おおさかコモンズ?
2022 年 3 月 21 日
おおさかコモンズ?
まちを歩いてると、いろいろと新しいもん、不思議なもんが目に入ってきますな。
気になったのがポスターをよく読むと「come on,common!」とあって「commons」(コモンズ)ではなくて「common」(コモン)となっている。これでは「おおさかコモンズ」ではなくて「おおさかコモン」ではないか?
commonは「一般」とか「常識」とか「共通」とか「普通」とか「当然」といったような意味に訳されることが多い。僕は「世界観」と訳す。
これが「単数形」か「複数形」かで、だいぶ意味合いは変わってくる。つまりcommonは「単数(ひとつ)の世界観」しかない状態であるが、commonsとなると「複数の世界観」が交錯している状態を表す言葉になるから。
自分とは違う常識、自分とは異なる普通、自分とは相容れない一般、自分には理解できない世界観…そういう「他者」と共にあるのがcommons(複数形)であろう。
僕はcommons(他者と出逢う、出逢ってしまう、多様な世界観)が入り乱れて混淆する、カオスモスな時間や空間や場所を作りたいと活動している。common(ひとつの世界観)を作ろうとは思っていない。「ワンワールド」みたいな時間や空間や場所は、個人的には、あんま好っきゃないw
「大阪はひとつ」ちゃう。「大阪はひとつひとつ」や。要するにバラバラです。この都市は纏まらん。みんなやりたい放題やりおる。それでええ。commonsであること。大阪の可能性は、たぶん、そこや。限界もそこやったりしますがw
んで結局、おおさかコモンズとは何なのか?このポスターでは、いまいち、よくわからない。うーむ。他者やなあw
カテゴリー: 雑感