「当事者観光」ことレッツのタイムトラベル100時間ツアー第3弾、第4段の告知チラシが発表されました!
「レッツのありのまま」「すっぴんのレッツ」を体感するという当事者観光です。基本、レッツ内で、放置プレイです。そのあいだ、なにを、観光するか?は、あなた次第。
障害者の「日常」を切り取って、「アート」だとか「作品」だとか「パフォーマンス」だとか「ワークショップ」にするのは、それはそれで、みんなに伝えるために必要な手段なんでしょうが、どうしても、どこかで、作為的にならざるを得ない。「方便」なんですな。それがわかっているから、障害者アートの現場では、なにをしても内心は逡巡している。マジメで、誠実で、真摯な現場の人ほど、そうなるようです。
では、ちょっと、真逆の方法論で、「無作為」はどうですか?と。「観光」は、本来、自然(じねん)を楽しむもので。場から、なにを読み取るかは、訪問者に委ねられているもんです、と。
「ただ、いるだけ」という観光です。ただただ、時間を共有する。障害者とか福祉者とか健常者とかいう垣根をとっぱらう。人間として、共に、そこにいる。そういう時間が、大事やろうと。ただ、なかなか、そういうニュートラルで、フラットな精神状況に至るまでは、時間がかかります。少なくとも3日ぐらいは、100時間は、かかる。だから「レッツ100時間タイムトラベルツアー」です。
レッツは福祉でも、アートでも、観光でも、なんでも、使えるもんは使うということなんでしょう。凄いです。この「生きる力」を、ぜひ体感してください。
いよいよ「應典院コモンズフェスタ2017」です!
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?cat_id=85
コモンズフェスタに携わったことで、ぼくは、近代で失われてしまったコモンズをどういう風に復権、再構築すればいいか?と真剣に考えるようになったんですな。その結果、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロク…といった一連の「コモンズ・デザイン・プロジェクト」が誕生した。これはぼくをコモンズフェスタの企画委員に呼んでくれた秋田 光彦住職、山口 洋典さんのおかげです。ぼくの人生を変えた。感謝してもしきれません。ほんまにありがとうございますm(_ _)m
それで今年のコモンズフェスタも「24時間トークイベント 如是我聞」からスタートします。毎度お馴染み狂い咲きサンダーロード企画で、劇作家の岸井さんとぼくがホスト。「24時間イベント」は、ぼちぼち世間でもふえてきてますが、うちは5年目でパイオニアではないかとw
また、他の24時間イベントはホストが入れ替わり立ち替わりで、イベント挟んだり、休憩したり、あいだで寝たりしてますが、如是我聞のホスト2人は不眠不休でただひたすら愚直なまでにトーク一本槍ww 苦行のように言葉を無数に積み重ねていきます。やがて無意識に予言的な言葉が出てきて「はっ!?」とする(大抵、そのときはわかりません。半年後にいきなり、その言葉の意味深さに愕然としたりします)という思考実験的なプロジェクトです。
ロジック(論理)で場が進むんやないですな。24時間もあると、入れ替わり立ち替わり、いろんな人がくると、話のロジックは自然と中断し、断片化し、いろんな話のパーツが散りばめられていく(岸井さんはそれをなんとか回収しようとして、まあ、見事ですw 岸井さんの回収芸の本領発揮。それでも断片はどうしても産まれてきますが…)
ロジックの「断片」とか「破れ目」とか「切れ端」のようなものがあっちこっちにあると、それがいつのまにか、勝手に一人歩きを始めて(眠たいし、意味ワカランし、朦朧としてくるし、そういう意識レベルにどうしてもなるんですw)、ミクスチャーされ、逢着され、アナグラムされ、直観され、スパーク!して「思わぬもの」になるんですな。集合知ともいえるし、スピノザが提唱したマルチチュードのような瞬間が訪れる。自分の言葉や思想や声が、自分ではない何者かの言葉や思想や声になり、自分に語りかけてくる…。如是我聞の面白さは、たぶん、ココです。
参加者は別に途中入退場可能の出入り自由なんで、ちょっとでも顔を出してください。ゲストは革命家の外山恒一さんです!m(_ _)m 革命と演劇という人類史的命題に観光(ぼく、いちばん日和ってますなww)がウロウロします。
逍遥こそが観光の華。
六甲道勤労市民センターさんで直観讀みブックマーカー!
「Q、愛ってなんですか?」
「A、つねに空席があった」
『時刻表昭和史』(宮脇俊三)
相変わらず深い…ww
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※直観讀みブックマーカー
http://tyokkannyomibookmarker.info/
※直観讀みブックマーカー(しおりPDFダウンロード)
http://tyokkannyomibookmarker.info/bm_A4prt.pdf
※直観讀みブックマーカーの遊び方
http://goo.gl/reC3dA
【東京都】吉成勝好さんの「新聞教育支援センター」公式ブログに「まわしよみ新聞@練馬区・石神井図書館」のレポート記事が掲載されました!^ ^
最近、ほんまに日本全国あちらこちらの図書館でまわしよみ新聞が発行される機会が多くなってきました。図書館やから、本がようさんあるんやから、どちらかというと新聞遊びのまわしよみ新聞より、本遊びの直観讀みブックマーカーの方がオススメなんですが…まあ、どっちもやってくれたら、いっちゃん嬉しいですww
なにはともあれ、ありがたいことです〜!m(_ _)m
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■練馬区の石神井図書館で「まわしよみ新聞」
http://shinbun-kyoiku.seesaa.net/s/article/443830803.html
10月27日、読書週間の初日。その記念企画の一つとして、練馬区立石神井図書館で「まわしよみ新聞」が行われました。東京都の図書館としては初めての試みかもしれません。 参加者は多くありませんでしたが、皆さん時間を忘れ楽しみました。 全国的に、図書館の活動の一環として「まわしよみ新聞」を取り入れるところが増えているようです。