西日本新聞社さんが「もの知りタイムズ」を担当する「こども記者」の皆さん(小4から中3の60名ほど)と一緒に「まわしよみ新聞」を作ってくれました!^ ^ 編集後記なんかを読んでると、ほんまに、ぼくよりリテラシーありそうですww こども記者さんたち、すごいなあ…。西日本新聞社さん、ありがとうございました〜!m(_ _)m
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【あっぱれ!こども記者】
西日本新聞朝刊「もの知りタイムズ」。ニュースのやさしい解説、授業に役立つ英語やマンガ、こども記者たちのレポートが掲載される子ども向けのコーナー。なのですが、その読み易さから意外と大人も読んでいるコーナーでもあります(朝活ニュースカフェまわしよみ新聞調べ)。今日はその「もの知りタイムズ」を手掛けるこども記者のみなさんとまわしよみ新聞。小学4年生から中学3年生までの約60人で11枚の壁新聞が完成。グループごとに○○新聞と名前をつけてもらい、こども記者なので裏面に編集後記も書いてもらいました。
編集後記より
「まわしよみ新聞で大切な感じをキャッチできた。それはチーム力。協力して作り上げた新聞は実に面白いものになりました。」「記者は書き方を工夫しどのような人にもできるだけ同じ感じ方が出来るようにしなくてはならない。」「よく耳にする『答えは一つではない』という言葉に改めて感心した。」
完成した壁新聞のクオリティー、編集後記から読み取れる意識の高さは大人顔負け。あっぱれ!こども記者。
先だって『まわしよみ新聞のすゝめ』の対談で釈徹宗先生の練心庵にお伺いしたさいにお会いしたのが神戸松蔭女子学院大学准教授の佐藤先生。まわしよみ新聞にもご参加いただいたのですが「面白い!」とご興味をもっていただいて、さらにご自身のゼミでもまわしよみ新聞をやってくれました!^^ 題して「まわしよみ新聞@神戸松蔭女子学院大学食物栄養専攻局」!ちょっと長いww
驚いたのが、はじめてやったというのに、このクオリティの高さ。素晴らしいです。佐藤先生のファシリテーションの上手さは当然あると思いますが、神戸松蔭女子の学生さんのデザイン力、編集力のポテンシャルにも驚きです・・・。学生さんたちにも評判だったようで、また「まわしよみ新聞@神戸松蔭女子学院大学食物栄養専攻局」が発行されることを大いに期待してます^^ 佐藤先生、学生のみなさん、ありがとうございました~!m(_ _)m
静岡県浜松市で実施された「黒板とキッチン@まわしよみ新聞」が中日新聞さんに取り上げられました~!^^ 黒板とキッチンさん、中日新聞さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございます~!m(_ _)m
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■中日新聞「職業、世代超えて新聞まわしよみ」
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140722/CK2014072202000032.html
新聞を持ち寄って注目の記事や広告を紹介し合うワークショップ「まわしよみ新聞」が二十日、浜松市中区のセミナールーム「黒板とキッチン」で開かれた。「不祥事の処分が厳しい」「選手のユニホームが斬新」。二十~五十代の主婦や会社員、学校職員ら十人が、山積みになった新聞から記事を選び、会話を弾ませた。
まわしよみ新聞は、大阪府を拠点に観光やまちづくり事業に取り組む陸奥賢さんが考案し、全国に普及している。気になる記事を切り取って紹介した後、トップ記事やレイアウトを議論して壁新聞を作る。
浜松では、陸奥さんの知人で同ルームの企画運営責任者鈴木一郎太さん(36)=同区=が先月から始めた。職業や世代を超えた人が記事をきっかけに交流して、新しい価値観に触れてほしいと考えた。
二回目の今回は一般紙やスポーツ新聞、経済紙など八紙、計百部が持ち込まれた。中には三年前の新聞もあり、各自が記事を三つ選んだ。菓子の価格高騰を伝えた記事やラムサール条約の登録を報じた記事のほか、天気予報図や投稿欄も取り上げられた。
「図がきれい」「日ごろの疑問が解消した」「投稿者の思いに共感」など、各自が選んだ理由を説明。共通点のある記事をまとめて「暮らしの過去と未来特集」「スカートはいつまで女性のものか」といった特集号が完成した。
参加した女性は「いろいろな深読みや偏りがあり、他の人の読み方に触れられておもしろい」と話していた。
(木許はるみ)
「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」に続いて、コモンズ・デザイン・プロジェクトの第3弾です。その名も「当事者研究スゴロク」!
本日、内田樹先生の凱風館にて「試作版」をやってみました。「べてるの家」「べてぶくろ」の向谷地宣明さんにもご協力いただき、結果は大盛り上がりww そのうち公式サイトもオープン予定です。乞うご期待ください!m(_ _)m
■当事者研究スゴロク
https://www.facebook.com/toujisyakenkyuu.sugoroku
「当事者研究」をテーマにむつさとし(観光家/コモンズ・デザイナー)が企画した参加交流型ワークショップ・メソッドです。オープンソースですので誰でも自由に、勝手に、無料で作れるスゴロク遊び。ぜひ色んなところで遊んでください。(企画:むつさとし 制作:一ノ瀬かおる 協力:向谷地宣明、應典院寺町倶楽部、練心庵、NPOそーね)
「野田稔と伊藤真の社会人材学舎VOL.6 NO.3」に市民メディア・プロデューサーの鈴木賀津彦さんが登場して「まわしよみ新聞」についてかなり詳細に語ってくれています!^^ まさか野田さんに褒められるとは・・・w 鈴木さん、ありがとうございます~!
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■野田稔と伊藤真の「社会人材学舎」VOL.6 NO.3
http://ch.nicovideo.jp/shakaijinzaigakusha/blomaga/ar580236
『まわしよみ新聞』という
楽しいトレーニング方法
■野田:昔、日本テレビで辛坊治郎さんと交代、交代で、新聞を解説するコーナーというのを1年間やったことがありました。それは、3分30秒で10本の記事を紹介するというもので、どう考えても無理なのですけども、これに挑戦する中で、情報の取捨選択能力だとか、大局的に見て、最後にまとめる力だとかが自分ではついたなと思ったので、これを学生にやらせたのですよ。すると、かなりいろいろな教育効果がありました。要するに10個の新聞記事を選ぶというところからして、とても難しいわけです。いわば、昨日という1日を3分30秒で、10本の記事によって特徴つけるという行為じゃないですか。しかも、自分の感覚がずれていると皆に言いたい放題に言われるわけです。結構いい授業になったと自負したものです。
■鈴木:「まわしよみ新聞」というのが流行っている……というか流行らせようとして地道に活動しているのです。
■野田:「まわしよみ新聞」ですか?
■鈴木:どこでもいいのですが、たとえばこの場所で3人集まっていますよね。皆が思い思いの新聞を持ち寄って、その中からそれぞれ気になった、1つとか、3つとかの記事を選んで切り抜いて、それぞれなぜその記事を選んだのかを発表します。その上で、その3つなり9つなりの記事を白い紙に貼って、「まわしよみ新聞」というタイトルを書いて、編集局ですね。その場所です。ここならば「御成門編集局」などと書いて、また裏に編集後記を書き込んで完成です。それを発表し合ったりネットなどで活動を紹介します。
■野田:これはどなたが考えたのですか?
■鈴木:大阪の陸奥賢(むつさとし)さんという方です。彼は、アートを核に、観光とかメディア、街づくりなど、幅広い分野でプロデューサーとして活躍されている方なのですが、これを考えついて実践したのですね。それは面白いと、私も目をつけて、彼に会いに行って、皆で広めようという話を拡散されているところです。
※陸奥氏は、2012年に應典院コモンズフェスタ2013用の企画として「まわしよみ新聞」を企画。同年9月29日、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)主催「第2回!カマココまつり」にて試験的に新聞制作をしたところ、評判がよかったので、プロジェクトとしてスタートさせた。
http://www.mawashiyomishinbun.info/
■野田:これは、新聞のスクラップサービスよりはるかにいいですね。スクラップサービスは便利だけど、決してユーザーが賢くはなれない。むしろ、趣味趣向に特化しようとするから、どんどんと情報が偏ってしまって、視野が狭くなってしまいます。世界が閉じてしまう危険があると思っているのです。その意味ではフェースブックも怖いなと思っていて、いや、私も使っていますから、要は使い方、のめり込み方次第なわけですが、諸刃の危険性はあると思っています。と言うのも、最近学生からよく発せられる言葉に、「だって先生、フェースブックで皆、言っているんですよ」というのがあるのです。「おいおい、それは君の友達という空間の中の話だろう。類は友を呼ぶを信じるならば、その空間には自分に近い趣味趣向の人間しかいない。そこで納得し合っているのだから、『皆が言っている』というほどの広がりはない」と言うのですが、納得しないことが多いのです。それに比べてこれは、主体性が身につきますものね。
■鈴木:スクラップサービスとは逆を行きますね。なにしろ、自分で選ぶわけですから、と言うか、スクラップサービスを自らやるわけですね。何回か、陸奥さんとも議論をしたのですが、要はネット社会では、今、野田さんが言われたように、どんどんと視野が狭くなるという傾向があるわけです。本当は広がる手段であるのですが、なぜか、狭くなる人が少なくない。ネトウヨが増えているのもその理屈なのだと思っています。自分が探したい情報だけを探すのですね。それで満足してしまう。新聞は、そんなふうに一人の世界で終わらせるものではなくて、家庭の中であっても、会社などの組織であっても、学校でも、何か気になる記事をレコメンドして、そもそも回し読みするものなのです。そこまではシェアでも同じですが、大事なのはその時に、隣にも記事がある。裏にも記事がある。そこに気づきがあったり、驚きがあるという意外性が担保されることです。視野が広がる効果です。ネットで書籍を注文するのは便利でいいですが、わざわざ書店に行く良さも、同じですよね。思いもよらない発見がある。全然違う話題にそれたり、同じ話題だけれども、幅が広がる。イチロー選手のファンがイチローに関する雑誌や書籍を買いに行ったのだけど、隣にちらと見えた「大リーグに学ぶビジネス」のような記事や書籍があって、それに惹かれれば、知識の幅が広がるわけです。新聞もそういった空間でありたい。その機能をより積極的に利用したのが、この「まわしよみ新聞」です。自分で記事をレコメンドするのですが、他の人は多分、全然違う記事を推奨してくる。そこがたまらないと思うのです。アナログな空間の良さだと思います。とは言え、もちろんその後にはデジタルの機能を使います。フェースブックでその新聞や情報を拡散するわけです。そうやってこの運動は、各地に飛び火しています。
■野田:黒金ヒロシさんは書店に書籍を買いにいくと、両隣の本も買うようにしているという話を聞いたことがあります。強制的に幅を広げるわけですね。見知らぬ本だから興奮するというようなことも言ってらっしゃるそうです。黒金さんのような博学で好奇心旺盛な人は、たとえばそうやって自分の幅を広げる努力をしている。それを万人が行うのは難しいから、仲間と協力して知識や興味の幅を広げるというのは、素晴らしいことですね。この「まわしよみ新聞」はどういう参加の仕方をすればいいのですか?
■鈴木:これ自体は、それぞれ自分の好きなところで主体的に始めてくれればいいだけの話なんです。一応、最初はファシリテーター講座と称して、実験的に人を集めて実践しています。そこに参加した人たちには、認定証を渡して、自信を持たせて、それで「認定したのだから、自分たちで始めてください」とお尻を叩いています。
■野田:リアルワークショップなのですね。ネット上ではできないのでしょうか。というのも、集まってああだ、こうだと楽しむ時間が取れない。だから、仲間を決めて、切り抜きをスキャンして送って見せ合って、コメント欄でチャットするとか、ネット上でできるようになると嬉しいと、これは個人的なニーズなのですが……。
■鈴木:そこは現状では考えていないですね、集まることを主眼にしています。ただ、出来上がったものをネットで拡散していることはしていますが……。でも、基本はリアルに会うことを大切にしています。
■野田:まあ、確かに、そのほうがいいですよね。ただ、ネットの仕組みができてもおもしろいかなとは思います。そうすれば、遠隔地、特に海外の人ともできますしね。
■鈴木:確かにそれはおもしろいですね。
■野田:そうか、これはネタの発信というだけでなくて、エディターの心得も身につくわけですね。
■鈴木:そんなことを皆で一緒にやるということが、いろいろな気づきにつながると思うのです。皆がゲストを連れてきたりすれば、そこで友達もできるでしょう。そうそう、ある人は、「婚活まわしよみ新聞」というのをやろうと言っていましたね。成り立ったかどうか結果は知らないのですけど。これをやると、その人の興味がわかるというのですね。一理あるとは思いました。たとえば読者応答室の研究会などで、各地方紙の人たちと話し合う機会もあるのですが、そうした場所でこの話をしても、関心を持つ人は少なくありません。そんな活動を通じて、徐々にですが、広がり始めています。「新聞はかくあるべし」と強く思い込んでいる人は理解してくれない、単なる遊びだとみなす傾向があるのですが、ここでやろうとしていることを理解してくれる人も少なくないです。
愛知県の江南市立古知野北小学校にて「まわしよみ新聞」が実施されて、それが中日新聞さんに掲載されたようです^^ 江南市立古知野北小学校のサイトでご紹介されていました。まわしよみ新聞、大学ばかりやのうて小学校でも確実に活動が広まって根付いてきてます。ほんまに感謝ですね・・・。
江南市立古知野北小学校のみなさん、中日新聞さん、ありがとうございます~!m(_ _)m
■江南市立古知野北小学校
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2310018
九州大学でまわしよみ新聞が実施されました!広がってますね〜^ ^ ご参加頂いた皆さん、ありがとうございます〜!m(_ _)m
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【九州大学社会教育学研究室局・開局!】
7月16日、九州大学社会教育学研究室のゼミでまわし読み新聞入門講座を行いました!西日本新聞からは、吉田さんもかけつけてくださり、ていねいなレクチャーも受けられて、みんな大満足!まずはゼミ生でやり方を学んで、また広げていきたいと思います。
釈徹宗先生とまわしよみ新聞対談!これはほんまに面白かった!ww 対談は『まわしよみ新聞のすゝめ』に収録します!釈先生、ありがとうございました〜!m(_ _)m
■発刊2周年記念!特別限定プレミアム本『まわしよみ新聞のすゝめ』を作る!
http://www.kkkk-funding.jp/info.php?type=items&id=I0000009
「まわしよみ新聞@西南学院大学クロスプラザ編集局」の桑野さんの記事より!^^遊び心あふれるまわしよみ新聞。いまの若い人の「編集力」ってほんま侮れません。西南学院大学にいきたいなぁとか思う今日この頃ですw
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【西南クロスプラザ♪】
今朝は、国際的な視点の記事と、国内の経済についての記事がたくさんとりあげられました(^○^)W杯も終わってしまいましたね・・・ブラジルについて、その国民性、気持ちが切れてしまったこと、日本もそうなんじゃないかという声もありました。(サッカーボールを一人一個かいてみました)
また、世間をにぎわす個人情報流出・議員のモラル・・・。新聞を読んで考える力を身に着けることが大事だなと思う木曜の朝でした。
九州の西南学院大学で実施された!と思っていたら、河北新報社の畠山さんが東北の宮城教育大学でもまわしよみ新聞を実施してくれました!^ ^
九州と東北の大学で作ったまわしよみ新聞を学生さんたちが見比べるとか、そういうことが出来たらめっちゃオモロイって気がしてるんですが…なんかそういうのできないかな?w
なにはともあれ、河北新報社さん、宮城教育大学の皆さん、ありがとうございます〜!^ ^
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今日は宮城教育大学に出張して「第0回しんぶんカフェ」として、まわしよみ新聞のワークショップを開きました。学生さん、職員さんにうちの社員も入り約20人ほどで。
4つのグループでのまわしよみ新聞づくり。立場や世代が違っても、決まって盛り上がるまわしよみ新聞。今日も多様な切り口の新聞ができました。
新聞を身近な人と読み合う楽しさと新聞を購読する意義を、特に若い世代にはもっと知っていただきたいですね。
最近はNEWSカフェのワークショップを、学校に限らず、企業研修や団体やコミュニティ、街中などでも依頼をいただくようになりました。
が、学校の先生も多くの人は新聞を読んで活用していないようで、まだまだ。新聞を読んでない、魅力を感じないという人を見かけたり、お呼びとあればドコマデモ!