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2013 年 5 月 8 日 のアーカイブ

つくりつづけた10年

2013 年 5 月 8 日 Comments off

ぼくは狂言回しで全体の司会進行をやる予定です。じつはバブル崩壊以降の「失われた10年」(1992~2002)のショックを経てから、いろんな現場で可能性への模索や挑戦が始まり、「つくりつづけた10年」(2003~2013)ではなかったか?と思っています。そう。わかりやすく、目に見えるものとして顕在化はしていませんが、目に見えないものを作り続けた10年。少なくとも大阪のアートシーンからは素晴らしい人材が次から次へと誕生していて、まさしく「萌芽の時代」であったと確信しています。そのへんの振り返りと今後の展望を。東京は1を7や10にする都市ですが、大阪は「0から1を生み出す都市」です。みなさん、ぜひとも、この大阪的ヒューマンウェアに着目を。

■6/8(土)14時より江之子島文化芸術創造センターにて「地域を変えるソフトパワー~失われた10年と、つくりつづけた10年~」トークセッション
http://www.facebook.com/events/240450086098301/

■企画概要
『地域を変えるソフトパワー』(著:藤浩志/AAFネットワーク)の刊行をきっかけに、大阪で活動するアートプロジェクトメンバーが集まり、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の立ち上げ人である加藤種男氏を囲みます。この10年の日本のできごとを並べながら、大阪ではどんなことが起こってきたのか、みつめてみましょう。地域のささやかな活動は、まるで大きな波紋の端っこのようです。でも端っこから世界を揺さぶってきた、とも言えましょう。大阪ではこの春、アーツカウンシルがはじまります。自分のいまいる場所で、これからどんなことができるだろうか、いろんな人たちと話をしたいと思います。

■開催日時:2013年6月8日(土)14:00~16:30
■開催場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
(大阪市西区江之子島2-1-34)
■参加料金:500円
※『地域を変えるソフトパワー』(定価1890円)をまだお持ちでないかたは、ぜひ会場でお買いもとめください。
http://www.asahi-artfes.net/10thbook/
■定員:50名
■主催:AAF大阪勝手連(映像発信てれれ、NPO輪音プロジェクト、NPO法人ココルーム、大阪七墓巡り復活プロジェクト実行委員会、應典院寺町倶楽部ほか)
■トークゲスト:加藤種男氏
1990年以来 、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルの立ち上げなど、同社の文化活動を推進。2002年よりアサヒビール芸術文化財団事務局長。企業のメセナ活動の旗振り役として、社団法人企業メセナ協議会理事研究部会長をつとめ、「ニュー・コンパクト」のとりまとめをはじめ、地域振興のための文化政策を提言。アートNPOリンク理事、日本NPO評議員などをつとめ、アートNPOの活動を支援。横浜市を中心に創造都市の推進に携わる。東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、文化審議会政策部会委員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを兼務。著書に『社会とアートのえんむすび―つなぎ手たちの実践』(共著)ほか。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。


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全日本仏教青年会 全国大会in大阪2013

2013 年 5 月 8 日 Comments off

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本日は南御堂のこちらのイベントにいっておりました。釈さんのコーディネイトで、中沢新一さんと玄侑さんがゲスト。

中沢新一さん
「東京のあと大阪アースダイバーをやって、なぜ京都をやらないのか?とよくいわれる。理由の第一は京都は新しいから。また盆地で海民がいないからおもしろくない。いまは九州アースダイバーをやっている。博多なんかはまるで大阪と一緒」「釈迦の説いた仏教ですら普遍性はなく、あの時代の、あの社会状況の中にあったからでこそ適応する仏教」「船場商人は手形を発明し、信用で商売をした。現金がきらいだったのではないか?」(←個人的にはこの中沢さんの指摘は色々と考えさせられました)

玄侑さん
「中尊寺の象牙はアフリカ象。単純に京都(陸路)から平等院的な浄土思想がやってきたのではなく、世界的な海のネットワークによって浄土思想が伝播してきている」「古事記・日本書紀を読んでいると、古代の神々は一人神であったのに、突如、二人神に変わっていく。これは道教伝播の影響」

釈さん
「いろんな国の仏教徒と話をして感じるのは、じつはどこにも純粋な仏教なんてのはないということ。必ず地域性や時代性を帯びている」「生産性はないが、いまの若者は小さいコミュニティを作るのが非常に上手い。上の世代は誰もそのことを評価しないので、いま、あえて、積極的に評価しようとしている」

他にもいろいろとナナメな発言があったんですが内緒ですww いやぁ、おもしろかった!!


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■5/10(金)19時半より喫茶EARTHで「まつこのへや 第27回 さすらいの荒野マキ(マキクニヒコ)&24時間年中無休まわしよみ芸人(むつさとし)の思い出音楽ショー」開催!

2013 年 5 月 8 日 Comments off

じつは「まわしよみ教科書」とか「おかいこさまカフェ」とかやっていて、ふと、この荊の道(?)の遥か彼方を見ると、こんなとこに誰もいないか?と思いきや、全力疾走し続けているマキクニヒコの背中が見えた・・・というのが今回の企画の思いつきですww マキさんはマヂでスゴイんです。なにがスゴイって、とにかくマキさんは実践者であること。思いついたら、とりあえず、やっちゃう(やってしまう)。「編集」とか「ブリコラージュ」とか「批評」とか、そういうクレバーな話ではなくて「一周回って、そこですか!?」っていうところにマキさんは常にいる。見る人が見ると遅れてるように見えるんですが、じつは一周か二周、下手すると三周ほど世の中より早い。断然早い。だから誰もわからない。しかし、こういうひとが、もっと世の中にいっぱい現れたら、なんて世界はおもろいんだろうと本気で思う(若干困るけど)。マキさんはそういうひとです。「売れない旅芸人」の先輩としてのマキさんリスペクト企画。笑えます。ご興味ある方はぜひとも!ロックしようぜ!イカ焼きもついてます!

■5/10(金)19時半より喫茶EARTHで「まつこのへや 第27回 さすらいの荒野マキ(マキクニヒコ)&24時間年中無休まわしよみ芸人(むつさとし)の思い出音楽ショー」開催!
http://www.facebook.com/events/474133805988026

「忠臣蔵」の都市に生まれ、「狛犬」をこよなく愛すマキクニヒコと、「七墓巡り」の都市に生まれ、「おかいこさま」をこよなく愛すプロデューサーむつさとしが自分のルーツを「思い出の音楽」(忘れられない、あの曲、その曲をかけながら涙ながらに語る!)とともに語ります!

「コマイナーズ」「若者就労支援イカ焼き屋」「ニート引っ越しセンター」「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」「おかいこさまカフェ」など、数々の名(迷?)プロジェクトを実施、運営している2人ならではのトーク音楽ショーを斯う、ご期待ください!絶品の「イカ焼き」もついてきます!

■集合日時:5/10(金)19時半~
■集合場所:喫茶EARTH(西成区太子1-3-26)

http://www.facebook.com/pages/EARTH/411417968913437

■参加費:1000円(お茶+イカ焼き付き!)
■定員:15名


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南御堂

2013 年 5 月 8 日 Comments off

本日は南御堂のこちらのイベントにいっておりました。釈さんのコーディネイトで、中沢新一さんと玄侑さんがゲスト。

中沢新一さん
「東京のあと大阪アースダイバーをやって、なぜ京都をやらないのか?とよくいわれる。理由の第一は京都は新しいから。また盆地で海民がいないからおもしろくない。いまは九州アースダイバーをやっている。博多なんかはまるで大阪と一緒」
「釈迦の説いた仏教ですら普遍性はなく、あの時代の、あの社会状況の中にあったからでこそ適応する仏教」
「船場商人は手形を発明し、信用で商売をした。現金がきらいだったのではないか?」(←個人的にはこの中沢さんの指摘は色々と考えさせられました)

玄侑さん
「中尊寺の象牙はアフリカ象。単純に京都(陸路)から平等院的な浄土思想がやってきたのではなく、世界的な海のネットワークによって浄土思想が伝播してきている」
「古事記・日本書紀を読んでいると、古代の神々は一人神であったのに、突如、二人神に変わっていく。これは道教伝播の影響」

釈さん
「いろんな国の仏教徒と話をして感じるのは、じつはどこにも純粋な仏教なんてのはないということ。必ず地域性や時代性を帯びている」
「生産性はないが、いまの若者は小さいコミュニティを作るのが非常に上手い。上の世代は誰もそのことを評価しないので、いま、あえて、積極的に評価しようとしている」

他にもいろいろとナナメな発言があったんですが内緒ですww いやぁ、おもしろかった!!


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■6/8(土)14時より江之子島文化芸術創造センターにて「地域を変えるソフトパワー~失われた10年と、つくりつづけた10年~」トークセッション http://www.facebook.com/events/240450086098301/

2013 年 5 月 8 日 Comments off

ぼくは狂言回しで全体の司会進行をやる予定です。じつはバブル崩壊以降の「失われた10年」(1992~2002)のショックを経てから、いろんな現場で可能性への模索や挑戦が始まり、「つくりつづけた10年」(2003~2013)ではなかったか?と思っています。そう。わかりやすく、目に見えるものとして顕在化はしていませんが、目に見えないものを作り続けた10年。少なくとも大阪のアートシーンからは素晴らしい人材が次から次へと誕生していて、まさしく「萌芽の時代」であったと確信しています。そのへんの振り返りと今後の展望を。東京は1を7や10にする都市ですが、大阪は「0から1を生み出す都市」です。みなさん、ぜひとも、この大阪的ヒューマンウェアに着目を。

■6/8(土)14時より江之子島文化芸術創造センターにて「地域を変えるソフトパワー~失われた10年と、つくりつづけた10年~」トークセッション

http://www.facebook.com/events/240450086098301/

■企画概要
『地域を変えるソフトパワー』(著:藤浩志/AAFネットワーク)の刊行をきっかけに、大阪で活動するアートプロジェクトメンバーが集まり、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の立ち上げ人である加藤種男氏を囲みます。この10年の日本のできごとを並べながら、大阪ではどんなことが起こってきたのか、みつめてみましょう。地域のささやかな活動は、まるで大きな波紋の端っこのようです。でも端っこから世界を揺さぶってきた、とも言えましょう。大阪ではこの春、アーツカウンシルがはじまります。自分のいまいる場所で、これからどんなことができるだろうか、いろんな人たちと話をしたいと思います。

■開催日時:2013年6月8日(土)14:00~16:30
■開催場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
(大阪市西区江之子島2-1-34)

http://www.enokojima-art.jp/

■参加料金:500円
※『地域を変えるソフトパワー』(定価1890円)をまだお持ちでないかたは、ぜひ会場でお買いもとめください。

http://www.asahi-artfes.net/10thbook/

■定員:50名
■主催:AAF大阪勝手連(映像発信てれれ、NPO輪音プロジェクト、NPO法人ココルーム、大阪七墓巡り復活プロジェクト実行委員会、應典院寺町倶楽部ほか)

■トークゲスト:加藤種男氏
1990年以来 、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルの立ち上げなど、同社の文化活動を推進。2002年よりアサヒビール芸術文化財団事務局長。企業のメセナ活動の旗振り役として、社団法人企業メセナ協議会理事研究部会長をつとめ、「ニュー・コンパクト」のとりまとめをはじめ、地域振興のための文化政策を提言。アートNPOリンク理事、日本NPO評議員などをつとめ、アートNPOの活動を支援。横浜市を中心に創造都市の推進に携わる。東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、文化審議会政策部会委員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを兼務。著書に『社会とアートのえんむすび―つなぎ手たちの実践』(共著)ほか。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。


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