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他者への贈与・越境への社会実験

2017 年 6 月 27 日

2008年ぐらいから本格的に大阪でまち歩き(コミュニティ・ツーリズム)をやりはじめて「大阪は素晴らしい!大阪最高!大阪万歳!」と言い続けてきたわけですが、その世界観の狭さが、ちと気持ち悪いよな…という感覚がでてきたので、ぼくは2011年頃から(東日本大震災の影響もありますが)コモンズ・デザインをはじめたわけで。これは「他者への贈与」であるし「越境への社会実験」です。

「他者」は難しいこというてもやってくれません。オモロイことせな注目されへん。だからコモンズ・デザインはどうしても「遊びの仕組み」「遊びの仕掛け」になる。そうやないと伝播していけへん。その遊びの奥には、裏には、ぼくの哲学や思想やメッセージのようなものが込められてますが。

ありがたいことにまわしよみ新聞などは北海道から沖縄、海外にまで展開していってる。直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクも、いろんなところでやられるようになってきている。コミュニティを軽々と超越していってる。哀しいことにオープンソースなので金にはなりませんがw しかし、そこで出会った人たちが、ぼくの人生をどれだけ豊かにしてくれたことか。出会いは、ご縁は、ますます増えていく。広がっていく。どれだけ感謝しても、しきれません。

…というわけで、ゴリゴリのコミュニティ史上主義者とは、ぼくは、どうも仲良うなれまへん。もうちょい視野を高う、広うしたほうがええ思いまっせ。


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