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大阪まち歩き大学。大今里。八王子神社御旅所。

2022 年 3 月 28 日

大阪まち歩き大学。大今里。八王子神社御旅所。

元々は西今里村の氏神の八剱神社があった。しかし明治22年(1889)に森・古屋敷地・中道・本庄・西今里・中浜の六ヶ村が合併して中本ができて八剱神社は合祀され、八王子神社の御旅所になった。八剱神社が六ヶ村の合併で八王子神社と、なんだかややこしい。

境内には大きな楠木があり、樹齢1300年という。楠は意外と成長が早く、某神社で樹齢1000年といわれている楠木も「実は400年か500年ぐらいではないか?」と、そこの神官さんからコッソリといわれたことがある。どこの神社かはいいませんw

樹齢に感じては正確なところはわからないと思われるが、なかなか大阪市内で、これほどの大楠は見られない。住宅地に囲まれていて路地を曲がると唐突に巨大な楠が現れるから初めて見た時は、その偉容さに度肝を抜かれた。

明治18年(1885)の淀川大洪水の時に東成区界隈も水浸しになったが、その時に西今里村の住民たち40名ほどが、この大樹に登って三日三晩を過ごして命からがら助かったという。今でも生存者の御子孫の方に厚く崇敬されている。村人の命を救った。まさに神樹です。


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