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2013 年 12 月 14 日 のアーカイブ

わからないから、遊ぶ。わからないけど、愛する。わからないからでこそ、生きる。

2013 年 12 月 14 日 Comments off

「わかる」ということは安心です。しかし世の中は「わからない」ことの方が多い。圧倒的に多い。また「わかった」と思いこんでいるだけで、じつは「わかっていない」ということも往々にしてあります。いまこの記事を読んでる人の目の前にはケータイかパソコンがありますが、これがどうやって動いているのか?なんて9割の人はわからないでしょう。わかったつもりでわかってない。大丈夫。じつはみんなそうですからw

「わからない」ものに出逢ったときに、ひとは大体、2種類の行動をとります。「無理やりにでもわかろうとするか?」「どうせわからないしと無視するか?」です。前者は錯覚で、後者は諦念です。

しかしこの世の大部分は「わからない」ものばかりで構成されているわけだから、「わからない」ものへの態度が「錯覚」か「諦念」だけでは随分と貧しいと思うんですな。もっと「わからない」ものとの関わり方を増やしたほうがええんではないだろうか?つまり「わからない」から投げてみる。燃やしてみる。風呂に入ってみる。お手玉にしてみる。醤油をかけて食べてみる・・・。

こうやって「わからないもの」との関わり方を増やすことが、結局、「人生」(←これほど意味不明で奇奇怪怪で百鬼夜行たるわからないものはないわけで。まさに「わからないもの界の横綱」です。って、なにをいってるのかさっぱり自分でもわからないんですが)というものを楽しく、面白く、豊かにしていくとぼくは思うんですな。

「直観讀みブックマーカー」は、直観で出てきた「わからない言葉」との出逢いです。「わかる言葉」もいいですよ。でも「わからない言葉」は、猶、素晴らしい。

わからないから、遊ぶ。わからないけど、愛する。わからないからでこそ、生きる。そういうことが大事です。人生って、そういうことなんです。

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直観讀みブックマーカー、次回は16日に神戸でやります。ぜひともご参加を!^^

■12/16(月)20時より神戸・灘「古本屋ワールドエンズ・ガーデン」さんにて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/388004977998378/


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直観讀みブックマーカー四行詩「男と女」

2013 年 12 月 14 日 Comments off

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昨日の「直観讀みブックマーカー」でもクワトレイン(四行詩)を作ってみました。詩のテーマは「男と女」。4人で「起」「承」「転」「結」の役割を決めて、「男と女」の詩を作ると念じて本を直観讀みして、出てきた文章を順番通りに並べるという遊びです。選んだ本は①『たべもの草紙』②『別冊マーガレット』③『tokyo図書館日和』④『ライ麦畑でつかまえて』です。

そして完成した詩はこちら!

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「男と女」

天ぷらは自家製の揚げたてでこれを京風のうどんで食べる

おあいにくさま 自信ならもってるわよ 目いっぱい

寄ればさらに理解は深まるだろう そう、図書室も展示室のひとつなのだから

代わりにウェーブした髪の、ホモっぽい感じの男が出てきてピアノを弾き、それからヴァレンシアっていう新しい女が出て来て歌をうたった

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①は場の設定。②と③は男と女の会話のようだし、ちゃんと④の最後に「男と女」が登場したとこも驚きですww 意味はわからん。意味はわからんが何か伝わる。イメージが、絵が、情景が、なんとなく彷彿とさせられる。

「解剖台の上のミシンとコウモリ傘の出会いのように美しい」
ロートレアモン伯爵『マルドロールの詩』

要するに「デペイズマン効果」なんですが、みんなでやるとこれがまた面白いw 「直観讀みブックマーカー四行詩」。新しい現代詩のジャンルを作ってしまいました・・・。

■12/13(金)19時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!

http://www.facebook.com/events/212387572270613/


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