直観讀みブックマーカー四行詩「男と女」
2013 年 12 月 14 日
昨日の「直観讀みブックマーカー」でもクワトレイン(四行詩)を作ってみました。詩のテーマは「男と女」。4人で「起」「承」「転」「結」の役割を決めて、「男と女」の詩を作ると念じて本を直観讀みして、出てきた文章を順番通りに並べるという遊びです。選んだ本は①『たべもの草紙』②『別冊マーガレット』③『tokyo図書館日和』④『ライ麦畑でつかまえて』です。
そして完成した詩はこちら!
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「男と女」
天ぷらは自家製の揚げたてでこれを京風のうどんで食べる
おあいにくさま 自信ならもってるわよ 目いっぱい
寄ればさらに理解は深まるだろう そう、図書室も展示室のひとつなのだから
代わりにウェーブした髪の、ホモっぽい感じの男が出てきてピアノを弾き、それからヴァレンシアっていう新しい女が出て来て歌をうたった
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①は場の設定。②と③は男と女の会話のようだし、ちゃんと④の最後に「男と女」が登場したとこも驚きですww 意味はわからん。意味はわからんが何か伝わる。イメージが、絵が、情景が、なんとなく彷彿とさせられる。
「解剖台の上のミシンとコウモリ傘の出会いのように美しい」
ロートレアモン伯爵『マルドロールの詩』
要するに「デペイズマン効果」なんですが、みんなでやるとこれがまた面白いw 「直観讀みブックマーカー四行詩」。新しい現代詩のジャンルを作ってしまいました・・・。
■12/13(金)19時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/212387572270613/
カテゴリー: 雑感