福田定一。 学徒出陣で陸軍に徴兵されて満州へ。訓練だと意味もなく平野を走らされ「こないなもん何の役にも立てへんわ!アホちゃうか!」と大阪弁で大声で喚きながら走ってた。同僚の東北の学徒は無言で黙々と走りながら「大阪の人間は得体が知れない」と戦々恐々としていた。 これが後の司馬遼太郎。