11/9(日)14時30分より堺市北図書館の「北図書館フェスタ」で「本で遊ぼう!直観讀みブックマーカーのすすめ」という企画を実施します!^^ 参加費は無料です。よろしければどうぞ!m(_ _)m
【本で遊ぼう!直観読みブックマーカーのすすめ】
https://www.lib-sakai.jp/oshirase/2014/kita_festa.pdf
本を無作為に開き、目に留まった文章をしおりに書き出します。みんなで話し合い、しおりはお土産に持ち帰ります。どなたでもお気軽にどうぞ。
■11月9日(日)14:30~16:00
■定員:30人
■ファシリテーター:陸奥賢氏
観光家/コモンズ・デザイナー NPOまちらぼ代表
直観読みブックマーカー、まわしよみ新聞などを主宰
糸家さんでの「業界新聞まわしよみ新聞」の様子が糸家さんのブログにアップされました!^^ 業界新聞は深いですww 福井くん、大澤さん、糸島のみなさん、ありがとう~!
■業界まわしよみ新聞
http://ameblo.jp/itoya0229/entry-11945415370.html
10月14日は糸家にて、まわしよみ新聞、発案者の陸奥賢さんをお招きして「まわしよみ新聞」を行いました。今回のまわしよみ新聞は糸島が全国に先駆けて、日本初の「業界専門紙とローカル紙によるまわしよみ新聞」を実施しました。
釜ヶ崎は近代が要請して誕生したまちです。資本家や官僚が「日雇労働者のまち」を作れば便利だろうと考えた。ところが日雇労働者たちがまちに集うと、やがて団結し、資本家や官僚と戦うことを覚えた。「労働者を一箇所に集めるとややこしい。孤立化させなければ」。
ネット登録の派遣労働がそれを可能にしました。顔を合わせるリアルなまちではなくて、ネットで個々に管理すれば、派遣労働者が団結して資本家に逆らうこともないだろうと。事実、派遣労働者の若者たちはネット上(掲示板やSNS)では集まりますが、リアルな繋がりはなかなか結べない。
ネカフェにいけば、派遣労働の若者たちがたくさんいます。派遣労働者は補償がない。いつクビが切られるかわからない。ワーキングプアで、年ばかりとる。やがて30、40といった年齢にさしかかる。言いようのない将来への不安と孤独を抱える。実は隣のブースには同じような立場の人間がいるんですが、お互いに没交渉。孤独はネットで慰め、癒す。ここから自己愛と国家愛を混同したり、嫌韓・反中にハマったりする。釜ヶ崎の日雇労働者は孤独が見えます。だから団結することができた。ネカフェの派遣労働者の孤独はなかなか見えない。「孤独の孤立」。これがじつにつらい。
そもそも派遣労働はアメリカで産まれたもので。イラクやアフガンとの戦争で米兵が死ぬとコストがかかってしょうがない。まず一人前の兵隊にするのに金がかかり、それがテロでやられて「名誉の戦死」をしたりすると、また補償やら恩給が必要になる。それでテロリストがよく狙う輸送や補給などを民間会社(もちろん派遣会社の資本家と官僚の癒着です)にやらせた。民間人なら死んでも国家は補償しなくていい。育てる金もいらない。トラック、船、飛行機の運転手などなんぼでもいる。危険な戦争現場に送り込まれる「使い捨ての派遣労働者」がこうして産まれた。やがて、この派遣労働システムが小泉政権下の日本に導入される。
釜ヶ崎の日雇労働者とネカフェの派遣労働者。見える孤独と見えない孤独。釜ヶ崎の孤独は時に噴出し、「釜ヶ崎暴動」につながりました。これはある意味、ガス抜きでもあった。派遣労働者の孤独はどこまでも潜行し、地下に伏流し、なかなか表れない。しかし、これがもし、噴出するようなことがあった時は、これはとんでもないことになるんやないか?と、そういう懸念が、ぼくの中にはあります。
大衆は資本家や官僚の思い通りになるようなそんな愚かな存在ではない。じつはしたたかで、いったん暴れ出すと歯止めがきかない。恐ろしい。恐ろしいが、これが世の常なのかも知れないと、ぼくはどこかで諦めてもいます。
以上は釜ヶ崎への個人的雑感。太田監督の映画『解放区』はまだ観れてません(監督ごめんなさい!)。大変な難産だったと聞いてます。機会があれば観てみたいですな。
■身の危険を感じながら大阪・西成の現実描いた太田監督「生きることを肯定したい」
http://eiga.com/news/20141028/10/
社会実験者とは「効率的な社会にしよう」とか「よりよい社会を作ろう」といったベクトルを目指すのではなく、純粋に「こんなことしたらどうなるやろうか?」という好奇心、冒険心、イタズラ心、探究心、遊び心などを動機とする行為者です。実験のための実験であり、「純粋実験」です。
■社会実験者宣言
http://wp.me/pxlkK-NF
先だっての九州ツアーで、福井くんの「まちの縁側~糸家~」さんで、大澤寅雄さん、手塚夏子さんとご一緒に「七墓巡りと盆踊り」というトークイベントを実施しましたが、その映像を大澤さんにアップしていただきました!^^
手前味噌ですが、これ、おもろいですww 1時間39分ほどありますが、よろしければどうぞm(_ _)m
■七墓巡りと盆踊り
https://www.youtube.com/watch?v=tsjU9CCJXEM
■2014年10月15日、まちの縁側〜糸家〜(福岡県糸島市前原)にて。
■スピーカー:大澤寅雄(文化生態観察)、陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー)、手塚夏子(ダンサー/振付家)
■助成:公益財団法人福武財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
西日本新聞社さんの二島さんが北九州市立大学にてまわしよみ新聞!盛り上がったそうですが、北九州市立大学にも学生編集長が誕生すれば面白い!今後が楽しみな企画です^ ^
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【出前出張講座@北九州市立大学】
おはようございます!事務局の二島です。先週の木曜日から北九州市立大学のキャリアセンターと共催で、新聞を活用したソーシャル講座として「まわしよみ新聞」をさせていただくことになりました。
第1回目は、8人の学生が参加。そのうち6名はまわしよみ新聞初体験でした!普段全く新聞を読まない学生、毎日読んでいる学生といましたが、「新聞を読んで記事を紹介することでより理解が深まる」、「普段だったら目に留まらない記事に触れることができて、視野の広がりを感じた」、「選ぶ新聞で自分の視点に気付いた」といった感想をいただきました。まわしよみ新聞を通して、参加者それぞれが学びや気付きを得ることができたようでとても嬉しいです!
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◆まわしよみ新聞出前出張講座
ニュースカフェ事務局は、まわしよみ新聞出前出張講座を行っています。お問い合わせは、西日本新聞ニュースカフェ事務局=092-711-5506(安武・二島)まで。
神戸のおかんアート界の巨匠・香坂さんの作品。当初、香坂さんは「トイレットペーパーをティッシュのように使いたい」と思ったそうで、それでトイレットペーパーの「芯」を抜いて作ってたそうですが、それだけではみっともないので、それの周りにカバーをつけたと。最初は単なるカバーだけやったそうですが、それになぜか「目」をつけ、「口」をつけ、「帽子」をかぶせて、「手足」がついて・・・最終的にこういうキャラクターになったとか。
男がなにかものづくりをするとなると、「こういうものを作りたい」という「目的」やら「設計」やら「完成系のビジョン」が先にあるんですが、おかんの場合はそういった「目的」「設計」「完成系のビジョン」がないんですな。「かわいいキャラクターのカバーを作ろう」ではなくて「カバーを作っていたら、いつのまにか、こんなキャラクターになっていた」と。だから、これで完成系か?というとそうではないということでもあります。ほっといたら、これもなにかの拍子で、どんどんと変わっていく可能性があります。なにかのキッカケで、いきなり「耳」がついたりすることも充分、ありえるわけです。怖ろしいですな・・・。
無目的のものづくり。設計のない手芸。完成系のビジョンがないアート。これこそがおかんアートの凄味です。ほんま参りましたww
6月25日と7月2日の2日間ですが、FMあまがさきの「8時だヨ!神さま仏さま」に出演しました!そのポッドキャストです。「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「大阪モダン寺巡礼」などについて話をしています。宮司さんと住職さんと牧師さんに囲まれて話をするとか、じつに貴重な体験でした。あんまり宮司さん、住職さん、牧師さんには見えませんでしたが・・・。どちらか?というと「尼のおっちゃん」でしたが・・・。
江田さん、宏林さん、福島さん、企画者の若狭さん、ありがとうございました~!^^
■2014年6月25日放送分「8時だヨ!神さま仏さま」Podcast
http://www.voiceblog.jp/hachiji-aiai/2082044.html
■2014年7月2日放送分「8時だヨ!神さま仏さま」Podcast
http://www.voiceblog.jp/hachiji-aiai/2082045.html
川西市の翌日11/1(土)は兵庫県朝来市の「生野ルートダルジャン芸術祭」(北夙川伯爵、前畑夫妻などが企画・プロデュース!)で「直観讀みブックマーカー」を作ります!ぜひとも遊びにきてください~!^^
■陸奥賢ワークショップ「直観讀みブックマーカー」in生野鉱山甲社宅
https://www.facebook.com/events/679062918866634/
■開催日時:11/1(土)15時~17時
■開催場所:生野町口銀谷640番地
※JR播但線「生野駅」から徒歩約10分
■生野ルートダルジャン芸術祭2014
http://j-heritage.org/art/