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2009 年 5 月 20 日 のアーカイブ

堺文化財特別公開「堺と天下人の物語~信長・秀吉・家康~」

2009 年 5 月 20 日 Comments off

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http://www.sakai-tcb.or.jp/info/index.php?id=109

取材いきます。

堺観光コンベンション協会さんの話では、堺の観光客数は急速に伸びているそうで、僕自身もNPOや町内会といった草の根の市民レベルで観光に対する意識が高まっているのを感じています。80万都市の堺と260万都市の大阪では、やはり人口が少ない分、堺のほうが市民の盛り上がり方、動きがスピーディなイメージがあります。

都市自治において人口規模は非常に重要な因子で、「まちづくりがしやすい都市スケール」があります。都市計画の専門家の話では、「中核市」レベル・・・つまり大体、30~40万都市が理想的な都市人口の規模とか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%A0%B8%E5%B8%82

また大学、博物館、ミュージアム、市民ホールといった文化施設を招致、維持しようとすれば中核市ほどの都市スケールが必要不可欠なんやそうで、しかし日本の全市町村の平均人口は8万人以下になるそうです。この人口単位だと、市民に対しても満足な行政サービスが確保できません。だから国や都道府県の助成金で補う必要があるわけで、政府は「平成大合併」でそういう都市規模の格差を解消しようとしたわけですが、8万人以上の大きい都市同士が結びついたりして、あまり意味がなかったようです。むしろ今になって思うのは、平成大合併には「大都市を分割する」という発想が同時に必要やったのでは?と思ってます。中央を解体する動きと、地方を連結させる動きを同時進行しないと、都市の格差は平均化しませんから。

そういえば今年の2月に長崎市(中核市・40万都市)にいきましたが、長崎の先進的な都市観光の実態を観察して「都市のスケールは大切やな」としみじみ感じました。ちなみに江戸時代の大坂も30万~40万都市で、「天下の台所」と呼ばれて、大坂がもっとも繁栄、充実した時代の都市人口がその規模であったことは、ぼくはきちんと再検証する必要があると思っています。


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