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まわしよみ新聞は「ナショナリズム・リテラシー」を育てる?

2014 年 10 月 23 日

ナショナリズム研究では、もはや古典中の古典ですがw

「(18世紀アメリカ植民地の新聞には)本国についてのニュースの他に、商業ニュース-船の到着出帆予定、港での商品価格の動向-そしてされに植民地にける政治的任命、金持ちの家族の結婚などが掲載されていた。別の言い方をすれば、同一紙面に、この結婚とあの船、この価格とあの司教をまとめたのは、まさに植民地行政と市場システムの構造それ自体であった。こうして、カラカスの新聞は、まったく自然に、また非政治的に、その特定の読者同胞の集団に、これらの船、花嫁、司教、価格の属する想像の共同体を創造した」

要するに「想像の共同体=国家」とはなにか?というと「新聞」ということになるわけで。みんなで「国家=新聞」を切ったり、読んだり、話しあったり、貼ったり、ツッコんだり、イラスト化(戯画化)したり、再編集したりする行為が「まわしよみ新聞」。ベネティクト・アンダーソン流に見立てるとそういうことになりますww

まわしよみ新聞は「ナショナリズム・リテラシー」を育てる?・・・いやぁ、どうかなぁ・・・?



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