小倉の女流俳人といえば杉田久女。 「花衣 ぬぐや纏わる 紐いろいろ」 「足袋つぐや ノラともならず 教師妻」 句集への序文が欲しいと、6年間で230通も師匠の高浜虚子に手紙を書いた。返事はなし。結局、破門。虚子も怖かったでしょうな。 「虚子ぎらひ かな女嫌ひの ひとへ帯」