大阪成蹊大学の特別課外授業。應典院の紹介と直観讀みブックマーカーと千日前まち歩きでした。詰め込みすぎw
dracom祭典『空腹者の弁』観劇。
ウィングフィールドに劇場オーナーの福本さんは住んでいた。「劇場」は、かつて「家」だった。
…という衝撃の事実を間取りと即席のセットで復活させる。すると、どうなるか?もう、ビックリするぐらい、家。正確には、家の亡霊のようなものが立ち上がってくる。
和室は和室に。キッチンはキッチンに。廊下は廊下に。リビングはリビングに。トイレはトイレに。まさか劇場に、そんな生活の、人生の、リアルな物語があったなんて。
かつて、ぼくがウィングフィールドで観劇した席がキッチンであったということを知った時の衝撃。キッチンでよかった。これが、もし、トイレだったら、もう、ぼくは立ち直れない。あの涙を、笑いを、感動を返せ。叫ぶしかない。吼えるしかないではないか。
いや、これから、もう、ウィングフィールドに入って、ぼくはどの席に座っても、この間取りを知ってしまった以上、劇場だと思えない。ここは、福本さんの家だ。ここは風呂場だ。そこは廊下だ。あそこはトイレだ。どうしてくれるんだ?泣けない。笑えない。感動できない。
しかし、よくよく考えれば、なによりも、恐ろしいのは、「家」を「劇場」にしてしまったという福本さんの狂気。劇場にリアルな、ホンモノの、人生の場が展開されることは、まま、あります。優れた演劇作品とはそういったもの。ところが、リアルな、ホンモノの、人生の場を、劇場にしてしまうのは、そう多くはないはず。
福本さんの演劇(ウィングフィールドで上演した数多くの劇団)への愛の深さに打ち震えましたな。そして、その愛に答えようと奮闘するdracomの劇場(ウィングフィールド)への愛にも。
『空腹者の弁』。参りました。素晴らしい。快作。
いよいよ御土居歩き。
「御土居ファースト」
「御土居を取り戻す!」
「御土居がある日本に産まれてよかった」
…が合言葉の共謀的で狂暴的で凶暴的な政治結社集会というウワサが流れているそうですがフェイクニュースです。
【神奈川県】東海大学にてまわしよみ新聞!東京新聞の鈴木さんと野呂さんの進行でした。ありがとうございます〜!^ ^
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東海大学のジャーナリズムプロジェクト、JPOT。新入生6人を迎えて本日、まわしよみ新聞に取り組みました。3つの編集局で、ユニークな新聞が完成。
2008年ぐらいから本格的に大阪でまち歩き(コミュニティ・ツーリズム)をやりはじめて「大阪は素晴らしい!大阪最高!大阪万歳!」と言い続けてきたわけですが、その世界観の狭さが、ちと気持ち悪いよな…という感覚がでてきたので、ぼくは2011年頃から(東日本大震災の影響もありますが)コモンズ・デザインをはじめたわけで。これは「他者への贈与」であるし「越境への社会実験」です。
「他者」は難しいこというてもやってくれません。オモロイことせな注目されへん。だからコモンズ・デザインはどうしても「遊びの仕組み」「遊びの仕掛け」になる。そうやないと伝播していけへん。その遊びの奥には、裏には、ぼくの哲学や思想やメッセージのようなものが込められてますが。
ありがたいことにまわしよみ新聞などは北海道から沖縄、海外にまで展開していってる。直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクも、いろんなところでやられるようになってきている。コミュニティを軽々と超越していってる。哀しいことにオープンソースなので金にはなりませんがw しかし、そこで出会った人たちが、ぼくの人生をどれだけ豊かにしてくれたことか。出会いは、ご縁は、ますます増えていく。広がっていく。どれだけ感謝しても、しきれません。
…というわけで、ゴリゴリのコミュニティ史上主義者とは、ぼくは、どうも仲良うなれまへん。もうちょい視野を高う、広うしたほうがええ思いまっせ。
【学研】『学研・進学情報』、AmazonにてKindle版がでました!まわしよみ新聞の特集・インタビューが掲載されてます。108円とか。安いw
ご興味ある方はぜひともご購入ください〜m(_ _)m
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■学研進学情報編集部『学研・進学情報 2017年6月号』
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①哲学の面から教育のあり方を提示する熊本大学・苫野一徳准教授のインタビュー、②AI時代における進路指導、③教養を重視する東京工業大学の教育、④偶然の出会いから自分を再発見する「メディア遊び」など、最新の教育情報をコンパクトにまとめて提供します。