ホーム > 雑感 > いよいよ「應典院コモンズフェスタ2017」です!

いよいよ「應典院コモンズフェスタ2017」です!

2016 年 11 月 25 日

いよいよ「應典院コモンズフェスタ2017」です!

http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?cat_id=85

コモンズフェスタに携わったことで、ぼくは、近代で失われてしまったコモンズをどういう風に復権、再構築すればいいか?と真剣に考えるようになったんですな。その結果、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロク…といった一連の「コモンズ・デザイン・プロジェクト」が誕生した。これはぼくをコモンズフェスタの企画委員に呼んでくれた秋田 光彦住職、山口 洋典さんのおかげです。ぼくの人生を変えた。感謝してもしきれません。ほんまにありがとうございますm(_ _)m

それで今年のコモンズフェスタも「24時間トークイベント 如是我聞」からスタートします。毎度お馴染み狂い咲きサンダーロード企画で、劇作家の岸井さんとぼくがホスト。「24時間イベント」は、ぼちぼち世間でもふえてきてますが、うちは5年目でパイオニアではないかとw

また、他の24時間イベントはホストが入れ替わり立ち替わりで、イベント挟んだり、休憩したり、あいだで寝たりしてますが、如是我聞のホスト2人は不眠不休でただひたすら愚直なまでにトーク一本槍ww 苦行のように言葉を無数に積み重ねていきます。やがて無意識に予言的な言葉が出てきて「はっ!?」とする(大抵、そのときはわかりません。半年後にいきなり、その言葉の意味深さに愕然としたりします)という思考実験的なプロジェクトです。

ロジック(論理)で場が進むんやないですな。24時間もあると、入れ替わり立ち替わり、いろんな人がくると、話のロジックは自然と中断し、断片化し、いろんな話のパーツが散りばめられていく(岸井さんはそれをなんとか回収しようとして、まあ、見事ですw 岸井さんの回収芸の本領発揮。それでも断片はどうしても産まれてきますが…)

ロジックの「断片」とか「破れ目」とか「切れ端」のようなものがあっちこっちにあると、それがいつのまにか、勝手に一人歩きを始めて(眠たいし、意味ワカランし、朦朧としてくるし、そういう意識レベルにどうしてもなるんですw)、ミクスチャーされ、逢着され、アナグラムされ、直観され、スパーク!して「思わぬもの」になるんですな。集合知ともいえるし、スピノザが提唱したマルチチュードのような瞬間が訪れる。自分の言葉や思想や声が、自分ではない何者かの言葉や思想や声になり、自分に語りかけてくる…。如是我聞の面白さは、たぶん、ココです。

参加者は別に途中入退場可能の出入り自由なんで、ちょっとでも顔を出してください。ゲストは革命家の外山恒一さんです!m(_ _)m 革命と演劇という人類史的命題に観光(ぼく、いちばん日和ってますなww)がウロウロします。
逍遥こそが観光の華。


カテゴリー: 雑感 タグ: