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いわき市民の、いわき市民による、いわき市民のための自転車観光をw

2023 年 1 月 21 日

【福島県】お馴染みのGuesthouse & Lounge FARO iwakiにて「いわき七浜海道サイクリングロード」の振り返り。

ひとことで自転車というが、自転車は最も多様性のあるモビリティではないか?という気がする。

シティサイクル(ママチャリ)、電動自転車、折りたたみ自転車、ミニベロ、マウンテンバイク、ロードバイク、クロスバイク、シクロクロス、BMX、補助輪付き自転車、タンデム自転車(二人乗り)…と、じつに多種多様な自転車がある。

それぞれの自転車にあわせて目的、用途が違う。スピードを競う人、距離を伸ばしたい人、景色を楽しみたい人、ふらふらと巡りたい人…とユーザーの志向も違ってくるだろう。

どういう人に、どういう自転車文化を広げたいか?それによって用いる自転車が変わるし、ガイディング、案内が変わるし、ルート、マップも変わるだろう。その幅広さ、奥深さが面白いし、自転車文化の可能性だが、これがしかし初心者やビギナーが自転車文化に触れるにあたって若干の戸惑いのようなものを産んでいる気もする。

まずは「自転車文化の裾野を広げる」ということが大事ではないか?ということ。そして、その対象は約32万人の「いわき市民」であることが、今後のいわきのまちづくりにとって、地域社会にとって、いちばん重要で、大事なことではないか?というような話をしました。

外からやってきて百キロ二百キロとサイクリングロードを走るガチ勢の自転車乗りの人も世の中には沢山いますが、そういう人は、やはり「いわき」を見ているか?というと、そうではないという気がします。要するに「距離」や「スピード」や「カロリー」といった「データ(数字)」を見ているだろうと思う。

そうではなくて「いわき」や「地域」や「コミュニティ」や「震災」や「復興」や「文化」や「歴史」や「信仰」や「ひと」や「みせ」を見てほしい。「物語(ナラティブ)」に触れてほしい。そうなると、おのずと方法論が定まってくると思います。そして、その方法論こそが、まさしく僕の仕事の範疇(まち歩き、コミュニティ・ツーリズム)とリンクします。

自転車というツールを用いて「地産地消の観光」をやるべきや思います。いわき市民の、いわき市民による、いわき市民のための自転車観光をw


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