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2023 年 3 月 23 日 のアーカイブ

『大蓮寺ものがたり』が発行されました(PDF、画像一覧)

2023 年 3 月 23 日 Comments off

【大蓮寺ものがたり】去年の夏頃に大蓮寺の秋田光彦前住職から「大蓮寺の歴史、伝説、伝承などをまとめた小冊子を作ってほしい」というご依頼をうけて、約8か月ぐらいかけてコツコツと文献リサーチを積み重ね、纏めたのがこちらのPDFです。

https://drive.google.com/file/d/1aRYSSpLGsRG-fLTMjTOWXRyLF2oRc8-Z

リサーチをしながら出てくる大蓮寺エピソードがあまりに面白すぎて夢中になりました。じつに通好みというか、マニアックな一冊ですが、ぜひとも読んでほしい一冊です。大蓮寺サイトにて無料でPDFで公開されています。ダウンロードしてご笑覧ください。

———————————

【『大蓮寺ものがたり』が発行されました】
このたび、観光家・陸奥賢の執筆による『大蓮寺ものがたり』が発行されました。秋田光彦老僧の「伝説、伝承の類も含めて大蓮寺にまつわる事績、人物、エピソードなどをまとめた小冊子を記念に作成したい」という長年の願いが実現しました。春彼岸法要に来られたお檀家さんにはすでにお配りしましたが、大蓮寺を知っておられる方も、そうでない方もきっと楽しんでいただける内容になっていると思います。大阪の古い歴史を紐解くような出来事から、全く知られなかったような出来事まで、大蓮寺ゆかりの物語が刻まれています。公開いたしますので、どなたさまも下記よりどうぞご一読ください。

https://drive.google.com/file/d/1aRYSSpLGsRG-fLTMjTOWXRyLF2oRc8-Z

↓大蓮寺HPはこちらから

https://www.dairenji.com/?post_type=informations&p=4891


カテゴリー: 雑感 タグ:

『大蓮寺ものがたり』が発行されました

2023 年 3 月 23 日 Comments off

【大蓮寺ものがたり】去年の夏頃に大蓮寺の秋田光彦前住職から「大蓮寺の歴史、伝説、伝承などをまとめた小冊子を作ってほしい」というご依頼をうけて、約8か月ぐらいかけてコツコツと文献リサーチを積み重ね、纏めたのがこちらのPDFです。

https://drive.google.com/file/d/1aRYSSpLGsRG-fLTMjTOWXRyLF2oRc8-Z

リサーチをしながら出てくる大蓮寺エピソードがあまりに面白すぎて夢中になりました。じつに通好みというか、マニアックな一冊ですが、ぜひとも読んでほしい一冊です。大蓮寺サイトにて無料でPDFで公開されています。ダウンロードしてご笑覧ください。

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【『大蓮寺ものがたり』が発行されました】
このたび、観光家・陸奥賢の執筆による『大蓮寺ものがたり』が発行されました。秋田光彦老僧の「伝説、伝承の類も含めて大蓮寺にまつわる事績、人物、エピソードなどをまとめた小冊子を記念に作成したい」という長年の願いが実現しました。春彼岸法要に来られたお檀家さんにはすでにお配りしましたが、大蓮寺を知っておられる方も、そうでない方もきっと楽しんでいただける内容になっていると思います。大阪の古い歴史を紐解くような出来事から、全く知られなかったような出来事まで、大蓮寺ゆかりの物語が刻まれています。公開いたしますので、どなたさまも下記よりどうぞご一読ください。

https://drive.google.com/file/d/1aRYSSpLGsRG-fLTMjTOWXRyLF2oRc8-Z

↓大蓮寺HPはこちらから

https://www.dairenji.com/?post_type=informations&p=4891


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この長屋と路地なくなります展@空堀

2023 年 3 月 23 日 Comments off

この長屋と路地なくなります展@空堀

もうイベント時間は終了してましたが、梅山くんにメールしたらぜひ寄ってくださいとのことなので、ひとりで最後の客として訪問しました。

長屋は借家ですが、先だって應典院で「家じまい」をテーマにした写真展『キオクノキロク』 (写真家・藤田温さん)が開催されていて、僕も行きましたが、その影響もあって最近、よく「家じまい」について考えます。

団塊の世代(1946〜1949年生まれ)というのは凄い世代で、いろんなデータがありますが、なんと持ち家率が86.2パーセントとか。85パーセント超えでっせ?考えられないというか、信じられない。うちの父親(1942年生まれ)は団塊の世代より前の世代で団地住まい(借家住まい)でしたが、じつは珍しいパターンなんかもしれません。

たぶん日本の歴史上、これだけ「家」というのが建てられた時代はないし、空前絶後の規模でしょう。借家住まいの方が少ない世代。

江戸時代の大坂なんかは借家住まいだらけでした。家持ちになると税金を払わないといけないので、みんな嫌がった。そこそこの金持ちでも家は持たない。奉行所が「頼むから家持ちになって税金払て」とお触れ書きで何度も何度も依頼してるぐらい。それぐらい家持ちは珍しく、借家住まいだらけだった。

都市というのは基本的に流民であって、だから借家住まいというのがスタンダード。また昔の大坂は水害、天災も酷かった。地震、津波、高潮、洪水、台風など、なにかあると水が溢れて家が流される。鍋釜の家財道具なんかもどっかに流されていく。しかし流されても大丈夫。またどっかから流されてくるので、それをありがたく拝領して流用するわけですw 俗にいう「風呂屋のゲタ理論」ですな。

だからそこそこのモノを買う。一級品なんか買わない。甲乙丙の乙。甲はもったいない。流されたらえらいこっちゃですがな。丙は使えない。安物買いの銭失い。そこそこの乙がよろしい。乙な生活。都市流民の本道はそこです。都市民よ、乙であれかし。

乙な生活をするには、借家住まいでいいし、そこそこの長屋でよろしい。それは都市流民の知恵です。梅山くんはその実践者で、次も寺田町の長屋に住むとか。素晴らしいw

僕も昔はそこそこの長屋に住んだこともありますが、大体、長屋住まいの妙というのはネズミとの戦いですなw ネズミというのは実に聡い生き物で、自分の生活の安全圏、縄張りを確保するためにフンをする。

最初は部屋の隅っこにフンを落としていく。それを掃除するのを忘れると、次は、もうちょっと部屋に進出してきてフンを落としていく。慌ててフンを掃除すると、また最初の隅っこにフンをします。マーキングやり直しです。

ところがフンの掃除を忘れたり、見落としたりしていると、フンがどんどん部屋に進出して、最後は部屋のど真ん中のちゃぶ台の上でフンを落としていきます。発見した時は叫びますよ。ギャー!です。慌てて大掃除して、ネズミは、また部屋の隅っこからスタートです。それを延々と繰り返すのが長屋暮らしの嗜みですw

こういうネズミ問題は猫を飼うとあっというまに解決しますが、猫は猫で、どっかからヘンな虫を狩ってきて、バラバラに解体して、玄関先に並べたりしますから。これは狩猟の腕前、技術を誇っていたり、「君も食べてええよ」っていう猫なりの親愛の表現らしいんですが、残酷残虐すぎて、あれはあれで家に帰ってきた時のトラウマです。ギャー!です。

梅山くんが住んでいた築100年超えの長屋は潰されて、おそらく何の変哲もないマンションになるとか。この一角は珍しく長屋が連なっていて。わかっている不動産屋さんなら長屋全体をリノベして、長く活用しようとするかもしれないんですが。非常に残念なことです。


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