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大阪まち歩き大学。聖徳太子千四百年御聖忌慶讃大法要。いろんな宗派が並んでいる。奈良仏教、平安仏教、密教、修験、浄土教系まで。さすが四天王寺。

2022 年 4 月 25 日

大阪まち歩き大学。聖徳太子千四百年御聖忌慶讃大法要。いろんな宗派が並んでいる。奈良仏教、平安仏教、密教、修験、浄土教系まで。さすが四天王寺。

気になるのは律宗・唐招提寺がないのと日蓮宗の法華系がない。浄土系では時宗もない。また臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の禅宗系もない。

意外なところでは浅草寺や鞍馬寺との繋がりか。浅草寺、鞍馬寺は歴史的には聖徳太子とは、さほど関係なかろうと思うが戦後に天台宗から独立した…という経緯が似ている。四天王寺は1946年に和宗総本山に。その後、鞍馬寺が1949年に、浅草寺も1950年に独立した。

天台宗比叡山からしたら超絶痛手であったとは思うが、この辺、いろいろとあったろうと思うが、あまり多くは知らない。戦後の混乱の時代であるが経緯が気になる。誰か研究とかしてはるんやろうか?

あと四天王寺の西大門、浅草寺の雷門は松下幸之助が一建立で寄進している。松下幸之助ネットワークのおかげで四天王寺と浅草寺の距離が縮まったかもしれない。

しれっと孝道教団が入っているのもポイントが高い。新宗教系だが法華系、霊友会系といわれたりもするが天台宗の僧侶が開祖だったりする。

御聖忌の法要にどの宗派が来ているか?で四天王寺、聖徳太子と各宗派の距離感(?)が感じられて興味深い。マニアックな楽しみ方やなあ。


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