御土居を歩く。その五。
【愛知県】5/23に名古屋の西念寺さんで当事者研究スゴロクをやります!^ ^ ぜひともご参加してください〜!m(_ _)m
当事者研究スゴロクは、應典院の「仏教と当事者研究」という取り組みから産まれてきました。仏教は、ある意味で、降りていく生き方の実践やないか?と思ってます。
人間は、みんな、だれもかれもが障害当事者。その障害性を越えたり、無くしたりするのではなくて、陽転させる。「治す」のではなくて「活かす」。ぜひともお楽しみください!m(_ _)m
※ちなみに西念寺住職の岡林くんは、ぼくの中学校時代の同級生です。彼は、軽く、天才でした。こういう形での再会はほんま嬉しい^ ^
【埼玉県】ものつくり大学の日常意匠研究室にてまわしよみ新聞が実施されました!^^ 土居先生、ありがとうございます~!m(_ _)m
まわしよみ新聞は記事をモチーフにいろんな話が展開されますが、最後は「ものづくり」という非言語コミュニケーションで〆ます。技術系、工学系の大学でも、ぜひともまわしよみ新聞を!w
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本日は、研究室メンバである4年生がアシスタントになって、2年生クラスに対し、まわしよみ新聞を作成するワークショップを実施しました。ちょっとしたお菓子を用意したり、机の組み方を工夫したり、いつもと違う教室の様子に、2年生たちは最初むしろ怪訝な顔すらしてました。でもリラックスした雰囲気の中で徐々に盛り上がり、個性を出し合った新聞が発行されました。
瓜破天神社。
瓜は大陸由来。90パーセントが水分。水筒がわり。シルクロードでは駱駝に沢山、瓜をぶら下げて砂漠を渡った。喉が乾けば、瓜を割って、中の水分を飲んだ。瓜の中には、だから、水神が宿る。水神は蛇神であり、龍神でもある。雨を齎すから天神でもある。
日本で龍神といえば八岐大蛇。それを退治した素戔嗚は、八岐大蛇以上の天神でもある。瓜破天神社の御祭神が素戔嗚なのは、そうした由縁。道昭が瓜を破って天神が現れた云々は、これらの「瓜信仰」が下地にある。
天神は、のちに菅原道真公の怨霊信仰(菅公の怨霊は暴風雨や雷で宮中や藤原家を襲った)とも習合する。素戔嗚と菅公の結びつき。両者はともに敗北者、流れ者で、マレビトでもある。
妙なのが平維盛。瓜破界隈にいた湯浅某がお世話になったから平家滅亡を儚んで祀ったという。瓜破の謎。大阪で平家系の神社はちと珍しい。