ホーム > 雑感 > 8/13から15は例年通り「大阪七墓巡り」ですが、10/30(日)に泥沼コミュニティさんからのご依頼で神奈川境川流域で岸井さんと「境川七鯖巡り」をやりますww

8/13から15は例年通り「大阪七墓巡り」ですが、10/30(日)に泥沼コミュニティさんからのご依頼で神奈川境川流域で岸井さんと「境川七鯖巡り」をやりますww

2016 年 8 月 8 日

8/13から15は例年通り「大阪七墓巡り」ですが、10/30(日)に泥沼コミュニティさんからのご依頼で神奈川境川流域で岸井さんと「境川七鯖巡り」をやりますww

「七鯖巡り」いうんが境川で流行ったらしいんですな。鯖は唯一、仏前に供えられる生魚(奈良の大仏建立時の伝説が有名)で、しかし、腐るのが早い。いちばん仏前に供えようと思うと難儀な魚で、だから、それを供えることで「それだけ仏さんを祀ってるんですよ」という証左としたのかも知れない。

七鯖を祀る神社はなぜか源氏系統が御祭神で、徳川家康の先祖・徳阿弥なんかも近くの藤沢で阿弥衆をやっていた。鯖と源氏のつながりは左馬助(源義朝)説。ぼくはしかし鯖が腐る魚で、武士(左馬助)が腐るは「首実験」を思い出してしまって、妄想炸裂。

左馬助(義朝)の息子が頼朝、義経で、義経は奥州で討たれて首実験せなあかんのに、やたらと日数(43日間)をかけたというのもこれまた有名な話(腐りすぎて誰の首かわからなかった?ここから義経生存説も産まれてくる)で…と思っていたら、境川流域の藤沢こそが、じつは義経の首実験が行われた場所で「伝義経首洗いの井戸」みたいなのもあるんですな。現地歩いて、まさかの発見で「嗚呼!」と嘆息して天を仰いだわけです。

前回の滞在は半日ぐらいで、七鯖の謎の入口には立ったような気がしてますが、実際に歩いたら、またなにかいろいろ掴めるかも知れない。というわけで、10/30、七鯖巡りです。ぜひぜひ!^ ^

——————————————-

■10月30日(日)10時 相模鉄道本線「瀬谷駅」改札集合(17時解散予定。途中参加・離脱歓迎)
■主催:泥沼コミュニティ
■ゲスト:陸奥賢(死生観光家/大阪七墓巡り復活プロジェクト)
岸井大輔(劇作家/境川を歩くプロジェクト)

全国でも神奈川県境川中流域にのみある「鯖神社」。十数のサバ神社がなぜあるのかについて、柳田国男はじめさまざまな人がさまざまな考察をしてきましたが、いまだにナゾが多い。しかも、江戸時代には七鯖巡りなる鯖神社巡りの観光コースがあったらしいのです。そこで、大阪から、観光家で大阪七墓巡り復活プロジェクトの発起人である陸奥賢さんにきていただき、鯖神社巡りをします。ひなびた神社を7つ回る秋の日の散歩を楽しむもよし、歴史ミステリーに思いをはせるもよし。

■参加費:1000円 予約方法は後日発表、定員15名です。


カテゴリー: 雑感 タグ: