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2013 年 5 月 のアーカイブ

『みんなのOh! Bento』

2013 年 5 月 29 日 Comments off

文楽まち歩きなんかを一緒に企画したりしている友人の松本希子さんが「おべんとコンシェルジュ」として初のお弁当本『みんなのOh! Bento』を出しはりました!
http://www.amazon.co.jp/dp/4528017695/

じつはかつて希子さんに「なんでお弁当を?」と訪ねたときに「元々、芝居が大好きで。それで芝居には観劇弁当がつきもので・・・」というのを聞いて「あ。このひとはほんまにお芝居好きで、ほんまにお弁当好きなんやな」と知って密かに感動を覚えました。

昔の道頓堀五座の芝居は「通し芝居」なんで、一日がかりで演目をやるわけですな。朝から道頓堀の小屋に入り、お弁当を広げ、庶民は安い「土間席」なんで、そこで寝っ転がったりしながら、夕方までワイワイと芝居を見ていた。近代のように「劇場に飲食物はNG。食事はレストランで」と「観劇」と「食事」という人生の二大娯楽がゾーニングされ、ただ単に芝居を眺めてるだけの「静観する客」ではなく、酒も入ったりして贔屓の役者には合いの手をいれたり、拍手喝采したり、ブーイングしたりする「参加する客」だった。それだからでこそ、大阪の芝居文化というのは華開いたわけで。

ほんまに芝居文化を育てようと思うなら「土間席」(激安で!お金は高級桟敷席=金持ち席からとってください)と「観劇弁当」(文字通り劇を観ながら食べる)は必須です。文楽、歌舞伎を盛りあげるために、まずは、これを復活してほしいですな・・・って話が思いっきりズレましたww なにはともあれ、希子さんの『みんなのOh! Bento』、書店で見かけたらぜひとも手にとってみてください!弁当こそは日本文化の粋です!
http://www.amazon.co.jp/dp/4528017695/


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ディベート(討論)ではなくてエクスチェンジ(交換)を

2013 年 5 月 24 日 Comments off

岸井さんと公開チャットをやっていて思ったことは、岸井さんと対話すると、ディベート(討論)ではなくて、エクスチェンジ(交換)になるということ。ぼくの話も岸井さんの話も、じつはまったく同じようなことをいっている。ただ演劇人と観光人なので、コトバの選択が違う。えろうちゃう。それがまた新鮮なんやなぁ。

ディベートなんてつまらんもんです。いまの世の中はディベートばかりやっている。要するにこれはビジネス用語で、「勝ち組」「負け組」を作る言説です。人生を楽しく、愉快なものにするのは討論ではなくて交換です。対話をしてコトバを獲得して、交換のバリエーションが増えるということが面白い。古代中国の「竹林の七賢」たちの「清談」というのは、こういうものだったと思ってます。

恋愛してる男女は、決して討論なんかしません(討論をするのは別れ話や離婚裁判のときです)。交換ばかりやっている。「ええ映画やった」「ええ映画やったね」「珈琲おいしい」「おいしい珈琲やなぁ」「愛してる」「愛してるよ」・・・アホに見える?アホなもんですよ。しかしこれほど楽しい対話はない。討論なんかやめなさい。交換しよう。

あ。決して岸井さんとぼくが恋愛しているわけではないので。あくまで「清談」しているわけです。あしからずww

【大阪七墓巡り復活プロジェクト特別企画】7/14(日)19時よりEARTHにて岸井大輔×むつさとし対談「都市とは劇場かつ墓場であり、都市遊歩とは観劇かつ巡礼である!」のための、プレ公開チャット。全文は以下から読めます。
http://www.facebook.com/mutsusatoshi/posts/493991744005325
http://www.facebook.com/daisuke.kishii/posts/455487954542009


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■大阪三十三観音霊場巡礼講~コモンズ・デザインとしての講を考える~

2013 年 5 月 22 日 Comments off

「なんで宗教家でもないのに大阪三十三観音霊場巡りを?」と聞かれて、とりあえず簡単に答え。

昔、堺から高野山までの巡礼街道「西高野街道」約52キロを全踏破して案内ガイドマップを作るという仕事をやったときに、西高野街道関連の文献を調べたことがあるんですが、江戸時代の人々は「無一文」でも高野山にいけたんですな。高野山にいくとなると、いろんな人々が「高野山参りをするとは、それはじつにええことです」と道中でモノを恵んでくれる。おにぎり、おだんご、茶、酒、新しい足袋までくれるなんてことがあった。勝海舟の父親の勝夢粋の自伝を読んでると同じような話がありまして。夢粋という男は抱腹絶倒の波乱万丈男なんですが、彼も若い頃にムチャやって無一文になり、そのときに知恵をつけてもらって、それが「柄杓(ヒシャク)」をもって街道を歩け・・・っていうアドバイスでした。柄杓を持ちながら街道を歩いているとお伊勢参りとカンチガイされて、いろんなひとが柄の中にモノを恵んでくれる。そうやっていれば決して飢え死にすることがなかった。

なんでそういうことが起こり得たのか?といえば、要するに「自分もいつかそうなるかも?」という危機意識や、そうなったときのための保険=セーフティネットなんですな。また「自分(自分の知人や友人たち)がかつてはそうやって誰か無名のひとのお世話になって生きながらえたから・・・」ということでもあります。要するに「御恩奉公」(give&take)というのは武士社会やビジネスの定理ですが、そうではなくて庶民・町衆の社会には「御恩御恩」(give&give)という贈与経済が成立していた。いつ見返りがあるかわからないけれども(結局、ないのかもしれないけれども)まず贈与することで、世の中が安心・安定していき、誰もが非常に生きやすい社会になる(こうした幸福社会の実現のために観音信仰やお伊勢参りが果たした効果や役割は非常に大きく、これはぼくは宗教の偉大なる知恵のひとつだと思ってますが)。

もちろん「大阪三十三観音巡り」は宗教行為ですが、宗教行為としてだけで捉えるのではなく、「御恩御恩」(give&give)という贈与経済の復活につながる「コモンズ・デザイン」として「大阪三十三観音霊場巡り」を訴えたかった。まぁ、回りくどい話なんで、なかなか伝わらないでしょうし、ボチボチやりたいと思ってますが・・・ww

■大阪三十三観音霊場巡礼講~コモンズ・デザインとしての講を考える~
http://www.facebook.com/osaka33kannonmeguri


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「アジール都市・大阪」を体感するまち歩き

2013 年 5 月 20 日 Comments off

放浪する劇作家の岸井大輔さんのご紹介で、北九州の劇団「のこされ劇場≡」の女優・沖田みやこさんが来阪します。そこでおふたりからのオファーで「アジール都市・大阪」を体感するまち歩きを実施することになりました。
http://www.facebook.com/events/103835489824421/

「のこされ劇場≡」は舞台演出家が考案し、俳優がガイドをするという演劇+まち歩き公演「枝光本町商店街」などを企画・実施していたという劇団です。非常に興味深いのですが、今回は「大阪七墓巡り復活プロジェクトのアジール(悪所)案内をやってほしい」というオファーなので、演劇はなく、普段通りのまち歩きガイドをやります。ただせっかくですので特別に千日墓地と飛田墓地をつなぐロングコースを実施します。途中でむつオススメのコナモン(串カツとか)を食べようと思ってます。自分でいうのもなんですけども、おもろいですw ご興味ある方は、ぜひともご参加を~!^^

■集合日時:7/15(月)19時~23時
■集合場所:地下鉄「日本橋駅」6番出口地下
■参加費:カンパ
■定員:20名
■ガイド
むつさとし(大阪七墓巡り復活プロジェクト主宰・死生観光家)
■ゲスト
岸井大輔さん(劇作家)
沖田みやこさん(のこされ劇場・女優)


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5月18日、観音さまとのご縁日(毎月18日)に「大阪三十三観音霊場巡り」やりました

2013 年 5 月 19 日 Comments off

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5月18日、観音さまとのご縁日(毎月18日)に「大阪三十三観音霊場巡り」やりました。距離は梅田の太融寺さんから船場の御霊さんまで。約30キロ。時間は朝10時から夜10時まで。結局、やっぱり12時間かかりましたな。中身は寺寺墓寺ラブホラブホ墓寺ラブホ寺ラブホラブホ墓ラブホ・・・という感じで、ほとんど「寺」と「墓」と「ラブホ」のまち歩き。いやぁ、最高でしたww

あと、さすがにこんな恰好で歩いていると「なにしてはりまんの?」「いやぁ、大阪三十三観音を巡ってまして・・・」「え?大阪にそんなんありまんのん?へぇー」という感じで色々と話かけられまして、名刺を2枚もらいましたww 「他者」と出会うまち歩き。じつに楽しかった。またやります。

画像は「近松門左衛門墓」と「大石内蔵助像(吉祥寺)」にて。

■5月18日(土)10時~ 【大阪三十三観音霊場巡礼講結社記念】5月18日(観音さまのご縁日)に「大阪三十三ヵ所観音霊場巡礼」催行!~大阪の観音信仰を体感する~
http://www.facebook.com/events/516263278436524/


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昨日の「大阪三十三観音巡り」の画像。熱く語っておりますww

2013 年 5 月 19 日 Comments off

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昨日の「大阪三十三観音巡り」の画像。熱く語っておりますww
http://www.facebook.com/mutsusatoshi/posts/496015277136305

■大阪三十三観音霊場巡礼講~コモンズ・デザインとしての講を考える~
http://www.facebook.com/osaka33kannonmeguri

【大阪三十三観音霊場巡礼講結社記念】5月18日(観音さまのご縁日)に「大阪三十三ヵ所観音霊場巡礼」催行!~大阪の観音信仰を体感する~
http://www.facebook.com/events/516263278436524/

現代社会においてコモンズ・デザインとして「講」の復活は面白い可能性を秘めているのではないか?ということで「大阪三十三観音霊場巡礼講」を結社しました。
http://www.facebook.com/osaka33kannonmeguri

そこで、その結社記念として2013年5月18日(毎月18日は「観音さまのご縁日」です)に「大阪三十三ヵ所観音霊場巡り」を催行したいと思います。徒歩で約20キロ。朝10時から出発して、ゆっくり歩いて、寺社仏閣を解説して、途中で昼食、おやつタイム、夕食を取ったりして、約10時間はかかります。大阪市民270万人いますが、1日で三十三観音を全部徒歩で巡るひとはそうはいないでしょう。酔狂な方は、ぜひともご一緒に。大阪の観音信仰を体感しましょう。※途中参加、途中離脱OKです。途中参加したい方はメッセージください。当日、ぼくがどこを歩いているか、ケータイでやりとりしながら合流しましょう。

■集合日時:5月18日(土)10時
■集合場所:Whityうめだ(梅田地下街)イーストモール「泉の広場」前

http://whity.osaka-chikagai.jp/floor_guide/?floor=9

■参加費:無料(食事代など別途要)
■定員:10名

■ルート
①太融寺→②長福寺跡→③神明宮→④法住寺→⑤法界寺→⑥大鏡寺跡→⑦超泉寺跡→⑧善導寺→⑨栗東寺→⑩玉造稲荷神社→⑪興徳寺→⑫慶傳寺→⑬遍明院跡→⑭長安寺→⑮誓安寺→⑯和勝院跡→⑰重願寺→⑱本誓寺→⑲菩提寺→⑳六時堂(四天王寺)→㉑経堂(四天王寺)→㉒金堂(四天王寺)→㉓講堂(四天王寺)→㉔万灯院(四天王寺)→㉕清水寺→㉖心光寺→㉗大覚寺→㉘金台寺→㉙大蓮寺→㉚三津寺→㉛大福院跡→㉜難波神社→㉝御霊神社
※いくつかは廃寺や移転によって「跡」となっています。なにせ江戸時代の庶民信仰で、廃仏毀釈や戦争、戦後の乱開発などで実際の寺があった場所が不明な部分も多くあります。ただ古地図、古文献などを照合して、おおむねこの付近にあった・・・と目星ぐらいはついてますので、その辺はご了承ください。

■大阪三十三ヵ所観音霊場巡り
1番札所の太融寺から時計回りに御霊神社まで29ヶ所の寺院と4ヶ所の神社をめぐる事により、西国三十三か所をお遍路したのと同じご利益があるとして江戸時代に大流行しました。近松門左衛門の『曾根崎心中』に登場することでも知られています。しかし明治元年の神仏分離令や太平洋戦争の影響で廃れてしまいました。

■観音信仰とは?
観音さまは相手に応じて33の姿・・・(1)仏(2)辟支仏(3)声聞(4)大梵王(5)帝釈(6)自在天(7)大自在天(8)天大将軍(9)毘沙門(10)小王(11)長者(12)居士(13)宰官(14)婆羅門(15)比丘(16)比丘尼(17)優婆塞(18)優婆夷(19)人(20)非人(21)婦女(22)童目天女(23)童男(24)童女(25)天(26)龍(27)夜叉(28)乾闥婆(29)阿修羅(30)迦樓羅(31)緊那羅(32)摩睺羅迦(33)執金剛・・・に変身するといわれています。老若男女、貴賤群衆を問わず、あらゆる一切の衆生を救ってくれる仏さまとして篤く信仰されました。大阪では観心寺の如意輪観音(国宝)、葛井寺の千手観音(国宝)、道明寺の十一面観音(国宝)などが有名です。


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「クリエイティブ・ツーリズム大阪」の都島編

2013 年 5 月 19 日 Comments off

昨日「大阪三十三観音巡り」で、今日は「クリエイティブ・ツーリズム大阪」の都島編でした。訪問した「桜ノ宮活版倉庫」さん、「cafe&Bar ば」さん、「都島.com」さんに、ご参加いただいた皆様、ほんまにありがとうございました!
http://www.facebook.com/events/526651994042486/

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ライターの杉本恭子さんとココルームの上田假奈代さん

2013 年 5 月 17 日 Comments off

ライターの杉本恭子さんとココルームの上田假奈代さんを結びつけた「友人」ってのはじつはぼくのことですww 地味に、ぼくの人生を変えた女性2人だったりします。きょこさんとかなよさんが並んでいる光景を見たときはマヂでニヤニヤしっぱなしでした。永遠のリスペクトを。おれ、いい仕事したww

ホームレスのおっちゃんの作品に”グッとくる”!アートで釜ヶ崎の課題解決を循環させる「ココルーム」 [マイプロSHOWCASE関西編]
http://greenz.jp/2013/05/16/cocoroom/


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■5月18日(土)10時~ 【大阪三十三観音霊場巡礼講結社記念】5月18日(観音さまのご縁日)に「大阪三十三ヵ所観音霊場巡礼」催行!~大阪の観音信仰を体感する~

2013 年 5 月 17 日 Comments off

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画像は「観音経」こと「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」。ぼくは物心ついたときから12歳まで毎朝、この観音経を唱えていました。懐かしい。

観音菩薩は阿弥陀如来の脇仏で、おそらく日本人に最も愛されている菩薩さまです。「観自在菩薩」ともいいますが、あらゆる姿に自由「自在」に変身することが可能で、時には「童女」や「夜叉」や「非人」になったりして、あらゆる衆集を救済してくれる。戦国時代にキリスト教が入ってきたときも、聖母マリアは「マリア観音」として紹介されました。なぜ、あれほど急速にキリスト教が戦国期の日本社会の中で広がることができたか?というと、じつは聖母マリアを観音菩薩と結びつけたからなんですな。観音信仰をうまいこと利用した宣教師たちが天晴ですが、「何にでも変身できる」というユニークな観音信仰ならではの特異現象でしょう。観音信仰があれば「あらゆる世界の宗教の神々は、じつは観音さまの変身した姿だ」という解釈(ムチャな解釈ですがww)も可能なわけで、こういう仏さまがいるということはぼくは素晴らしいことやと思ってます。もしかしたら観音信仰が広まれば、世界から宗教戦争を無くすことも可能かも知れない・・・そんな大いなる智慧を内在した仏さまといえます。じつに、じつに、ありがたい。

その観音信仰の霊場を三十三か所巡っていくのが「大阪三十三観音霊場巡り」。「西国三十三カ所霊場観音巡りの大阪バージョン」なんですが、こういうのが成立するほど、観音さまは大阪庶民に愛された仏さんなんだろうと思っています。「わざわざ何者かに変身して助けてくれる」(仮面ライダーにしろウルトラマンにしろ変身!ってのが日本人は大好きですから。というか仮面ライダーもウルトラマンもそのイメージの元型は観音菩薩でしょう)というのは、なんとなく庶民的で、そういうところが大阪町衆にウケたんやないか?と思ってますが。絶妙なルート設定がなされていて、大阪三十三観音霊場を巡ると、江戸期の大阪という都市がすべてわかります。ほんとに、これは見事なコース取りです。

「仏教都市・大阪」「観音のまち・大阪」を体感するまち歩き。ご興味ある方はぜひとも。おもろいでっせww

■5月18日(土)10時~ 【大阪三十三観音霊場巡礼講結社記念】5月18日(観音さまのご縁日)に「大阪三十三ヵ所観音霊場巡礼」催行!~大阪の観音信仰を体感する~
http://www.facebook.com/events/516263278436524/


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「脱・目的論的な人生」を。予定調和ほど貧しい人生はありません。幸福な偶然性。つまり「セレンディピティ」(偶察力)を楽しもうという企画。それが「まわしよみ新聞」です

2013 年 5 月 14 日 Comments off

何度か色んなところで「まわしよみ新聞」をやっていて、たまに企画趣旨をカンチガイして参加するひとがいて、それはどういうカンチガイか?というと「すでに自分の興味・関心のある新聞記事を前もって切り取って参加する」という人です。要するに自分の中ですでに「語りたいこと」というものが予めにあって、それを語りたいがために、それに関連する新聞記事を用意して参加するというひとですな。勿論、こうした「目的論的」なスタンスで、まわしよみ新聞に参加しても当然いいわけですが、しかし、本当にぼくが「まわしよみ新聞」でやりたいなぁと思っていることは「脱・目的論的なメディア」でして。だから「その日に発行された新聞」を用意しておいて、そこで一斉にみんなでまわしよんでみましょう!とやっているわけです。

前もって記事(テーマ、主題)を準備や用意するのではなく、そうした「目的論的な集まり」ではなく、ただ漫然と、なんとなく、その場にみんなで集まって、なにかやってみよう・・・という試みです。どういう記事があるかよくわからないことで、「偶然の(記事、ニュース、世界の出来事)情報メディアとの出会い」というものが発生する。要するに自分の興味・関心のある記事(自分の中で内面化=固定化されたもの)ではなく、その「隣の記事」「隣の隣の記事」「裏面の記事」にこそ、自分の世界を超えた世界が広がっていて、そこにも意味や価値や楽しみや謎やドキドキやワクワクがある・・・ということを知ることができるわけです。自分はTPPに興味・関心がある。しかしTPPの記事の隣をなにげなく読んでみたら、そこの記事の方が妙に面白かった。そういう「ずらし」「はずし」「横滑り」が起こることが自分の世界を拡充するために大切なことだといいたいわけです。

いまの世の中はあまりにも「目的論的な生き方」を強制されていて、それがぼくには面白くない。しょうもない観光ガイドブックなんか読まずに(そんなものは破り捨ててしまえ!!)ある日、急にふらふらと電車に乗り、聞いたことのない駅で降り、まったく誰も知らない商店街を歩き、ふと出会ったおっちゃんと話をして、なんとなく話のついでに家に泊めてもらう。次になにが起こるかわからない。「最高の旅」とは「無目的に逍遙する旅」です。

「脱・目的論的な人生」を。予定調和ほど貧しい人生はありません。幸福な偶然性。つまり「セレンディピティ」(偶察力)を楽しもうという企画。それが「まわしよみ新聞」です。

■まわしよみ新聞公式サイト
http://www.mawashiyomishinbun.info/

■まわしよみ新聞facebookページ
http://www.facebook.com/mawasiyomisinbun


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