奥賢さん率いるチームいきものがかり、「鯨について語り、遊ぶ会~ハリハリ鍋を食べながら」の開催です。
「人間だけで話しててもダメだ」という陸奥さんの発案のもと、一昨年は鯰、去年は亀、そして今年は鯨と、異類たちと触れあってきました。
実は、私が浄土宗僧侶になってはじめて供養した方が「鯰さま」だったのもあり、私にとっては僧侶としての一年を振り返る区切りでもあります。毎回の供養を通して「なぜ畜生(動物)を、人間以下のものとして供養しなければならないのか?」といった、大きな問いをいただく機会となっています。
さて、鯨さまによって、いったいどんな場が授けられるでしょうか。ありがたいことに、すでに満員御礼状態ですが、應典院の申込みフォームでは残り1名ほど参加を受け付けております。お早めにどうぞ。