実はこっそり観に行っていたりする(なんせ仕事がキャンセルだらけ涙)『ノマドランド』
アカデミーの作品賞、監督賞の受賞は正直、驚いた。
主人公の家の裏の砂漠。あれが現代アメリカ人の心象風景なのかもしれない。ロードムービーと紹介されているが、これは「旅」なんてものではない。もっと淡い。漂泊。浮瀬。逍遙。あだしが原の道の霜。
緊急事態宣言の影響で仕事のキャンセル続く。ゴールデンウィークは稼ぎ時なわけで。この怒りを何処にぶつければいいのか。Twitter一揆ではなくてファミコンの「いっき」がやりたい。#おもしろおかしい時代劇ゲーム
日本万国博覧会公式ガイドを入手しました。
大阪万博の開催、モータリゼーションの影響で大阪は市電を廃止し、長堀川、西横堀川を埋め立てて四ツ橋を破壊し、水都を終わらせた。特に四ツ橋が残っておれば水都大阪の一大シンボルになっていたのに…と毎回、四ツ橋界隈をまち歩きするたびに無念に思っております。
同じことは船場を歩くたびに「御堂筋の拡張がなければ…」と思たりもするんですが。「大阪大空襲がなければ…」とかw
五輪や万博といった国家主導の超大型イベントは都市を大改造する。その大改造が一概に正しい、正解、都市の繁栄に繋がるとは限らない。
実際に大阪万博以降、大阪は「イベント体質」「国家依存」「政商化」が進み、大阪企業の東京移転が増え、経済的に没落していったのではないか?国家に隷属する、東京資本による大阪占領…という一面も大阪万博にあるのではないか?大阪万博の負の遺産。それも考えなくてはいけない。
1978年生まれの僕は「万博体験」してない。だから「万博幻想」もありまへん。