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「当事者宣言」と「当事者研究」と

2015 年 1 月 20 日

「生きづらさ」とか「ビョーキ」とか「コミュ障」とか、自分の弱さ、あかんとこ、ダメな部分を開示するだけでは、単に「当事者宣言」のようなもので、これは結局、同情を買おうとする自己憐憫に過ぎなくなってしまう。この「ウィークポイント」を「活かす」というアクションが必要で。人生の苦労や挫折や失敗を陽転させて、人生ゲームのスゴロクネタにして「笑い飛ばす」という当事者研究スゴロクには、そういう「したたかさ」が内包されています。これがないと「当事者研究」にはならない。

「当事者宣言」と「当事者研究」と。もちろん当事者宣言は当事者研究の入口であり、最初の第一歩になるんでしょうが、宣言で留まっててもしょうがないですな。研究を始めよう。この研究こそが面白いのだから。


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