アーカイブ

2013 年 5 月 のアーカイブ

「さすらいの荒野マキクニヒコ」と「年中無休まわしよみ芸人むつさとし」による「まつこのへや」

2013 年 5 月 11 日 Comments off

468135_492808634123636_57183495_o

昨日は釜ヶ崎の伝説カフェ「EARTH」にて「さすらいの荒野マキクニヒコ」と「年中無休まわしよみ芸人むつさとし」による「まつこのへや」でした。お互い、思い出の音楽を10曲ほど選んでそれを紹介するわけですが、ほとんどの曲に思い出の女の話が付随するという破廉恥極まりないセンチメンタル・ジャニーな音楽ショーでした。

やってみてわかったのは、基本的にマキさんもぼくも「Anarchy In The UK」ノリで「とりあえずやってまえ!系」な男ということ。それがいろんなプロジェクトを生み出す源泉になっていること。しかし、そういうことを何度も繰り返している人生であるがゆえに、それなりに経験やタクティクスも蓄積され、じつはプロジェクトも非常にコンセプチュアルに組み立てられていること。ただ、それぞれ扱っているサブジェクトがちがうんですな。ぼくは近代文明とか国民国家とかマクロな事象をどう捉えるか?ということで「おかいこさまカフェ」を開いて、おかいこさまを煮沸昇天して糸をとる儀式をするわけで、マキさんは、いま目の前にいる困っているニートたちというミクロな事象をどうしようか?ということで「若者就労支援イカ焼き」をはじめて「イカ頭巾」を被って歌うわけです。なんでこうなった?というのは、要するに時代がおかしいんです(いや、まぢで)。

なにはともあれ、真面目な話はまるでしませんでしたが、マキさんの懐の大きさ、キャパシティ、人間的魅力は大いにみなさんにも伝わったのではないか?と思っておりますw ご参加いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました!

画像は「まつこのへや」の様子。ぼくは「菅笠」。マキさんは「イカ頭巾」ですw


カテゴリー: 雑感 タグ:

つくりつづけた10年

2013 年 5 月 8 日 Comments off

ぼくは狂言回しで全体の司会進行をやる予定です。じつはバブル崩壊以降の「失われた10年」(1992~2002)のショックを経てから、いろんな現場で可能性への模索や挑戦が始まり、「つくりつづけた10年」(2003~2013)ではなかったか?と思っています。そう。わかりやすく、目に見えるものとして顕在化はしていませんが、目に見えないものを作り続けた10年。少なくとも大阪のアートシーンからは素晴らしい人材が次から次へと誕生していて、まさしく「萌芽の時代」であったと確信しています。そのへんの振り返りと今後の展望を。東京は1を7や10にする都市ですが、大阪は「0から1を生み出す都市」です。みなさん、ぜひとも、この大阪的ヒューマンウェアに着目を。

■6/8(土)14時より江之子島文化芸術創造センターにて「地域を変えるソフトパワー~失われた10年と、つくりつづけた10年~」トークセッション
http://www.facebook.com/events/240450086098301/

■企画概要
『地域を変えるソフトパワー』(著:藤浩志/AAFネットワーク)の刊行をきっかけに、大阪で活動するアートプロジェクトメンバーが集まり、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の立ち上げ人である加藤種男氏を囲みます。この10年の日本のできごとを並べながら、大阪ではどんなことが起こってきたのか、みつめてみましょう。地域のささやかな活動は、まるで大きな波紋の端っこのようです。でも端っこから世界を揺さぶってきた、とも言えましょう。大阪ではこの春、アーツカウンシルがはじまります。自分のいまいる場所で、これからどんなことができるだろうか、いろんな人たちと話をしたいと思います。

■開催日時:2013年6月8日(土)14:00~16:30
■開催場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
(大阪市西区江之子島2-1-34)
■参加料金:500円
※『地域を変えるソフトパワー』(定価1890円)をまだお持ちでないかたは、ぜひ会場でお買いもとめください。
http://www.asahi-artfes.net/10thbook/
■定員:50名
■主催:AAF大阪勝手連(映像発信てれれ、NPO輪音プロジェクト、NPO法人ココルーム、大阪七墓巡り復活プロジェクト実行委員会、應典院寺町倶楽部ほか)
■トークゲスト:加藤種男氏
1990年以来 、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルの立ち上げなど、同社の文化活動を推進。2002年よりアサヒビール芸術文化財団事務局長。企業のメセナ活動の旗振り役として、社団法人企業メセナ協議会理事研究部会長をつとめ、「ニュー・コンパクト」のとりまとめをはじめ、地域振興のための文化政策を提言。アートNPOリンク理事、日本NPO評議員などをつとめ、アートNPOの活動を支援。横浜市を中心に創造都市の推進に携わる。東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、文化審議会政策部会委員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを兼務。著書に『社会とアートのえんむすび―つなぎ手たちの実践』(共著)ほか。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。


カテゴリー: 雑感 タグ:

全日本仏教青年会 全国大会in大阪2013

2013 年 5 月 8 日 Comments off

919612_491496080921558_1697921493_o

本日は南御堂のこちらのイベントにいっておりました。釈さんのコーディネイトで、中沢新一さんと玄侑さんがゲスト。

中沢新一さん
「東京のあと大阪アースダイバーをやって、なぜ京都をやらないのか?とよくいわれる。理由の第一は京都は新しいから。また盆地で海民がいないからおもしろくない。いまは九州アースダイバーをやっている。博多なんかはまるで大阪と一緒」「釈迦の説いた仏教ですら普遍性はなく、あの時代の、あの社会状況の中にあったからでこそ適応する仏教」「船場商人は手形を発明し、信用で商売をした。現金がきらいだったのではないか?」(←個人的にはこの中沢さんの指摘は色々と考えさせられました)

玄侑さん
「中尊寺の象牙はアフリカ象。単純に京都(陸路)から平等院的な浄土思想がやってきたのではなく、世界的な海のネットワークによって浄土思想が伝播してきている」「古事記・日本書紀を読んでいると、古代の神々は一人神であったのに、突如、二人神に変わっていく。これは道教伝播の影響」

釈さん
「いろんな国の仏教徒と話をして感じるのは、じつはどこにも純粋な仏教なんてのはないということ。必ず地域性や時代性を帯びている」「生産性はないが、いまの若者は小さいコミュニティを作るのが非常に上手い。上の世代は誰もそのことを評価しないので、いま、あえて、積極的に評価しようとしている」

他にもいろいろとナナメな発言があったんですが内緒ですww いやぁ、おもしろかった!!


カテゴリー: 雑感 タグ:

■5/10(金)19時半より喫茶EARTHで「まつこのへや 第27回 さすらいの荒野マキ(マキクニヒコ)&24時間年中無休まわしよみ芸人(むつさとし)の思い出音楽ショー」開催!

2013 年 5 月 8 日 Comments off

じつは「まわしよみ教科書」とか「おかいこさまカフェ」とかやっていて、ふと、この荊の道(?)の遥か彼方を見ると、こんなとこに誰もいないか?と思いきや、全力疾走し続けているマキクニヒコの背中が見えた・・・というのが今回の企画の思いつきですww マキさんはマヂでスゴイんです。なにがスゴイって、とにかくマキさんは実践者であること。思いついたら、とりあえず、やっちゃう(やってしまう)。「編集」とか「ブリコラージュ」とか「批評」とか、そういうクレバーな話ではなくて「一周回って、そこですか!?」っていうところにマキさんは常にいる。見る人が見ると遅れてるように見えるんですが、じつは一周か二周、下手すると三周ほど世の中より早い。断然早い。だから誰もわからない。しかし、こういうひとが、もっと世の中にいっぱい現れたら、なんて世界はおもろいんだろうと本気で思う(若干困るけど)。マキさんはそういうひとです。「売れない旅芸人」の先輩としてのマキさんリスペクト企画。笑えます。ご興味ある方はぜひとも!ロックしようぜ!イカ焼きもついてます!

■5/10(金)19時半より喫茶EARTHで「まつこのへや 第27回 さすらいの荒野マキ(マキクニヒコ)&24時間年中無休まわしよみ芸人(むつさとし)の思い出音楽ショー」開催!
http://www.facebook.com/events/474133805988026

「忠臣蔵」の都市に生まれ、「狛犬」をこよなく愛すマキクニヒコと、「七墓巡り」の都市に生まれ、「おかいこさま」をこよなく愛すプロデューサーむつさとしが自分のルーツを「思い出の音楽」(忘れられない、あの曲、その曲をかけながら涙ながらに語る!)とともに語ります!

「コマイナーズ」「若者就労支援イカ焼き屋」「ニート引っ越しセンター」「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」「おかいこさまカフェ」など、数々の名(迷?)プロジェクトを実施、運営している2人ならではのトーク音楽ショーを斯う、ご期待ください!絶品の「イカ焼き」もついてきます!

■集合日時:5/10(金)19時半~
■集合場所:喫茶EARTH(西成区太子1-3-26)

http://www.facebook.com/pages/EARTH/411417968913437

■参加費:1000円(お茶+イカ焼き付き!)
■定員:15名


カテゴリー: 雑感 タグ:

第2期おかいこさまカフェ

2013 年 5 月 1 日 Comments off

165459_488901424514357_117314980_n

釜ヶ崎の伝説のcafé「EARTH」にて地味に、粛々とやっておりました「第2期おかいこさまカフェ」ですが、ついに糸車で糸をとりました。おかいこさまは煮沸して昇天。画像の糸車で12頭分の生糸です。

慣れてないこともありますが、これだけとるのに4時間かかりました。正直、糸車を回すのに疲れました。どこまで回しても終わらない。「男は軍人 女は工女 糸をひくのも国のため」(工女節)・・・まさに『女工哀史』をリアルに感じましたなww

しかし、この生糸こそが、まさしく近代日本を作りました。生糸万歳。

■3/22(金)から4/18(木)まで!喫茶EARTHにて「第2期おかいこさまカフェ」開催!~養蚕産業ではなく、養蚕文化を考える~
http://www.facebook.com/events/429159530492724/

■朝日新聞デジタル
お蚕さまがお出迎え 眺めて楽しむ喫茶店、大阪に登場
http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK201302100007.html

■【閲覧注意】大阪・西成に「おかいこさまカフェ」が登場!「動く姿に癒やされる」
http://girlschannel.net/topics/8197/

■大阪西成の蚕カフェに見る商売のヒント コラムニストが論考
http://news.mynavi.jp/news/2013/02/16/065/index.html


カテゴリー: 雑感 タグ:

「まわしよみ新聞」は「新聞+他者との会話」という情報メディアだからでこそ、面白いといえます。

2013 年 5 月 1 日 Comments off

情報メディアにはそれぞれ特性があります。例えばラジオは「地域性」や「世代性」が非常に強い聴覚メディアで、ユーザビリティに優れています。地震や災害で家を失ったりしてもラジオは簡易な装置で受信可能で持ち運びなどもしやすいので、阪神淡路大震災や東日本大震災のさいには非常に重宝されました。但し「地域性」や「世代性」に特化してるがゆえに視聴者数は少なく、マスメディアとパーソナルメディアのあいだに位置する「ミドルメディア」という言い方もされていますが、実際にテレビやネット、新聞といったマスメディアほどの影響力はありません。

テレビは聴覚のみならず視覚にも訴えかけることが可能な「視聴覚メディア」で、非常に「情報伝達性」のあるメディアです。視聴者数も非常に多く、まさに「マスメディアの王」でテレビで報道されたとなると、世間に対する反響力も非常に大きいものがあります。しかし情報伝達性が強すぎるがゆえに扇情的なメディアで、理性的判断を鈍らせる怖さ、危険性もあります。また情報の送受信にも非常にコストがかかるメディアで、情報発信をするには非常に敷居が高いメディアで、一部の人々のみにそれが可能であるという「特権メディア」の側面もあります。

ネットは「情報検索性」「効率性」の高いメディアで、自分が知りたいと思うような情報がすぐさま入手できるメディアです。ある種のスキルは必要としますが、ホームページやブログ、ツイッター、SNSを始めれば、簡単に誰でも情報発信が可能という「パーソナルメディア」でもあります。但し情報検索性、効率性が優れすぎているがゆえに「情報のメタボ化」「情報の偏食」が起こりえます。肉ばかり食べていると健康を損なうように、自分の好きな興味・関心のある情報ばかりを入手していると、どんどんと自分の世界を狭くしていき、社会性を損ねていきます。さらにいえばだれでも情報発信が可能なパーソナルメディアであるので「誤報」「デマ」「詐欺」も非常に多いメディアです。

新聞は、もっとも「社会性」「総覧性」を有しているメディアです。「新聞朝刊の文字数は20万文字を越える」といわれたりもしますが、政治面、経済面、国際面、社会面、事件・事故、時事ネタ、コラム・書評、読者の投稿欄、広告、天気予報にテレビ欄、ラジオ欄と扱っている情報分野は多岐にわたります。但し「社会性」「総覧性」があるだけに、自分の興味・関心がある記事は少ないといった弱点があり「新聞を取ってるけど結局、読むのはテレビ欄だけ」といったような人も少なくありません。事実、いまの時代はインターネット偏重で、どんどんと「一億総情報偏食化」が進んでいるので、新聞の購読者数は減少してきています。ただぼくが一番、新聞の特性としてあげておきたいのが新聞は「紙のメディア」であるということ。つまり回し読みや持ち運び、切り貼りができるという「回読性」「可搬性」「可変性」に非常に優れているメディアなので、この特徴があるからでこそ「まわしよみ新聞」といったプロジェクトも可能となりました。

あと人間には「他者との対話」という情報メディアがあります。もっとも人間の感覚に訴え、刺激的で、意外性に満ち、カオスモス(混沌と秩序)で、自分の世界を広げる可能性に満ちているのが、この「他者との対話」です。

「まわしよみ新聞」は「新聞+他者との会話」という情報メディアだからでこそ、面白いといえます。

■まわしよみ新聞公式サイト
http://www.mawashiyomishinbun.info/


カテゴリー: 雑感 タグ:
  • Page 2 of 2
  • <
  • 1
  • 2