大阪まち歩き大学。東成区。さつき児童公園にて。清水太一郎之碑。三三の記念碑。
2022 年 3 月 23 日
大阪まち歩き大学。東成区。さつき児童公園にて。清水太一郎之碑。三三の記念碑。
清水太一郎は明治32年(1899)に大今里村に生まれて33歳で大阪市議に初当選。以来8回連続当選して昭和42年(1967)の引退まで33年間の長きにわたって大阪市政に尽力した。昭和27年(1952)には第47代目大阪市議会議長なども務めた。
「三三の記念碑」というのは「33歳」から「33年間」務めた市議人生の感慨を込めて名づけたのだろう。もしかしたら「散々(33)な目に遭いながらも市議会で闘い続けてきた」というような含みもあるのかも知らない。
面白いというか首を傾げるのが石碑に「王将」「大阪讃歌」という詩?ポエム?のようなものが刻まれていること。「ネオンサインや地下鉄よ伸びよ栄えよ商工の街」「三十星霜浪速の地につくす誠」「命がけでも俺はやる」とか妙にフレーズが時代がかっていて香ばしい。
清水太一郎氏のキャラがなんとなく伝わってきますな。「王将」やったんでしょう。地域のボス感を感じる。
大阪市内では市長では池上四郎、関一、府知事では西村捨三、林市蔵の銅像などがある。市議員の業績を讃える顕彰碑は少ない。あまり見られない。そういう意味では貴重なものかも知れない。
カテゴリー: 雑感