先だって大分合同新聞の井上さんが編集長となって、大分県のNIE実践研究会で「まわしよみ新聞」が実施されましたが、より詳しいご報告が上がってました。ご紹介させていただきますm(_ _)m
先生方のご感想で「授業での新聞作りは、記事を書かせるのにすごく時間がかかるが、これは切り貼りするものなので、子どもたちもやりやすい」というのがありますが、これは結構、まわしよみ新聞の本質をついたご意見でして。NIEではよく「新聞作り」をやるらしいのですが、子供たちにインタビューさせたり、記事を書きせようとするんですが、これがものすごくハードルが高い。なかなか一朝一夕で新聞なんて作れない(新聞記者さんはプロだから簡単んでしょうが・・・)。すでに完成されている新聞から記事を切り取って、それを四つ切画用紙に貼って、再編集、再構成するぐらいであれば、子供たちでもすぐに新聞作りが可能で楽しんでできる。
子供たちに「記者」(記事作り)をやらせるのではなくて「編集」(記事の取捨選択)を体験、実践させる。それだけでも十分、新聞というものに親しむことができるし、「簡単なものづくり体験」ですから、これがまわしよみ新聞の面白さに繋がってます。
井上さん、ご報告ありがとうございます~!m(_ _)m
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2月のNIE実践研究会で時間をいただき、まわしよみ新聞のワークショップを行いました^^ さすがにスキルが高い先生方。日ごろから、「新聞からハッピーな記事を切り抜いてスクラップ新聞を作ろう」などNIE実践を重ねているだけあって、新聞5紙をチョキチョキ切り抜き、あっという間に出来上がり~ 切り抜きを壁新聞に再編集するとき、「春」「儲かる」「大変」など紙面のテーマを決めて、それに関連したものを集めるグループも多く見受けられました。
■先生方の会話
「民間人校長も大変だが、スーパーで働いていた人が警察の捜査一課に…」
「小学6年生から受ける授業が変わってくるが、それより上の世代は、これから必要だといわれている力をつける授業を受けないまま世の中に出る、という不安を抱えている…」
「甘いチョコの裏側にカカオ不足など苦い現実」
「自分買いは多いが、義務チョコまであるとは…」
■先生方の感想
「学校現場で働くものとして身につまされるような記事があった。」
「一つの記事でずいぶん会話がはずみ、考えが広がる。学校でも実現できたらいいなと思いました。」
「関連する話題が次々広がり楽しかった。」
「授業での新聞作りは、記事を書かせるのにすごく時間がかかるが、これは切り貼りするものなので、子どもたちもやりやすい。」
「記事が読めるのは5~6年からとなるが、低学年でも好きな写真を選んで、貼り付けて、楽しい感じにすることができる。」
「校内研で先生同士のコミュニケーションに使ってみましょう。」
「とても楽しい時間が過ごせた。持ち帰って広めたいと思います。」
先生方ありがとうございましたm(_ _)m
2月に引き続きまして釈先生の練心庵で3月6日(金)に桂優々さんと落語会&落語観光トークをやります!優々さんの落語を聞いた後に、その落語の背景や物語、文化、登場人物の暮らしぶりといったことをテーマに四方山話をするんですが、レジュメはほぼ無視(前回、とりあえず作ってはみたんですがやっぱりほぼ使わなかった…)。話があっちこっちに脱線しまくって、まったく時間が足りないということだけはわかりましたσ(^_^;)
今回もどうなるかわかりませんが、ゴールが見えない企画は、それはそれでオモロイと思いますw 豊潤なる上方落語の世界を逍遙しましょう。ぶらぶらと。
お申し込みは以下のサイトから!よろしくお願いします〜m(_ _)m
■練心庵落語会3月席
https://docs.google.com/forms/d/1Sb8IosEbf6KQRq5Wwc4pP30LNKChYts9BEdFC3ItbOk/viewform
練心庵落語会3月席のご案内です。桂優々さんの落語ならびに、優々さんと観光家の陸奥賢さんの対談を開催いたします。今回も落語をモチーフに、その背景、文化、世界観に迫ります。参加ご希望の方は、練心庵ホームページからお申し込みください。
日程:3月6日(金)
時間:18:30~20:00 (開場18:00)
出演:桂優々 陸奥賢
入場料:1500円
■概要
「落語家 桂優々×観光家 陸奥賢」第二弾。優々さんの後は、トークで落語の背景、文化、世界観に迫ります。新進気鋭の二人があなたの落語観に光をあて、あらたな視点へガイドする「落語観光」。落語初心者の方も大歓迎です。存分にお楽しみください。
【プロフィール】
☆桂優々(かつら ゆうゆう)
1986年生まれ。滋賀県出身。2009 年4月、桂雀々師匠のもとに入門する。同年7月、「雀々の夏の噺を聴こうの会」で初舞台を踏む。 2014年6月には、ロフトプラスワンウエスト初の落語イベントとして、釈徹宗氏とともに、落語初心者の方でも解りやすく落語を解説するなど、現在注目株の若手落語家。
☆陸奥賢(むつ さとし)
1978年生まれ。大阪府出身。観光家。「まわしよみ新聞」「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「直観讀みブックマーカー」「当事者研究スゴロク」「落語まちあるき」等々、手がけたプロジェクトは多岐にわたる。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』がある。
本日は早稲田大学のメディア文化研究所にてまわしよみ新聞についての講師。メディア研究の専門家、学者、先生のみなさんの前で「まわしよみ新聞が誕生した理由」「実践してみて」「今後の展望」について話をしてほしいということで、ベシャリます。
「過去の講師一覧」という資料をもらったんですが、それを見ると「笹川陽平(日本財団会長)」「白石興二郎(読売新聞グループ本社社長)」「秋山耿太郎(朝日新聞社長)」「角川歴彦(角川グループホールディングス会長)「蜷川真夫(J-CAST社長)」「海老沢勝二(元NHK会長)」「杉本誠司(ニワンゴ社長)」とか、なんや錚々たるお歴々の方々がご登壇しておりまして、なんでそこに「陸奥賢」が入るのか、まったく理解できない・・・。人間万事塞翁が馬とはこのことか。
また「まわしよみ新聞の今後の展望」なんてあるような、ないような・・・基本、要するにまわしよみ新聞はメディア遊びであり、社会実験ですからな。どうなるかわからんからやっとるわけで。「これから100年後のメディアはこうなる」とか「グローバル時代におけるクラウド革命とモバイル・エンターテイメント2.0の可能性」とか、そんなどっかのTEDみたいな恥ずかしいプレゼン、ぼくには到底、ムリですww
とりあえず新宿の「喫茶室ルノワール」で資料らしきものを作ってますが、まったく進まない。うーむ・・・。そや!黒シャツと青ジーパンで、スティーブ・ジョブズみたいな恰好で身振り手振りで話をしたら説得力出てくるんやないやろか!?(んなアホな)
2/24(火)ですが、徳島県徳島市のフューチャー・コワーカーズさんがまわしよみ新聞を実施します!^^ 徳島県界隈の方はぜひともご参加してみてください~!m(_ _)m
大分合同新聞の井上さんがNIE実践研究会でまわしよみ新聞を実施してくれました!井上さん、ありがとうございます~!m(_ _)m 大分まわしよみ新聞ムーブメントも徐々に熱くなってきてます!^^
大分はまたいきたいですなぁ~。温泉入って日本酒飲んでほんま最高でしたww
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■大分合同新聞 NIEのページ 「まわしよみ新聞」を体験 第29回実践研究会
http://www2.oita-press.co.jp/nie/news/news-detail-1.php?14240773109732
新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」は14日、第29回研究会を大分市の大分合同新聞社で開いた。県内の教職員ら14人が参加した。
本社NIE推進室の井上明企画部長が全国に広がる「まわしよみ新聞」の取り組みを紹介。参加者が3~4人の“支局”に分かれ、選んだ記事について討論。バレンタインデーや春にちなんだ記事も張られ、彩り豊かな紙面ができた。中津市教委の田辺玲子さんは「一つの記事でも話が広がった。現場でも実践したい」と話した。
大分市の寒田小学校の平山立哉教諭と小石愛教諭の実践報告もあった。社会科の授業で県内の地図を作る際に本紙の新聞記事を添えたところ、「新聞への関心が高まった」と成果を報告した。
研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は3月14日。
福岡県古賀市が「まちの部活サロン」というユニークなプロジェクトを実施しているんですが、その中で「古賀すたいる」の戸田さんが「親子まわしよみ新聞」を実施してはります。その発表会があったようで、まわしよみ新聞が掲示されました。
ワークショップなどでよく模造紙を使用して、そこになにか書いたり、ポストイットを貼ったりしますが、そうやって作ったものを世間に発表することはあまりないわけで、「クローズドメディア」になってしまってるんですな。ええことを書いていても、世間に発表することがないから、これがじつに勿体ない。まわしよみ新聞は、そうではなくて「みんなで作った新聞」として世間に発表して「オープンメディア」にしてしまう。作ったまわしよみ新聞を壁に掲示しますから、そうすることで「へぇ。まわしよみ新聞ってのがあるんや」と徐々に認知が広がっていく。なによりもこうやって「作品」(共同制作物)を発表することで「これはなかなかおもろそうやな。次のまわしよみ新聞に参加してみよう・・・」と「仲間」ができていく。参加してみると、簡単やしおもろいから今度は自分で企画したり、主催したくなる。そうやってわずか2年半足らずのあいだに南は鹿児島から北は青森まで(w)まわしよみ新聞プロジェクトが展開していきました。
またまわしよみ新聞を壁に貼ると、なんや知らんのですが破壊力があるんですなw 妙にインパクトがある。親子まわしよみ新聞は子供のイラストとかがあって、これまたエネルギッシュで衝撃です。古賀のみなさん、ありがとうございました~!m(_ _)m
昨日の青森まわしよみ新聞の様子が毎日新聞さんに掲載されました!^ ^ ありがとうございます〜!m(_ _)m
■毎日新聞 NIE:記事切り抜き壁新聞「まわしよみ」に20人−青森
http://sp.mainichi.jp/edu/news/20150216ddlk02100032000c.html
新聞から興味のある記事を切り抜き、お互いに紹介し合いながら画用紙などに貼って壁新聞を作る「まわしよみ新聞」のワークショップが15日、青森市荒川藤戸の県総合社会教育センターで行われた。発案者の陸奥賢さん(37)を講師に迎え、約20人が新聞作りを楽しんだ。
「まわしよみ新聞」は、陸奥さんが発案した「メディア遊び」。3〜4人のグループに分かれ、それぞれが切り抜いた記事を紹介し合い、話し合いながら壁新聞にまとめる。NIE(教育に新聞を)で全国の小中学校でも取り入れられているという。陸奥さんは「記事を使って話し合うことで、コミュニケーションも取れる」と話す。
この日は、東奥日報の4日分の朝夕刊を用意。各自が気に入った記事を切り抜いた。大雪に関する記事と関連して浅虫水族館の降雪割引や寝台特急「トワイライトエクスプレス」が県内で止まった記事を取り上げたり、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)がサンパウロで披露された記事を選んだりした。
主催したあおもりNPOサポートセンターの斉藤雅美さん(46)は「どのテーブルも盛り上がっていて、時間が足りないほどだった」と笑顔。参加した高校3年生の相馬一斗さん(18)は「やる前は硬いものかと思っていたが、楽しくて勉強になった」と話していた。【石灘早紀】
3/8(日)に福島駅界隈で開催される「Live!スマイルふくしま2015」というイベントの中で、震災関連の新聞でまわしよみ新聞を作ってみようという企画が実施されるようです!ぼくは全く企画に絡んでませんが、東日本大震災の被災地でまわしよみ新聞が発行され、それが防災や減災、復興支援などを考えるキッカケとなるのであれば、こんなに嬉しいことはありません^ ^ ご興味ある方はぜひともご参加してみてください〜!m(_ _)m
またまた東京入りしております!明後日はこちらの企画!参加者も増えてきて、東京まわしよみ新聞ムーブメントも熱くなってきました^ ^ ご興味ある方はぜひとも!よろしくお願いします〜!m(_ _)m
「AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)2015」に大阪七墓巡り復活プロジェクトが採択されました。今回で4回目ですが、ようこんな意味不明なプロジェクトを支援、応援してくれるもんや・・・と心の底から思いますww ほんまにありがたいことです。AAFさんに深く感謝m(_ _)m