いつもお世話になっております、の大蓮寺、應典院の秋田住職が本を書きはりました。『今日は泣いて、明日は笑いなさい』。
秋田住職と会っていなければ、ぼくは「まわしよみ新聞」も「葬食」も「直観讀みブックマーカー」も「大阪モダン寺巡礼」も、おそらく、やっていません。そういう意味でいえば、大蓮寺、應典院との出逢いは、まさしく、ぼくの人生を変える出来事でした。
新著はそんな大蓮寺、應典院にまつわる46の物語が綴られているとか。じつはぼくの「葬食」プロジェクトについても少しだけ書かれています。ご興味ある方はぜひとも。もちろんぼくは買いますw
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(以下は秋田住職のFB記事より)
開かれたお寺とか、お寺の公共性とか、そんなことをよく講演でしゃべっていながら、じつは小さな違和感も抱えている。場所を開くとか、市民参加が担保されるとか、お寺はNPOとは違うので、それ自体が目的ではない。開くとは閉じない、排除しないということ。公共性とはそこに営利や競争原理を持ち込まないこと。その上で、お寺という場所だけにうまれる固有の物語に、私は深い関心と共感を抱いてきた。
今日発売になった新著「今日は泣いて、明日は笑いなさい」(メディアファクトリー)は、そういう「新・お寺物語」を書き綴ったものだ。「新」とつけたのは、大蓮寺、應典院という寺の特異性に依る。ちょっとよそのお寺にはあり得ないような話もあるが、でもお寺だから起きる話がある。共通しているのは、「かなしみ」というセンチメントだ。
こういう前書き。
…この本にはふたつのお寺で私が寄り添ってきた人々の、あるいは立ち会ってきたいろいろな出来事を綴っています。心から共感したり、うーんと唸ったり、しみじみと切なかったり、お寺を巡るそんな心の情景を一つひとつ拾い上げました。大乗仏教では、他者の苦しみを救いたいと願う「悲」の心を「大悲」といってたいせつにしています。大悲。好きな言葉です。悲しむだけ悲しめばいい。よく悲しむことによって、慈悲の心は深まっていくからです。その行方に、ほんとうのよろこびがある。そう信じたいと思います…
4頁読み切りで46のストーリー。グリーフのこと、お葬式やお墓、終活、生きることと死ぬこと…すべて私の体験であり、お寺で出会った人たちの声もたくさん詰まっている。俗界のまっただ中で呼吸している「まち寺」の矜持を書いたつもりだ。どれだけの人の手にふれるか、わからない。「○分間法話」みたいな本は書けないし、これを仏教書というには軽すぎる。出版社は50代女性がターゲットというが、もっと若い人にも読んでほしい。むむ。かけた時間に比して、本の寿命はあまりに短い。
ぜひ本屋さんで手にとってみてください。面白かったら、ツイッターやFBで紹介してくださるとうれしいです。
■今日は泣いて、明日は笑いなさい
http://mediafactory.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784040661803
「神戸デザインの日」で実施された神戸デザイン・ツーリズムによる「見立て遊びツアー」。参加者と一緒に魅力的な神戸下町の隠れ空間を見立て遊びしましたが、その見立て遊びの看板がついに出来上がりました!そこで看板を設置すると同時に1/12(日)10時より「ドキッ!愛と感動の見立て遊び看板設置ツアー2014~神戸・新開地死闘編~」を実施します!
http://www.facebook.com/events/1377447535840870/
まちの隠れ空間を見立て遊び看板によって可視化しながら、ツアーで巡って神戸下町を楽しみます!ついでに下町の美味グルメもこれでもか!と食べまくり。この面白さ美味しさはまさにホンマモン。決して「看板倒れ」やないでっせ!(オヤジギャグ)ぜひともご参加を~!
※ちなみに前日の1/11(土)にも「ドキッ!愛と感動の見立て遊び看板設置ツアー2014~神戸・和田岬激闘編~」を実施してます!こちらもよろしゅうたのんます!m(_ _)m
http://www.facebook.com/events/550068341753413/
■集合日時:1/12(日)10時~
■集合場所:神戸高速鉄道新開地駅西口改札前
■参加費:2000円
■定員:20名
■主催:神戸デザイン・ツーリズム実行委員会
「神戸デザインの日」で実施された神戸デザイン・ツーリズムによる「見立て遊びツアー」。参加者と一緒に魅力的な神戸下町の隠れ空間を見立て遊びしましたが、その見立て遊びの看板がついに出来上がりました!そこで看板を設置すると同時に1/11(土)10時より「ドキッ!愛と感動の見立て遊び看板設置ツアー2014~神戸・和田岬激闘編~」を実施します!
http://www.facebook.com/events/550068341753413/
まちの隠れ空間を見立て遊び看板によって可視化しながら、ツアーで巡って神戸下町を楽しみます!ついでに下町の美味グルメもこれでもか!と食べまくり。この面白さ美味しさはまさにホンマモン。決して「看板倒れ」やないでっせ!(オヤジギャグ)ぜひともご参加を~!
※ちなみに翌日の1/12(日)にも「ドキッ!愛と感動の見立て遊び看板設置ツアー2014~神戸・新開地死闘編~」も実施します!こちらもよろしゅうたのんます!
http://www.facebook.com/events/1377447535840870/
■集合日時:1/11(土)10時
■集合場所:神戸市営地下鉄和田岬駅改札前集合
■参加費:2000円
■定員:11名(下町グルメ店の予約の関係で11名限定です!)
■主催:神戸デザイン・ツーリズム実行委員会
昨日実施した大阪モダン寺巡礼。今回は應典院さん、稱念寺さん、源聖寺さん、心光寺さん、良運院さんと、5つのお寺さんを巡りました。すべて浄土宗の寺院で、下寺町にあります。
とくに素晴らしかったのが、稱念寺の葭間弘淳住職のお言葉。「その時代その時代の最先端の建築技術で建てられたのが仏教寺院ですから。現在の寺院も、現在の最先端の技術で建てた方がいいと思って、それで鉄筋コンクリート建築です」というもの。
仏教は社会や時代の流れにあわせて生生流転していく。建築様式だって当然、変容していく。それが「生きている宗教」ということに他ならない・・・ということなんでしょう。とても頷かされるものがあり、感動しました。
木造だけが寺ではありません。モダン寺は生きている寺です。それがよくわかった巡礼でした。次回は1月13日に應典院コモンズフェスタ2014企画として実施します。よろしければぜひともご参加してみてくださいm(_ _)m
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■1/13(月祝)10時から應典院コモンズフェスタ2014企画「大阪モダン寺巡礼ツアー~上町台地編~」
http://www.facebook.com/events/582193338521080/
非木造の仏教寺院建築をどれだけ知っているだろうか。上町台地、寺町界隈のモダン寺(コンクリート寺、ビル寺、マンション寺、イエ寺など)を巡るツアーに参加して「お寺」の既成概念を変えていく。
○日 時 1/13(月・祝)10:00~12:00
○会 場 研修室B、天王寺区界隈
○参加費 500円
○主 催 むつさとし(大阪モダン寺巡礼講元)
○申込み http://bit.ly/c_modantera
■大阪モダン寺巡礼facebookページ
http://www.facebook.com/osakamodandera