NPOと企業メセナと行政の助成金とソーシャル・リノベーション

国家とか官僚とか行政とかが出す助成金・補助金というのは、どうしても無難なものになります。税金ですから。血税ですから。万人によく理解できて、意味がわかって、理解ができて、「これは必要です」とまず間違いなく受け入れられるもの。結局「御用NPO法人」的なものしか助成金・補助金が出せない。なかなか冒険はできません(たまに素晴らしい行政マンがいて、おお!!?こんな凄いことが!!なんてこともありますが)。

しかし民間、企業の助成金や補助金は、それ以上のことをやってほしいと思うんですな。御用NPO法人的なもののバックアップは国家や官僚や行政がやってくれますから。民間企業は「やってることの意味はようわからんが、若いやつが、へんなやつらが、どうも必死でやっとる。よし!その熱意を買おう!」ぐらいの勢いやギャンブルでやらんと、色んな意味で企業メセナの存在意義や、やる意味がないように感じています。AAFの加藤種男さん(現・企業メセナ協議会代表理事)が「大阪七墓巡り復活プロジェクト」を見て、「やってることの意味はようわからんが、意味わからんから助成金を出さないと」といってくれたのは、本当にありがたいことですし、素晴らしいことですし、頭が下がる思いです。

そうやってまず挑戦的な民間企業とNPOが「失敗ありき」の「攻めの姿勢」で活動していって、市民の中に「あ。そういうのもありなんや」という気づきや新しい社会意識を目覚めさせて、その後、行政や官僚や行政が「みんなもなんとなく受け入れてますし、それでは私たちも応援・支援しましょう」と「守りの姿勢」ですが、バックアップに入ってくる。

おそらく、アートにしろ、デザインにしろ、メディアにしろ、新しいソーシャル・リノベーションって、そういうサイクルで誕生してくると思うんです。NPOも企業も行政も、それぞれの立場や役割を考えて動いていきたいですな・・・というわけで、今週末の11/16(土)17(日)に「AAF2013報告会」をやります。
http://www.facebook.com/events/211157652389623/

日本全国各地から「なんやようわからん???」といわれるアート・プロジェクト、アートNPO団体の関係者が一斉に会する。ぼくは前日の16日の報告会ではAAF事務局の長谷さんの陰謀(?)でメセナ協議会の松木さんと一緒に全体司会をやることにもなりました^^; 色んなひととお友達になれると思います。よろしければぜひとも遊びにきてくださいm(_ _)m


2013年 11月 12日
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