御土居歩き。第2回目は7/2です^ ^ ぜひともご参加してください〜!m(_ _)m
【神奈川県】東海大学にてまわしよみ新聞!東京新聞の鈴木さんと野呂さんの進行でした。ありがとうございます〜!^ ^
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東海大学のジャーナリズムプロジェクト、JPOT。新入生6人を迎えて本日、まわしよみ新聞に取り組みました。3つの編集局で、ユニークな新聞が完成。
2008年ぐらいから本格的に大阪でまち歩き(コミュニティ・ツーリズム)をやりはじめて「大阪は素晴らしい!大阪最高!大阪万歳!」と言い続けてきたわけですが、その世界観の狭さが、ちと気持ち悪いよな…という感覚がでてきたので、ぼくは2011年頃から(東日本大震災の影響もありますが)コモンズ・デザインをはじめたわけで。これは「他者への贈与」であるし「越境への社会実験」です。
「他者」は難しいこというてもやってくれません。オモロイことせな注目されへん。だからコモンズ・デザインはどうしても「遊びの仕組み」「遊びの仕掛け」になる。そうやないと伝播していけへん。その遊びの奥には、裏には、ぼくの哲学や思想やメッセージのようなものが込められてますが。
ありがたいことにまわしよみ新聞などは北海道から沖縄、海外にまで展開していってる。直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクも、いろんなところでやられるようになってきている。コミュニティを軽々と超越していってる。哀しいことにオープンソースなので金にはなりませんがw しかし、そこで出会った人たちが、ぼくの人生をどれだけ豊かにしてくれたことか。出会いは、ご縁は、ますます増えていく。広がっていく。どれだけ感謝しても、しきれません。
…というわけで、ゴリゴリのコミュニティ史上主義者とは、ぼくは、どうも仲良うなれまへん。もうちょい視野を高う、広うしたほうがええ思いまっせ。
【学研】『学研・進学情報』、AmazonにてKindle版がでました!まわしよみ新聞の特集・インタビューが掲載されてます。108円とか。安いw
ご興味ある方はぜひともご購入ください〜m(_ _)m
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■学研進学情報編集部『学研・進学情報 2017年6月号』
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①哲学の面から教育のあり方を提示する熊本大学・苫野一徳准教授のインタビュー、②AI時代における進路指導、③教養を重視する東京工業大学の教育、④偶然の出会いから自分を再発見する「メディア遊び」など、最新の教育情報をコンパクトにまとめて提供します。
お寺ポータルサイト「まいてら」さんからのご依頼で、大阪七墓巡りのコラムを書くことになりました。記念すべき第1回目。
コラム、連載物で、いつ終わるか、まったくわかりませんww いま、ぼちぼち、時間を見つけては書いてるんですが、すでに3万文字を超えても、まだ終わりがまったく見えない…。
できれば、コミュニティ・ツーリズムから大阪七墓巡りを経て、コモンズ・デザインに至る、その一連のプロセスまでを書きたい。それはぼく自身にとっての死生観の変遷でもあるからです。まあ、でも、どうなるかな?結構、逍遥しながら書いてるというか、後先考えずに、思いつくままに書いてます。
ちゃんとゴールできるか!?w まあ、気長に、お楽しみくださいm(_ _)m
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【100%未来のできごと】
連載「100%未来のできごと」、今回からコモンデザイナー/観光家の陸奥賢さんによる寄稿シリーズがはじまります。陸奥さんは、大阪を縦横無尽に歩くまちあるきを無数にプロデュースしてきた人。そのなかでもひと際異彩を放つのが「大阪七墓巡り」という、お墓を巡るまちあるきです。
「大阪七墓巡り」を中心に、死者と生者が出逢う観光について、陸奥さんに語りおろしていただきました。大阪ゆえ、こってりこゆいめですが、どうぞご一読ください!
http://mytera.jp/paper/mutsu01/
『まわしよみ新聞のすゝめ』のご感想^ ^ ありがとうございます〜w
まわしよみ新聞について賞賛のコラムもあれば、批判的なコラムもあるし、それなりに誠実な本やと思いますが、まあ、売れてませんなw
Amazonでは中古9800円とプレミアになってるんですが…ww
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先日体験した「まわしよみ新聞」が面白かったので、『まわし読み新聞のすすめ』という本を購入ました。
ガイドブックかと思いきや、陸奥賢さん(発案者)と釈徹宗先生との対談や、各界の著名人からの寄稿も数多くてちょっとした哲学書のような内容。いやー、読み応えあります、これ。
御土居は現在では11箇所ぐらい視認できますが、大部分はわからない。この「見えたり、見えなかったり」というチラリズムが御土居の魅力ですw
平安京は中国の都市構造、都市計画をそのまま模倣したので、日本の風土とまったく合ってなかった。あっというまに右京エリアが寂れてしまって、狐狸盗賊強盗妖怪魑魅魍魎が棲むようになるのも、その概念優先の官僚仕事やったから。
その大陸式の都市のグランドデザインを変革して、日本式の都市のグランドデザインにしたのが秀吉であり、御土居はその象徴。御土居を歩くと、秀吉の都市計画の天才性に気づきます。秀吉は墨俣の一夜城伝説なんかもありますが、ほんまに地形やら風土を読み込むのが上手い。
例えば信長は全滅戦争を仕掛けていきましたが、秀吉は水攻め(兵糧攻め)で次々と城を落としていく。川の水を堰き止めたり、堤防を破壊したりして、どんな名城も水浸しにして物資の供給をシャットダウンする。
これ、言うは易しですが、なかなかできん戦法でっせ。よっぽど土木に強く、地理を掌握さなできん。城攻めの天才は、また城守りの天才でもある。都市(城下町)というものを熟知している。現在の大阪や京都は、秀吉のグランドデザインをほぼ踏襲してます。歩くたびに見事と唸る。日本最大の都市計画者は、間違いなく秀吉です。
御土居ツアーは都市とはなにか?を教えてくれるし、また人間(都市の辺境に住んだ人々)とはなにか?を教えてくれます。体感する。全4回。できれば全部来て欲しいですがw まあ、1回でも構いません。ぜひともご参加ください!m(_ _)m
合言葉は
「御土居ファースト」
「御土居を取り戻す!」
「御土居がある日本に産まれてよかった」
ですww
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2016年より好評を博している「魔女と死生観光家の京都探訪」シリーズ、第3弾企画です!
3回目となる今回からは、「ブラタモリ」などで広く知られるようになった、京都の【御土居(おどい)】を歩きます。また、副題を「魔女と死生観光家の創造観光」とし、陸奥賢の水先案内に合わせて、プログラム・ディレクターの汐月陽子によるまち歩き文学作品の上演をおこないます。
豊臣秀吉によって作られ、京都の「洛中」と「洛外」を視覚的にも分断した巨大な土塁【御土居】。今回は御土居の北東〜北部側、出町柳から千本北大路までを歩きます。
「死生観光家」陸奥賢のナビゲーションに、「三都の魔女」こと汐月陽子の作品が添えられ、近代によって隠蔽されてしまった【辺境】や【アジール】が浮かび上がるのをご覧いただけることでしょう。
創造と想像を刺激する、これまでにない観光の体験を、あなたに。終了時間は18時頃を予定しています。
※終了後は懇親会を行います。参加は任意、参加費は別途となります。
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■集合日時:2017年6月10日(土)10:00
■集合場所:叡山電車「出町柳」駅 改札前
■定員:20名
■参加費+作品鑑賞代:3,000円
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【主催紹介】
□ナビゲーター:陸奥賢(むつ・さとし)
観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。1978年大阪生まれ。2008年10月から2013年1月まで大阪あそ歩(観光庁長官表彰受賞)プロデューサーとして活動。現在は大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクなどを主宰。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。
□プログラム・ディレクター兼参加アーティスト:汐月陽子(しおつき・ようこ)
人呼んで「三都の魔女」。東京生まれ東京育ちながら、学生時代より大阪の貧困地域におけるフィールドワークなどに積極的に参加、当事者性と表現に関わる活動に従事。京都移住を経て現在は大阪市民。33歳独身。