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父の遺品整理で戸籍が見つかって、曽祖父・陸奥利宗の謎すぎる経歴(高知→鹿児島→東京→函館→東京→宇治山田)から「もしかして官僚でもやっていたか?」と予測したのですが、当たりました。

2021 年 12 月 13 日

父の遺品整理で戸籍が見つかって、曽祖父・陸奥利宗の謎すぎる経歴(高知→鹿児島→東京→函館→東京→宇治山田)から「もしかして官僚でもやっていたか?」と予測したのですが、当たりました。

国立国会図書館デジタル・アーカイブで戦前の官僚の『職員録』を調べてみたら、利宗は宇治山田市で書記、主事をやっていたということがわかりました。

大正7年(1918)に三重県の名簿に書記として登場し、翌年の大正8年(1919)にはもう主事に。大正11年(1921)には主事トップになってますが、そこからずっと主事の筆頭を務め、昭和2年(1927)を最後に、翌年から名簿に名前がありません。

東京から一般の人が宇治山田にやってきて、いきなり書記になるとか、そんなことは、なかなかありえないでしょう。キャリア官僚というか、そういう類の人間なんでしょうな。

昭和3年頃には宇治山田市役所を辞めたと思われますが、まだ利宗は48歳で、引退するには少し早い。何か違う仕事についたのかも知れません。代議士のようなことをしていたとか、赤福を助けたとか、ほんまか?というような伝聞だけが伝わってます。

宇治山田の図書館にいけば、なにかわかるかも知れない。行かなあかんなあ。


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