神戸を愛する人、アートを愛する人すべてに。
■『神戸ビエンナーレをさらに盛り上げるために「100人のアーティスト」が集まる会』呼びかけ文
神戸ビエンナーレは2007年から今年で第4回目を数えましたが、ここ数年のうちに、日本全国各地の都市で芸術祭、アート・フェスティバル、ビエンナーレ、トリエンナーレなどが数多く実施されるようになっています。こうしたアートの祭典が増えることは基本的には喜ばしいことですが、それぞれの都市の特性(歴史、物語、文化、風土、人)を活かした、その都市でしか実現できないアートの祭典が、より強く求められていくだろうと我々は考えています。
また2007年から比べても色々と日本の社会状況は変化し、アートを取り巻く環境なども劇的に変わってきています。新・自由主義やグローバル資本主義が押し寄せて、地方都市経済や地元密着の商店街などを疲弊させ、無縁社会、孤独死、ひきこもり、ネット依存、ヘイト・スピーチといった社会問題は、より深刻化しています。「失われた10年」は、いつのまにか「失われた20年」と呼ばれ、ますます混迷の度合いを深めています。なによりも2011年3月11日の東日本大震災や福島原発事故は、「我々は本当にこのままでいいのだろうか?」という「大いなる問い」を日本社会全体に突き付け、資本最優先の近代文明の在り様を根底から揺さぶりました。いまもその揺さぶりは続いています。
こうした緊張的で末期的な近代文明状況を反映してか、アウトサイダー・アートやアール・ブリュット(生の芸術)、芸術テロといった非常に興味深いアートの動きも急加速しています。これらは他者性を認める、または(より能動的に、攻撃的にでも)認めさせるためのアートの動きといえます。また「神戸ビエンナーレ2013」とほぼ同時期に開催された「あいちトリエンナーレ2013」は「揺れる大地-われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに掲げましたが、まさに日本社会が直面している諸問題に真っ向から取り込んだアートの祭典といえるでしょう。こうしたテーマを掲げることは、各界に是々非々の「対話」を生みましたが、しかし、政治や教育ではできない「気づき」や「問い」を与えることが、アートの重要な性質のひとつであると考えますし、こうした「対話」が起こったこと自体が素晴らしいことであると思います。むしろ神戸市民、神戸のアーティストが懸念すべきは、なぜ「あいちトリエンナーレ2013」でこうした「対話」が巻き起こり、「神戸ビエンナーレ2013」ではそれが起こりなかったのか?という部分です。阪神淡路大震災を経た神戸という都市だからでこそのビエンナーレがあっただろうし、こうした「対話」があって然りだったのでは?という思いがあります。
いずれにせよ、アートだけの動きに限らず、政治でも経済でも文化でも教育でも、2011年以降は「総点検する時代」に入ったのだと考えています。震災、原発事故を経て、日本人はいろんなことに気づきました。過去、良かったもの、素晴らしかったものでも、本当にそれでいいのか?現在も通用するものかどうか?を考えないといけない。さらに現在だけが良いのではなく、未来に向けて発信するべきものかどうかを深く考えないといけない。「神戸ビエンナーレ」について、神戸市民が集まり、いろいろと「対話」をしようといった動きを促すのも、こうした「総点検する時代」の動きのひとつです。神戸を愛するすべての市民、アーティストは是非ともご参加下さい。神戸ビエンナーレについて思うところ、忌憚のないご意見を下さい。そして、みんなで「対話」をしましょう。神戸の未来のために。
■12/7(土)14時から神戸ビエンナーレをさらに盛り上げるために「100人のアーティスト」が集まる会
http://www.facebook.com/events/639453319431912/
■神戸ビエンナーレについてご意見をお願いします
https://docs.google.com/forms/d/1mkNZ0–KSgfF0s-Ims-s3wZKZUEb546OzKnzbeCEaUk/viewform
12月7日の~神戸ビエンナーレをさらに盛り上げるために「100人のアーティスト」が集まる会~にて、フォームに書き込んでいただいたご意見を発表させていただく予定です。※時間の関係上全ては発表できませんのでご容赦ください。
大阪市鶴見区の広報紙『こうほうつるみ』(平成25年12月号)で「現場で学ぶ、チカツキョウ広報」で実施された「まわしよみ新聞ワークショップ」の記事が掲載されました!
企画主催してくれた地活協運営委員会さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました~!^^
ちなみに「まわしよみ新聞」は「いつでも、どこでも、だれでもできるコモンズ・デザイン」で、自由にやっていいオープンフリー&オープンソースのワークショップ・メソッドです。参加費をとって有料イベントとして開催していただいてもかまいません(大体、みなさん500円から1000円ぐらいの参加費をとっておられます^^)。ぜひまた色んなところでやってみてください!m(_ _)m
■まわしよみ新聞の作り方
http://www.mawashiyomishinbun.info/manual/
「作り方」と「コツ」はこちらをご参照くださいm(_ _)m
■こうほうつるみ 平成25年12月号
http://www.city.osaka.lg.jp/tsurumi/cmsfiles/contents/0000244/244768/8.pdf
昨日の直観讀みブックマーカーの様子。意味不明なほど盛り上がって、笑いすぎて肩が痛くなりました・・・。これはほんまにヤバイぐらいオモロイですww ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました~!^^
※ちなみに次回以降の予定はこんな感じです↓
■1/7(火)19時より「コワーキングスペース往来@暇活」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/191632191020996/
■2/4(火)19時より「コワーキングスペース往来@暇活」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/524205570996980/
■3/4(火)19時より「コワーキングスペース往来@暇活」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/395945687200312/
昨日の「直観讀みブックマーカー」では、クワトレイン(四行詩)を作りました。「クリスマス」をテーマに、4人で「起・承・転・結」と役割を決めて、4冊の本をそれぞれ直観讀みして、その出てきた文章を順番通りに並べるというものです。出来上がった作品がこちら。
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四行詩「クリスマス」
このことに気が付かなかったのだ
御霊とは政治的に非業の死をとげた人々の怨霊をいい、それが疫病や地震、火災などを引き起こす原因とされたのである
しかしながら、彼のあやまりは一神論的な宗教の他の局面を無視した
愛が憎しみに変わる時
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ユングでいうところの集合的無意識というやつでしょうか。なんか繋がる。これはみんなで作って、あまりの出来栄えのよさに、感動して吼えました。なんやようわかりませんが深い・・・ww
『市報すいた』(平成25年12月号)の中で12/14に「ラコルタ(吹田市立市民公益活動センター)」さんで実施される「テーマカフェ まわしよみ新聞」のイベント告知が掲載されています!吹田市民の方はぜひともチェックしてみてください~^^
■市報すいたPDF版 平成25年11月号
http://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-somu/koho/shiho/_57510/_60141.html
明日は往来で直観讀みブックマーカーの日。どんな日になるのか?『大阪企業家ミュージアムガイドブック』で直観讀みブックマーカーしてみました。
「マネキン陳列を採用する」
どんな日やねん・・・。
■12/3(火)19時より「コワーキングスペース往来@暇活」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/407256292709463/
「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)」 の声明の趣旨に賛同しました。
http://anti-secrecy.jimdo.com/
【声明文】「特定秘密保護法案」に反対する声明
去る11月26日に衆議院で可決された「特定秘密保護法案」は、表現の自由や思想・信条の自由、さらには、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義といった憲法の骨格をなす原理原則に反する法案であり、自律的な市民生活を脅かす怖れがきわめて大きなものです。そして、平和で民主的な社会を基盤として成り立つ、音楽・芸能、美術、文学、映画、写真などの創造的な営みや、出版・報道・放送など、さまざまな表現活動の自由を損なうものです。国連人権理事会や海外のメディア・人権団体からも強い懸念が表明されているこの法案は、さらに、以下のような見過ごすことのできない多くの問題と欠点を抱えています。
・「特定秘密」の範囲が不明確であること
・政府の裁量・権限が大きすぎ、恣意的な運用が可能であること
・独立した第三者機関によるチェック体制がないこと
・将来の情報開示について義務規定がなく、情報公開の流れに逆行していること
・罰が重すぎること
・立法の趣旨には現行法で対応できること
・国会で十分な議論がなされていないこと
・国民の広範な反対の声を無視していること
以上の理由により、私たちは同法の衆議院における強行採決に強く抗議するとともに、すみやかに廃案とすることをすべての国会議員に求めます。
2013年12月2日 「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)
神戸ビエンナーレにて。オーシャンプリンス号を操舵しました。ウソです。単なるレプリカですww
言葉はどうしても空虚さを産みます。どれだけ言葉を費やしても届かないものがある。そういうときは身体で示すしかない。性愛なんかはそうやって産まれる。しかし、届かないからといって言葉自体に非があるわけではない。むしろ言葉があるおかげで、性愛はより高まる。言葉の力によって、身体はより遠くのものへと手を届かせることもできる。つまり身体が言葉を超えた世界を開くのも、じつは言葉の力や作用による。言葉の内に言葉がなく、言葉の外に言葉が存在する。言葉の神髄は、そこにある。
「直観讀みブックマーカー」は言葉の持つ深淵さ、トポロジー性や脱構築性を楽しもうというものです。これは難しいです。知的です。しかし、だから、じつにじつに楽しい。ぜひともご参加を!^^
【2014年3月まで毎月第1火曜日夜開催!】■12/3(火)19時より「コワーキングスペース往来@暇活」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!③
http://www.facebook.com/events/407256292709463/