
毎日新聞さんの主催で東京都千代田区の「毎日新聞社・毎日ホール」にて「まわしよみ新聞」ワークショップを実施することになりました!毎日新聞さんの公式サイトでも案内がでたのでシェアしますm(_ _)m
なによりも驚いたのが「※毎日新聞以外の新聞をできればご持参ください」(!!?)というアナウンス。いや、ビックリしました。毎日新聞さん、太っ腹といいますか、すごいですね・・・。ちょっと感動しました。
無料で一般の方でも参加できます。ぜひともご参加を!^^(要予約です。「新聞と教育」推進本部までメールかお電話をお願いします。電話番号は03-3212-3359。メールアドレスはjissen@mainichi.co.jpです)
——————————————————————————
■第109回新聞活用実践教室 記者講演 + 実践「まわしよみ新聞」御案内
http://www.mainichi.co.jp/corporate/education/109ts.html
※毎日新聞以外の新聞をできればご持参ください。会場の収容人員に限りがありますので参加を希望される方は念のため下記までメールか電話で連絡をお願いします。(事務局より)
☆問い合わせ等は「教育と新聞」推進本部までお願いします(電話03-3212-3359)
☆次回以降の案内をメールで希望される方は下記アドレスに氏名(かな)・勤務先を記入の上送ってください。
jissen@mainichi.co.jp
当事者研究スゴロクのPDFバージョンです!「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」と同じで、もちろんオープンソースです。ご自由にお使いください!m(_ _)m
■当事者研究スゴロク(PDFバージョン)
http://goo.gl/I8Xerq

■当事者研究スゴロクの遊び方
http://goo.gl/nNjNvR
①3~5名で1グループを作ります。
2名でも6名でも遊べますが推奨は4名です。人数が多いときはわけてやりましょう。
②自分の「失敗・挫折・苦労」のエピソードを四角い枠の中に書きこんでください。書きこむ白紙の枠は全部で8枠あります。ひとり1枠は必ず「失敗・挫折・苦労」エピソードを書きこんでください。
③失敗・挫折・苦労のエピソードの「衝撃レベル」を「1から6」で評価して「○コマすすむ」の中に書きこんでください。すごい衝撃のエピソードほど「6コマすすむ」でゴールに近づきます。
④サイコロを振ってスゴロクをスタート!
⑤最初の1コマから6コマでは「自己病名」をつけるコマです。スゴロクの右欄にある「みんなの自己病名枠」に書きこんでください。
⑥早くゴールすることよりも「スゴロクのコマ作り(エピソード語り)」や「自己病名についての対話」を楽しみましょう!
失敗・挫折・苦労エピソードを話して、その「衝撃レベル」をみんなで評価することで、自分の失敗、挫折、苦労を「大変だと思ってたけど3コマぐらいなんだ」とか「6コマレベルですごいといわれた!」といったように相対化できます。やればやるほど、「6コマレベル」を目指したくなるので、どんどんとみんなが、より衝撃の失敗・挫折・苦労エピソードを語りだす・・・という「弱さの情報開示」が進む効果があります。
「当事者研究」を知らない人でも気軽に楽しめる、アイスブレイク的なコミュニケーション・ツールです。

このあいだの應典院さんの寺子屋トーク「仏教と当事者研究」でデビューして、もう少し改良がいる・・・と加筆修正をして、ついに「当事者研究スゴロク」が完成しました!制作は一ノ瀬かおるさん。ほんまにがんばってくれました。ありがとうございます~!^^
またPDFバージョンもアップできるようにしますが、ひとまずはJPEGバージョンで。FBやと勝手に画像が劣化する可能性もあるので、ぼくのブログにも画像を置いておきます。
■当事者研究スゴロク
http://goo.gl/mImLXl
オープンソースです。「当事者研究」の入口として。みなさん、ぜひ、いろんなところでご使用してみてくださいm(_ _)m


木津まち歩きで、まちライブラリー@大阪府立大学へ。磯井さんから直々のご説明。本棚の高さの秘密を知りましたww 磯井さん、ありがとうございました〜!^ ^

10/17(金)18時30分より「川西市市民活動センター」「男女共同参画センター」の運営事業として「まわしよみ新聞」が実施されます!^^ ご興味ある方はぜひともご参加してください~!
———————————————————-
■みんなで読めば世界が広がるまわしよみ新聞…って知ってる?!
http://www.gesca-kawanishi.jp/course/each/mawashiyomi26.html
と き:平成26年10月17日(金)
18:30~20:30
対 象:どなたでも参加できます。
自分とは異なる“ものの見方”に触れてみたい方、
ぜひどうぞ!
定 員:先着10人
申 込:10月1日(水)9:00~
参加費:無料
持ち物:みんなで“まわしよみ”したい新聞があればお持ちください。
保 育:有り(先着8人:1歳半~就学前まで)
保育の申込みは10月10日(金)17:00までに!

「まわしよみ新聞」も「直観讀みブックマーカー」も「当事者研究スゴロク」も全部、應典院さんとのご縁から産まれました。ほんまに、ありがたいことです。
今年もやります!「應典院コモンズフェスタ2015」!

■『当事者研究スゴロクについて』(應典院「仏教と当事者研究」資料より転載)
一ノ瀬さんとの出会いによって「当事者研究」を知りました。それまではただの一度も「べてるの家」なんて聞いたことがない…という人間でしたが、『べてるの家の「当事者研究」』を読み、その「大阪人的な逆転の発想転換」に興味を覚えました。
大阪人は社交として「笑い」を用います。それは大阪が「敗北都市」として実に長い歴史を有するからです。記紀神話の時代からこの土地は連綿と敗北者が連なるまちで、長脛彦、河内王朝、物部氏、聖徳太子、孝徳天皇、菅原道真、楠正成、大坂本願寺、豊臣家、豪商淀屋、大塩平八郎、大村益次郎などなど・・・皆、大阪の地で敗北し、「浪華のことは夢のまた夢」(秀吉の辞世)の生涯を送りました。権力を産みだしますが、短命で、一代限りで潰えるのが大阪という土地の宿命のようです。自然、大阪の人々は「判官贔屓」で、敗北者に優しい。人生の価値を「勝ち負け」に置きません。そういった「勝ち負け」に拘らない「笑い」というものに価値判断基準を置く。「笑い」は権力者を笑いますが、また障害者をも笑い飛ばします。「笑い」は人生の四苦八苦を横滑りさせて、陽転させようとする実に大人のテクニックなのです。そして「この大阪人的逆転の発想転換が当事者研究にもある」というのが、ぼくなりの当事者研究理解でした。
それで大阪人が当事者研究をやると、どうなるのか?そのひとつの答えとして「当事者研究スゴロク」という遊びを考案しました。みんなで自分の「失敗」「苦労」「挫折」を書きこんでスゴロクを作り、一緒に遊んでみようというものです。一種の「人生ゲーム」です。「人生ゲーム」は出世したり、お金持ちになったりと「上っていく生き方」を目指していきますが、それが逆転していて、どんどんと「降りていく生き方ゲーム」になっています。
みんなと共に、一緒に、「降りていく人生」を、遊びましょう。
陸奥 賢(観光家/コモンズ・デザイナー)
イスラム教徒は礼拝の時間がきたら会社だろうが店だろうが雑踏だろうが、どこでも礼拝を始めるわけで、あの宗教的エトス(姿勢)には感動すら覚えます。もちろん「祈祷室」(これ、礼拝室の方が正しい気がするんですが・・・?)を作ることもええんですが、日本人のイスラム理解のためには、まちなかでイスラム教徒の宗教的エトスを見せることも効果的なことちゃうか?という気はします。
ただ、「日本人に宗教的エトスがないか?」というとじつは豊富にあるわけで。われわれは両手をあわせて「いただきます」といって食事を始めますが、一体、誰に向かって発言しているのか?・・・これは「最近どうですか?」「おかげさまです」の「おかげさま」ってのと同じで、「目に見えない存在」(それは影のような存在であり、だから御蔭様)への感謝の念が「いただきます」やら「おかげさま」という言葉の中には含有されている。
キリスト教には「原罪」の思想がありますが、日本人には「原恩」の思想があるとは社会学者の見田宗介氏の説。ところが日本人の宗教的エトス(原恩)は、あまりにも、日常の中に溶け込んでいるので(「七草粥」も「節分」も「雛祭」も完全に単なる日常生活のイベント?のようだと思われていますが、れっきとした宗教的エトス=「原恩」です)わかりにくくなっている。平気で「無宗教」といってしまうような無自覚的な宗教的エトスが、日本人の特徴であり、ある意味、凄さでもあります。聖地メッカ巡礼は500万人ですが、日本人の元旦の寺社仏閣への初詣は9000万人です。
イスラム教徒の「表に出す宗教的エトス」と触れ合うことで、日本人の「裏に隠れてしまっている宗教的エトス」が意識化されたらええなぁと思いますな。