ホーム > 雑感 > 大阪まち歩き大学。安堂寺町。榎木大明神。エノキさんといわれているが本当は槐(エンジュ)だという。楠木正成公お手植えという伝説があるが、まあ、これは伝説だろう。

大阪まち歩き大学。安堂寺町。榎木大明神。エノキさんといわれているが本当は槐(エンジュ)だという。楠木正成公お手植えという伝説があるが、まあ、これは伝説だろう。

2022 年 4 月 12 日

大阪まち歩き大学。安堂寺町。榎木大明神。エノキさんといわれているが本当は槐(エンジュ)だという。楠木正成公お手植えという伝説があるが、まあ、これは伝説だろう。

榎木大明神さんの前の南北の筋をお祓い筋という。古くは熊野街道であり、悩み苦しみを抱えた多くの旅人が行き来した。

そういう旅人目当てに辻占やら易者、拝み屋、狐憑き、お祓いの巫女やらが街道に多く出たらしい。だからお祓い筋。

榎木大明神あたりにも、そういう有象無象のいかがわしいのがようさんいたのかも知れない。

そして、ここから近代に出てきたのが直木三十五。直木三十五こそ大阪が産んだ稀代のトリックスター。なんとなく御土地柄を感じますな。

榎木大明神のすぐ下に直木三十五文学碑があり、「南国太平記」の一文が刻まれている。


カテゴリー: 雑感 タグ: