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2023 年 3 月 のアーカイブ

神田大明神。銭形平次の碑。手が込んでいて寛永通宝の上に建てられている。もちろん銭形平次はフィクションであるが、明神下に住んでいるという設定らしい。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

神田大明神。銭形平次の碑。手が込んでいて寛永通宝の上に建てられている。もちろん銭形平次はフィクションであるが、明神下に住んでいるという設定らしい。

銭形平次は岡っ引き。岡っ引きというのは江戸の言葉で上方では「手先」という。警察官僚の下っ端のような存在で、中にはヤクザもんみたいなのも多かったとか。要するに町衆からは嫌われていたりするw


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神保町。ランチョン。めちゃくちゃ美味。東京やなあ。こういう名店が残っているのが羨ましい。もはや大阪でも老舗の欧風レストランはなくなっていく。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

神保町。ランチョン。めちゃくちゃ美味。東京やなあ。こういう名店が残っているのが羨ましい。もはや大阪でも老舗の欧風レストランはなくなっていく。


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カトリック神田教会。聖フランシスコ・ザビエル聖堂。明治7年(1874)創設とか。神田の旗本の屋敷地を拝領して作られたとか。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

カトリック神田教会。聖フランシスコ・ザビエル聖堂。明治7年(1874)創設とか。神田の旗本の屋敷地を拝領して作られたとか。

武士階級は江戸幕府の崩壊でアイデンティティ・クライシスとなり、そのさいにキリスト教に帰依する者が多かったとか。主君から救主へ。わからなくもないですな。何か崇高なものに自分の人生を捧げたい。


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神田一橋。学士会館。東京大学発祥の地。東京大学はどうも本郷のイメージが強かったんですが、じつは神田から。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

神田一橋。学士会館。東京大学発祥の地。東京大学はどうも本郷のイメージが強かったんですが、じつは神田から。

この辺りは江戸城の北側。武家屋敷、旗本だらけで。武家は、江戸時代は官吏、官僚ですから。じつは武官でもあるが文官でもあり、儒学などを熱心に学んでいた。元々、そういう文教の場所であったように思います。

神田、神保町の文化レベル、教養レベルの高さは、そういう土地柄に由来するという気がしてならない。近代以前からの伝統。土地の記憶。


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蕃書調所

2023 年 3 月 17 日 Comments off

なぜ神田、神保町が古書のまちになったのか?が不明で。大学が多かったからという話ではあるが、では、なぜ大学が多かったのか?という謎が生まれ、しかしリサーチしていくと幕末、1855年に九段下に西洋の書物を研究する「蕃書調所」が作られたというのが鍵ではないか?と思い至る。

この蕃書調所は明治初期に九段下から神田一橋に移転し、蕃書調所→洋書調所→開成所→東京大学と繋がっていく。要するに我が国の大学の発祥が神田、神保町界隈ということになるらしい。

ではなぜ蕃書調所が九段下に?というのは当時の図書頭が旗本の竹本正雅(1825〜1868)で、その屋敷地であったので、そこに作られたらしい。この竹本正雅はのちに外国奉行を務めて生麦事件の幕府側の交渉人にもなったとか。

要するに蕃書調所が九段下にできたのは偶然。たまたまではありますが、それが現在の神田、神保町の古書のまちに繋がっているのかも知れない。数奇なる歴史!


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九段下にて。寿人遊星。ハレー彗星の記念に彫刻を作ったらしい。頭が長い。福禄寿なのか?ハレー彗星の尾を意識していると思われる。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

九段下にて。寿人遊星。ハレー彗星の記念に彫刻を作ったらしい。頭が長い。福禄寿なのか?ハレー彗星の尾を意識していると思われる。

パブリックアートでんな。千代田区。そういや、ハレー彗星ブームってありましたなあ。


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東京はどこもかしこも基本的に渦巻き状で、複雑な構造で、地図をみるとすぐ東京やなとわかる。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

堺、京、奈良と上方の古い都市は基本、碁盤目状で。大阪も中心部分の船場、島之内などはやはり碁盤目。その周りは複雑な構造をしているが。

東京はどこもかしこも基本的に渦巻き状で、複雑な構造で、地図をみるとすぐ東京やなとわかる。見慣れない感じに戸惑いもするが、そこが面白い。しかし、もうちょい真っ直ぐならんか?とも思うw


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神保町。美学校。自由と実験のアカデミア。こういってはなんですが、じつに東京っぽい。

2023 年 3 月 17 日 Comments off

神保町。美学校。自由と実験のアカデミア。こういってはなんですが、じつに東京っぽい。

美学校の隣の愛全公園には、かつて東亜高等予備学校があり、若き頃の周恩来はここで日本語などを学んだ。近くには西周の屋敷などもあったそうで、そこは若き森鴎外が通っていた。専修大学も目の前。近世は武家屋敷やったそうですが、近代以降は文教のまちなんですな。

その伝統がRARAにも息づいているのかも知れない。


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PARA周辺を逍遥する。山口書店にて『回顧 自決直前の三島由紀夫展』。観たいが閉まってる。無念。

2023 年 3 月 13 日 Comments off

PARA周辺を逍遥する。山口書店にて『回顧 自決直前の三島由紀夫展』。観たいが閉まってる。無念。


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大阪七墓巡り・都島区の善源寺墓地

2023 年 3 月 12 日 Comments off

大阪七墓巡り復活プロジェクトネタ。

大阪七墓は七つ以上あるw 「うちも七墓」「うちも七墓だった」とあっちこっちに自称七墓(?)がある。要するにテキトーにどこでもいいから近隣の七ヶ所の墓を巡れば七墓巡りは完成であったようで、昔、いろんな文献を集めて自称七墓を数えてみたら、なんと18か所もあった。それ以外にも「ここ、もしかして七墓やったんちゃうか?」と僕が目星をつけていた墓地もいくつかあって、そのうちのひとつが都島区の善源寺墓地。

今回、某仕事で『大阪金石史』を調べていたら善源寺墓地はやっぱり七墓であったという記録を発見した。さらに善源寺墓地から刑場址を意味する「諸悪人菩提碑」という石碑が見つかったという話も。これも昔、都島区の古老から「あそこ、刑場跡地やで」と聞いていたんですが、そんな記録はどこにもないのでおかしいなあと思っていましたが、そうか。石碑が見つかってましたか…。場所は、どこかはいいませんが、いまもちょっとやっぱり雰囲気はあります。まちの歴史いうんは消しゴムでゴシゴシ消えるいうもんやないので。なんか残るんです。ニオイ。空気感。様子。気配。

この石碑が「おさん茂兵衛の心中塚」となっていたというのも、これまた謎で。ひとつ謎が解決したと思ったら、またひとつ謎が増える…。まち歩きなんて、そういうもんですが。調べれば調べるほど謎は増えていくばかり。物語は終わらない。


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