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【新潟県】阿賀町にて。まち歩きフォトスゴロクの研修ということで津川駅から出発で阿賀黎明高校までを歩く。

2022 年 4 月 1 日

【新潟県】阿賀町にて。まち歩きフォトスゴロクの研修ということで津川駅から出発で阿賀黎明高校までを歩く。

津川駅を出ると、いきなり阿賀野川ときりん橋が眼前に。集落に向かうには阿賀野川、きりん橋を越えて南に向かう必要がある。これが結構、距離がある。歩きながらなんでこんなに集落まで遠いのか?とぼやいたw

疑問に思って、なんで集落から遠く離れた場所に駅(磐越西線)を作ったのか?と聞いてみたら、じつは阿賀町川の北側に昭和電工(現在は新潟昭和)の工場(最寄駅は津川駅の隣の鹿瀬駅)があったとか。それで昭和電工の従業員、関係者の利便性を考えて駅と線路を川の北側、集落から遠く離れた場所に置いたという。集落よりも工場最優先だったということらしい。

実際に昭和電工は1950年代の最盛期には2000名を超える労働者がいたとか。阿賀町に合併する前の津川町の人口は約5000名(2005年)、鹿瀬町は約2000名(2005年)という統計データがあったから昭和電工の労働者が町に与えた経済効果は凄まじいものがあっただろう。

企業城下町の歴史。その記憶を留めているのが、この駅と集落の微妙な距離といえるw


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