2/23(日)に「九州まわしよみ新聞編集長/NEWScafeファシリテーター」の吉田くんが講師になって「Future Studio 大名+」(福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル4F)さんにて「まわしよみ新聞編集長養成講座」が開かれます!オーナー公認ですのでw 皆さん、ぜひともご参加してください~!^^
これでついに「まわしよみ新聞」の編集術に「陸奥流(大阪流)」と「吉田流(九州流)」とが出来るわけですが、そういう流派がいっぱいできるのが楽しいわけでw もっと京都流とか、名古屋流とか、東京流とか、中国流とか、東北流とか、色々とできたら面白いなぁww 文化とはシェアされてこそ文化です。
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■NEWScafe まわしよみ新聞ファシリテーター養成講座
http://www.facebook.com/events/1418847905022720/
平日毎朝開催中の「天神NEWScafe朝活まわしよみ新聞」も、2月3日(月)で50回目を迎えます。気になってはいるけど、朝は・・・。平日は・・・。土日はやらないの?と、そのような声が増えてきました。
そこで、2月23日(日)午前11時から午後1時30分まで、福岡市中央区大名のFuture Studio 大名+で、まわしよみ新聞ワークショップの実施が決まったのですが、せっかくなので、まわしよみ新聞ファシリテーター養成講座を開催することになりました。
「なぜ、まわしよみ新聞をやっているのか?作るのか?」という「想い」の共有から、実際に参加者全員で「まわしよみ新聞」を作成しながら「まわしよみ新聞」の作成のコツ、場の運営のノウハウなどをお教えします。この講座を受けると「あなたも明日からまわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)になれる!」というものです。受講者にはまわしよみ新聞実行委員会名義の公式の「修了証」も発行します。ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
【まわしよみ新聞ファシリテーター養成講座】
日時:2014年2月23日(日)11:00~13:30
参加費:1000円 (認定証書付き)
場所:Future Studio 大名+(福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル4F)
定員:20人
講師:吉田 卓人(九州まわしよみ新聞編集長・NEWScafeファシリテーター)
※新聞はこちらで用意します。
※はさみをご持参ください。
主催:西日本新聞社NEWScafe事務局
「大阪でアーツカウンシルを考える会」に参加。
基本的には「アートと大阪」は親和性が高いように思うんですな。大阪はカオスモスなまちなので、実は自然とアーティストも産まれやすい。要するに「へんなひと」がようさん出てくるw 「やってみなはれ精神」で「0を1にする」アイデアや発想も豊かです。ところが「アートと行政」「行政と大阪」となると、これはちょっと相性が微妙で。歴史上、自治を長いことやっていたので「お奉行の名さえ覚えず年暮れぬ」の川柳なんかも残ってますが、どうもお上(行政)との付き合い方を知らない。わからない。へたやなあと感じることも多いわけで。さらに大阪万博以降は行政は金を出すとこや!と依存体質になってしまっていて、これまた変に関係性が捻れている。色々と悩ましい問題構造があるわけですが、個人的にはかつての町衆がアーティストに資金援助をやったような「タニマチ復活!」がええとは思ってます。行政が免税などで、そういう動きをサポートや応援ができれば…。
■コモンズ・デザイナーがソーシャル・インクルージョンを考えてみた
「ソーシャル・インクルージョンについて、陸奥さんなりに思うところを書いてほしい」とレッツの尾張さんから唐突にご連絡が来ました。難しいテーマやなぁと思いつつも、あえて、ひとことでいえば「コミュニティ(共同体)やコモンズ(入会地・共有地)を国家(ネイション)が破壊して、その国家も新自由主義によって破壊され、ついにソーシャル(社会)というところにセーフティネットの基盤を置くようになり、それがソーシャル・インクルージョンの提唱に繋がっていて、しかし、コモンズ・デザイナーのぼくとしては、過去の遺物とコミュニティやコモンズや国家を簡単にゴミ箱にポイッと捨てないで、なんでも使えるもんは使って、多種多様なセーフティネットを構築するのが良いのでは?と考えてます」…というのがぼくなりのソーシャル・インクルージョンへの理解と見解です。順を追って説明していきます。
ぼくは2012年に「コモンズ・デザイナー」と名乗りをあげました。山崎亮さんが提唱する「コミュニティ・デザイン」という言葉が巷間に流行りだしたときに、その必要性は重々わかるんですが「コミュニティはコミュニティとぶつかりあう(おらが村がいちばん!と張り合う。他の村のことは考えない)」という宿命的な問題があり、その緩衝剤としてコミュニティだけではなくて、かつてあったコモンズも必要なんやないか?…と考えたことが、そのキッカケです。コミュニティは日本語では「共同体」などと訳されて馴染みがありますが、コモンズという言葉は残念ながら、あんま馴染みがないんですな。日本語では「入会山」や「共有山」とかいいます。そこは一体どういった場所なのか?わかりやすい例として以下に宮本常一さんの「ヤマアガリ」について引用します。
「村に食うことに困り、租税もおさめることができないというものがあると、その山に入らせて百姓をさせ、一人前にたちなおるようにさせました。これを「ヤマアガリ」といっております。共有山へは、西日本では、どんなに貧しいものでも、身分の低いものでも行くことができたのですが、東の方では、被官とか水のみといわれる身分の低い百姓は権利がなくて、御館や本百姓のゆるしがないと行けないところが多かったのです。」『宮本常一著作集7 ふるさとの生活、日本の村』(未来社)
宮本常一さんの報告によると、村(コミュニティ)に所属している人間に何か重要な問題が発生して、もはや村でも庇いきれない、村にもいれない…なんて状況になると、コモンズ(入会山・共有山)に入らせるというんですな。そこで数年、生活すると、村のツキアイがないから出費がなくなる。山菜採りや田畑の収入も全部自分のものにできるから、借金なんかも徐々に返済することができる。中にはちょっとした財を成す人間もでてくるほどだったとか。そうやって借金返済が終われば(時間的解決で、問題や事件のほとぼりがさめてくる…というのもあるんでしょう)、また村に帰ってくることができた。江戸幕府(権力)に近い東日本はそうではなかったらしいんですが、西日本の入会山・共有山では「どんなに貧しいものでも、身分の低いものでも行くことができた」というから素晴らしいですな。
コモンズというのは基本的にはみんなのもんです。共有財です。仮にC山という共有山・入会山に、A村とB村が隣接していたら、A村の者も、B村の者も、お互い、C山に入ることができる。そこでキノコがとれるならA村もB村も収穫していい。しかし全部を収穫することは許されない。A村の人間が全部捕ってしまうと、そこはA村の山となり、B村と諍いが起こりますわ(これを俗に「コモンズの悲劇」といいます)。だから100個のキノコが取れるとしても、A村もB村も、お互い、取るのは10個、20個ほどにとどめておく。
また、こうした共有山・入会山には、A村、B村の人間だけやのうて「どこからやってきたのかも知れない流れ者」(旅芸人など。彼らはコモンズを渡り歩いて生きていきました)などもやってきたんですな。こうした「他者」のためにもキノコを取らないで置く。生きていれば、いろんなことが起こりますわ。いつか、もしかしたら、自分もコミュニティから逸脱して、こうした「流れ者」「他者」になるかも知れない。そういうときのためにも、世の中のあちらこちらに、こうしたコモンズ(共有地、入会地)を保持しておく。それがセーフティネットとなるわけで、こうしてコミュニティとコモンズとの往来によって、世の中を円滑に回していく…。
しかし、明治維新以降、近代国民国家は、こうしたコミュニティやコモンズを徹底して排除していきます。まずコモンズ(共有山・入会山)は明治7年の地租改正(日本全国各地で地租改正反対一揆が起こってます)によって、日本国の土地はすべて「官有地」か「私有地」となりました。コミュニティには「村切り」を行いました。あまり聞きなれない言葉ですが、ぼくは大阪でコミュニティ・ツーリズムのプロデューサーを長くやっていて、そこで集落の古老から、いかにも苦々しげに、この「村切り」についてぼやかれました。これは要するに、ある日、いきなり行政マン、官僚がやってきて「A町を分割してB町の一部分と合併する」「A村とB村を再編してC町にする」といった市区町村の再編のことをいいます。じつは過去、日本政府は「明治大合併」(明治22~23年。市町村数71,314→15,859)、「昭和大合併」(昭和31~36年。市町村数9,868→3,472)、「平成大合併」(平成11~18年。市町村数3,232→1,821)と3度の大合併を行ってます。
A村とB村は隣同士でも集落の成り立ち、歴史や文化、信仰している神仏、祭礼などもまったく違ったりするもんです。それをただ隣同士であるからといって纏めるなんてことをすると、大混乱が起こりますわ。A村やB村のコミュニティが機能不全に陥ってしまう。また、いち早く政府の言いなりになった集落が、他の集落より優遇されたりして、平成の、21世紀の現代でも、いまだにこの「村切り」の問題は有形無形に残っていて、日本国中の地域に深い傷跡を残してます(駅の開発からゴミ処理場、原発の立地など、いろんなところに影響を及ぼしてますな)。そうやって郷土やパトリオティズム(愛郷心)を傷つけ、破壊し、そのかわりに押し付けられたのが国家とナショナリズム(愛国心)というわけです。
ただ、近代国民国家にもちゃんとしたセーフティネットはありました。「国民皆保険」や「障害者年金」「生活保護」といった「公的福祉サービス」というやつです。日本は世界にも累を見ない高福祉国家やった時代もありますが、これはしかし原資は税収です。右肩上がりの人口増と経済成長が見込めた時代では、こうした豊富な税収を背景に、公的福祉サービスも充実したもんでしたが、これからの日本社会は少子高齢化の低成長時代に突入していくわけで、とてもやないですが国家によるセーフティネットは破綻していきます。とくに国家という枠組をやすやすと超えて世界市場を牛耳る新自由主義的な経済活動が、こうした国家のセーフティネットの破壊を後押しもしています(彼らの多くは無税都市、無税国家に拠点を置いて税収を払いません。税収が入らないので公的福祉サービスが成立しません)。
コミュニティ、コモンズは破壊され、国家といったセーフティネットも破壊されつつある今、一体、どこにセーフティネットの基盤を置くべきか?そこで出てきたのが「ソーシャル(社会関係)」という概念やないか?近代国民国家が解体されて、次の世の中の在り様として、「ソーシャル(社会関係)」というキーワードを、みんなが考えるようになった。これは国家という枠組を超えたもので、その構成員はどうも「みんな」「わたしたち」といった、かなり漠然とした括りの言葉のように感じていますが、その来るべきソーシャル像として「他者」「流れ者」「弱者」「障害者」などを排除しない、包括する社会関係がいいよね…という提唱がソーシャル・インクルージョンではないか?と個人的に考えてます。
理念、理想としては、決して間違ったことをいっているわけではないと思います。ただ、ソーシャル・インクルージョンという理想論は大事だけれども、それを、これみよがしに掲げるには、2つほどの懸念がぼくの中にはあります。ひとつは国家がソーシャル・インクルージョンを提唱して「もう国家ではなくて、自分たちだけ(社会関係)でやっていきなさい」とセーフティネットの役目を擲(なげう)つお題目に使われやしないか?という懸念(実際に「一億総活躍社会」なんてのを日本政府が言い出したのは、そうしたニオイを感じなくもないわけです)。2つめは新自由主義者からすると、ソーシャル・インクルージョンという大義名分によって、「流れ者」や「他者」を排除せずに、労働市場に包括する(結びつける)という文脈に使われやしないか?…という懸念です。
基本的に、ぼくは性急な社会改革論者やないです。のんびり屋です。「コモンズ・デザイナー」なんて風変りな名乗りをあげているのは、もう一度、かつてのセーフティネット(コモンズ)も温故知新してリノベーションして使えないか?模索してみよう。社会実験してみよう…というスタンスの表明です。コモンズでもコミュニティでも国家でもなんでもええ。なんでも利用できるもんは利用して、いろんな人が生きやすい世の中を作ればええわけで(昔のままでは使えないから、いまの世の中に合わせて新しく編集加工したりする必要はあるでしょうが)、ソーシャル・インクルージョンには、そういう知恵や発想、ベクトルが込められてもええんやないか?…と思ってます。多種多様なセーフティネットを!
「公益財団法人明るい選挙推進協会」が1/24(金)に東京都新区霞ヶ丘の日本青年館において開催した「地域コミュニティフォーラム」(関東甲信越静ブロック)の中で「メディア・リテラシー入門ワークショップ」が実施されて、なんとそれに「まわしよみ新聞」が採用されたようです!
当日のまわしよみ新聞のファシリテーターはFCTメディア・リテラシー研究所の西村寿子さん。コミュニケーション・ツールとしても、メディア・リテラシーの材料としても「まわしよみ新聞」は使えますが、まさか「霞が関」で実施されるとは・・・。おそらく霞が関でやったのは多分、これが初めてのことだと思います。嬉しいというか、なんかもう、すごいですね・・・^^;
なにはともあれ、西村さん他、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございます!m(_ _)m
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■「地域コミュニティフォーラム 関東甲信越静ブロック」
内容(政治リテラシーの向上と明るい選挙推進運動の活性化)
http://miyamaiimachikai.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/post_f13d.html
①スウェーデン民衆教育における市民生教育について
(聖心女子大学教授 澤野由紀子)
生涯学習体型が充実し、参加率が高く、公共善として、国が支援している。これらの民衆教育に対する国の補助金制度が充実し、投票率は88%と高い。
②「まちの政治を見つめよう学級」事例発表
(みやまいいまち会代表 田中敬一郎)
同学級が設立された経過や現状、課題などを含めた平成25年度の学級活動の実績について、配付資料に基づき、事例発表。
③ワークショップ「メディア・リテラシー入門」
(FCTメディア・リテラシー研究所 西村寿子)
メディア・リテラシーの基本的な概論について学ぶ。その後、新聞を活用、「まわしよみ新聞」を手作りするワークショップを行う。(進め方は、14班に分かれて各自が1紙を斜め読みして興味深いと思った記事を3点切り抜き、この記事を何故興味深いと思ったかを話す。この記事の中から盛り上がった記事を使いトップニュースを作り、見出しも入れる。残りの記事で2面も作り、トップに新聞名、日付、メンバー等を入れて完成させ、班ごとに発表する)
④事例発表「指定病院における不在者投票の外部立会人制度」について
(甲府市選挙管理委員会 中田仁)
山梨県は、平成23年に独自の制度を創設。知事・市長選挙、衆議院議員選挙、参議院議員選挙の事例について、甲府市の選挙管理委員会の担当者か発表、これに学ぶ。
2/19(水)19時より実施予定の「まわしよみ新聞編集長養成講座」ですが「きょうとNPOセンター」で決定いたしました!よろしくお願いします~!m(_ _)m
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■2/19(水)19時より「きょうとNPOセンター」にて「第4回まわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)養成講座」開催!
http://www.facebook.com/events/277039959115951/
「なぜ、まわしよみ新聞をやっているのか?作るのか?」という「想い」の共有から、実際に参加者全員で「まわしよみ新聞」を作成しながら「まわしよみ新聞」の作成のコツ、場の運営のノウハウなどをお教えします。この講座を受けると「あなたも明日からまわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)になれる!」というものです。受講者にはまわしよみ新聞実行委員会名義の公式の「修了証」も発行します。ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
■集合日時:2/19(水)19時~22時
■集合場所:きょうとNPOセンター(共有スペース)
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町85-1烏丸ビル2階 Flag三条
http://www.npo-net.or.jp/center/
■参加費:1000円+まわしよみたい新聞
■定員:10名
■講師:むつさとし(まわしよみ新聞オーナー)
※まわしよみ新聞とは?
オールフリー&オープンソースで「いつでも、どこでも、だれでもできる」が合言葉!「コモンズ・デザイン」(共的空間設計)によって開発された大阪・釜ヶ崎生まれの新しい市民メディアの「エトス」(型)です。
http://www.mawashiyomishinbun.info/
大阪樟蔭女子大学の教員で社会学者の竹田博信さんが2月に2回ほど「まわしよみ新聞」を利用した某企画を実施予定とか。まだ模索中とのことですが、これがなかなか興味深い内容です。
堺パンゲアの宝楽くんのNPO、市民活動の発行紙をモチーフに作成する「NPOまわしよみ新聞」、関西学院大学講師の白波瀬さんの新聞アーカイブを利用した「新聞アーカイブまわしよみ新聞」、講談師・旭堂南陽さんの「まわしよみ新聞講談」、西日本新聞社の安武さん、吉田さんが手掛けてはる「朝活まわしよみ新聞」、松本典子さんの「恋活まわしよみ新聞」、竹田さんの今回の企画・・・「まわしよみ新聞」にしろ「直観讀みブックマーカー」にしろ、「社会共有財産」(ソーシャル・コモンズ)であるべきだと思っているので、色んな人たちの手によって活用されるのは、ほんまに嬉しく有難い話です。
「回読文化」や「新聞文化」の再発見やブリコラージュ。もっと色んな「まわしよみ新聞派生企画」が出てきたら面白いなと思ってます。皆さん、是非とも、よろしくお願いします!m(_ _)m
■まわしよみ新聞
http://www.mawashiyomishinbun.info/
なんとfacebookグループ「九州まわしよみ新聞編集長の会」ができました!
http://www.facebook.com/groups/648475815213357/
自分でも、もう「まわしよみ新聞」の燎原之火の如くの勢いには唖然茫然慄然としていて、完全に予想外な事態なんですが、いろんな人に受け入れられて楽しまれているという状況は、ほんまに嬉しいことです。吉田さん、ありがとうございます!
九州大学の福井崇郎くんが九州大学で「まわしよみ新聞」を実施してくれました!若い学生さんにやってもらえるのは嬉しいですねぇ~^^ 福井くんは糸島でもやってくれる予定とか。楽しみですねぇ~。「まわしよみ新聞」はオープンフリーソースのワークショップなので、どんどんと自分たちで企画・主催してやっていただいてもかまいません(有料イベントとして参加費を徴収していただいても構いません)。いろんなところでやってみてください!福井くん、ご参加いただいた皆さん、ほんまにありがとうございます~!^^
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今日は、午後から九州大学伊都キャンパスにて、まわしよみ新聞のワークショップを行いました。九大初の試み!!はテスト直前にもかかわらず、興味を持ってくれた方たちと楽しくも真面目におしゃべりしながら、創作することができました。新聞を普段読む機会のない人にはじっくりと新聞を読む場にもなり、また他の新聞に出会う場にもなっていました。また、それぞれが選んだ記事をプレゼンすることで新しい価値の発見ができ、参加したメンバーと出し合った記事を使ってオリジナルのまわしよみ新聞を作ることができました。(自分は普段、読まない九スポを用意しました)みなさん、それぞれで楽しんでくれていたので良かったです。これを機会に、春休みや新年度に糸島を拠点にまわしよみ新聞を色々な場所で試していきたいと思います♪
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このあいだの大和八木まち歩きでいちばん面白かったのが、この「接待場」。御蔭詣り(伊勢詣り)で行き来する旅人たちの食事や宿などを無料で提供した場所です。無料で提供したのは、自分もかつて御蔭詣りで無料で接待された経験があったり、またいつか御蔭詣りをして、そのさいに接待場にお世話になるから。ある日、誰かに接待場で「酒」をふるまい、数年後、自分が接待場でお世話になったときに誰かから「餅」をもらった。長い目で見れば要するに「酒」が「餅」に替わったわけです。
まず無料、無償で誰かになにかを与えることで、やがて無料、無償で誰かからなにかを与えられる…俗にいう贈与経済ですな。与えられたモノやコトに対して値打ち(値段をつけて)して毎回、貨幣で払うなんてことをしなくても、ただ贈与することだけでも、実は社会にモノやコトは回っていくし、やがて自分にも何らかのカタチでモノやコトが回ってくる・・・。
「まわしよみ新聞」やら「直観讀みブックマーカー」はオープンフリーソースですが、これは要するにぼくなりの贈与経済の試みでもあります。まず誰かに無償、無料で与える。与えることで、いつか社会を回って、ぼくに返ってくるだろうと思ってるんですな。もちろん、どういうカタチであるかはわかりませんが・・・むしろ、どういうカタチで回ってくるかがわからないから、贈与経済は面白いといえます。
わからないものは面白い。