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‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ

住吉大社 御鎮座千八百年記念大祭 幣帛料御下賜 天皇陛下 平成二十三年五月二十三日

2011 年 5 月 12 日 Comments off



2011年5月12日は、摂津一宮・住吉大社が御鎮座1800年という記念すべき日でした。

参拝したら第一本殿前に「住吉大社 御鎮座千八百年記念大祭 幣帛料御下賜 天皇陛下 平成二十三年五月二十三日」の看板がありまして。

なかなか見れないもんですんで、思わず写メール(笑)


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ぼくは、だから、パトリオティズムの錦の旗印を掲げる。

2011 年 5 月 12 日 Comments off

ナショナリズム(愛国主義)がなぜ危険であるか?というと、国家というコミュニティは大抵、軍隊を持っているからです。ただこの1点だけで、愛国主義は、国粋主義は、狂気となりうる。

パトリオティズム(郷土愛)が救われているのは、ふるさとや都市というコミュニティは軍隊をもたないから。戦争という手段をもたないコミュニティであるから、どれだけ声高にパトリオティズムを叫ぼうとも、まぁ、酒場で酔っ払ったオッサンの自慢話みたいなもんで、微笑ましいもんです。

ぼくは、だから、パトリオティズムの錦の旗印を掲げる。安酒に串カツ食べて、さぁ、大いに、郷土を語ろうではないか。


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住吉大社御鎮座1800年記念大祭の日に。反橋。雨も上がって良かったです。

2011 年 5 月 12 日 Comments off
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御鎮座千八百年奉祝行事。さすべえママチャリがええ味だしてますww

2011 年 5 月 12 日 Comments off
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大阪料理とは何か?~割烹、懐石、出汁(だし)文化~

2011 年 5 月 11 日 Comments off

新しくなった大阪駅(大阪ステーションシティ)に大阪が誇る大阪料理の名店「高麗橋吉兆」が入っててちょっと驚きました。「高麗橋吉兆 JR大阪三越伊勢丹店」とか。店名がやたらと長い・・・。
http://osakastationcity.com/restaurant/438.php
http://www.kitcho.com/osaka-hon/eat_open/index.html

日本料理というと「京料理」のイメージがありますが、京都(平安京)は「山背」というように山奥に位置していて海がないので魚を生食することが非常に難しい。京都古来の料理というのは乾き物などを合わせた「煮る食文化」に留まっています。これは古都・奈良も同じくです。また江戸は港町で魚が豊富ですが17世紀以降に出来た新興都市であり、畿内半島から遠く離れていることもあって「煮る食文化」が伝播せずに刺身や江戸前寿司に代表されるような「割く食文化」を形成しました。対して大阪は京都の煮る食文化の影響を受けながら、港町であるという絶好のロケーションにあったので「煮る食文化」+「割く食文化」を見事に融合させて「割烹」という新ジャンルを確立させました。「割烹」という漢字の「割」は割くこと、「烹」は煮ることを意味していて、要するに日本料理というのは「割烹」のことであり、大阪料理のことです。こういうのを大阪弁で「ええとこどり」といいます。

日本料理の一大ジャンルの懐石料理も、茶聖・千利休の茶懐石から派生したものです。千利休も大阪・堺生まれで紛れもなく大阪人(堺人)。利休の懐石は当初は「一汁三菜」という質素な形体から始まりましたが、やがて四季折々の自然や風流を入れ込むという粋な食文化へと発展していきました。舌だけで料理を味わうのではなく、器や杯、掛け軸、普請、庭などと一体化させて、味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚と五感を駆使して食を楽しむ。これほど「贅沢極まりない食文化」というのは日本はおろか世界を探しても稀で、だからでこそ住友や鴻池、加島屋といった名だたる大坂豪商たちが深く懐石料理を愛したわけです。また江戸時代の大阪は「天下の台所」として諸国の特産物の流通センターでした。北国の北海道の昆布と、南国土佐の鰹を掛け合わせて「だし」を取ることを発明したのは大阪の町衆です。これは画期的な発明で、昆布というのは「植物性アミノ酸」、鰹というのは「動物性アミノ酸」で、これを掛け合わせると、なんと「旨み成分」(アミノ酸=味の基です。笑)が約7倍になるんですな。

いま日本料理というと、昆布+カツオの「だし」が基本ベースになってますが、これは、大阪人の発明。「大阪料理とはなにか?」というと、この「だし」の文化で、これはしかし、もはや「日本料理のスタンダード」になってしまっているので、誰も「大阪名物」といわない。しかし、ほんまは、この「だし」こそが「大阪名物」なんです。東京は「ミシュランガイドで世界最高数の星をとった!東京はパリを抜いて世界最大の食の都だ!」なんてことをいってますが、それは大阪の「だし文化」があってこそ、です。日本料理店から昆布とカツオの「だし」を抜いたら、一体、どういうことになるか。考えてみてください。大阪の町衆が発明した「だし文化」こそが、世界最大の食の発明でした。大阪人は、もっと、自分たちの先達が産み出した偉大な食文化を誇りにして宣伝しましょう(笑)


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碁盤目

2011 年 5 月 11 日 Comments off

まちは路地、裏路地、小路、袋小路、細道、曲がり道、くねくね道、抜け道、四辻、六道、坂道、崖地、窪地などで構成されていて、複雑であれば複雑であるほど、面白く、楽しい。

碁盤目のように理路整然と区画整理されたまちなんて、個性もなにもなく、まったく、なんの興味も、魅力もない。


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大阪の町衆が発明した「だし文化」こそが、世界最大の食の発明でした。

2011 年 5 月 11 日 Comments off

東京は「ミシュランガイドで世界最高数の星をとった!東京はパリを抜いて世界最大の食の都だ!」なんてことをいってますが、それは大阪の「だし文化」があってこそ、です。日本料理店から昆布とカツオの「だし」を抜いたら、一体、どういうことになるか。考えてみてください。

大阪の町衆が発明した「だし文化」こそが、世界最大の食の発明でした。大阪人は、もっと、自分たちの、そういう食文化を誇りに思いましょう。


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5月8日は何の日?大阪夏の陣で大坂城が落城した日です。豊臣政権が滅び、淀殿が亡くなりました。

2011 年 5 月 11 日 Comments off

5月8日は何の日?大阪夏の陣で大坂城が落城した日です。豊臣政権が滅び、淀殿が亡くなりました。

画像は淀殿のお墓で、太融寺にあります。命日にお伺いすると白ユリが添えられてました。

じつは燃えさかる大坂城の中で、淀殿は自分の侍従の女性たちに「ここから逃げなさい」といって秘密の抜穴で逃亡させ、命を助けたとか。

以後、彼女たちは淀殿の命日に集まって密かに淀殿の菩提を弔い、それは侍従の子孫にまで受け継がれ、1615年から2011年に至るまで欠かされたことがないんです。

この日もわざわざ淀殿の故郷の小谷から侍従の子孫が来ました。白ユリを供えるのは、淀殿が白ユリを愛でたからとか。

大阪の人も知らない。しかし小谷のまちの方々は忘れていない。こういう物語はまちを歩けばゴロゴロしてます。歴史の教科書には出て来ませんが、すべて本当の話です。


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大阪あそ歩まち遊びプログラム 大阪ものがたりシリーズ②「曽根崎心中」 ~この日こそ、お初・徳兵衛~

2011 年 5 月 10 日 Comments off



大阪あそ歩の毎年春の恒例(?)となりました近松門左衛門の名作『曽根崎心中』をテーマにしたまち遊びプログラムといえば大阪ものがたりシリーズ②「曽根崎心中」 ~この日こそ、お初・徳兵衛~

http://www.osaka-asobo.jp/course72.html
元禄16年(1703年)に、大坂庶民のあいだに「心中もの」の一大ブームを巻き起こしたのが近松門左衛門の名作「曽根崎心中」。その主人公・お初と徳兵衛が、曽根崎の露天神の森で心中を果たしたこの日(旧暦4月7日)に現場となった露天神で2人の冥福を祈ります。コースは「五大力」の浄祐寺から道行の道をたどって、お初天神へ。語り・解説付でお楽しみください。


落語家の笑福亭仁勇さんによる軽妙洒脱な『曽根崎心中』のあらすじ解説と、長唄杵勝会の杵屋勝寿真さんの迫真、名調子!の原文朗読。参加者の皆さんの拍手喝采でプログラムを終えました。この企画は、何度やっても、ほんまにおもろいですねぇ。お初と徳兵衛の心中日に、その現場で『曽根崎心中』を語るんですから、リアリティ、感動が違います。仁勇さん、勝寿真さん、本当に、ありがとうございました!

※画像は仁勇さんの解説光景。露天神社(お初天神。天神さんといえば梅)ということで、衣装も梅色にコーディネイトしてくれました。さすがプロのサービス精神・・・頭が下がります。


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「公共事業か、もしくは減税による需要喚起」

2011 年 5 月 10 日 Comments off

ケインズを読んでいたら彼は「公共事業か、もしくは減税による需要喚起」の必要性をちゃんと述べている。ところが官僚は決して減税手段を取らない。ちゃんとケインズ理論を踏襲すれば国家はそれほど酷いものでもないのかも知れないが、そういう明晰な国家が出てこない。


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