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先だって大分合同新聞の井上さんが編集長となって、大分県のNIE実践研究会で「まわしよみ新聞」が実施されましたが、より詳しいご報告が上がってました。ご紹介させていただきますm(_ _)m

2015 年 2 月 18 日

先だって大分合同新聞の井上さんが編集長となって、大分県のNIE実践研究会で「まわしよみ新聞」が実施されましたが、より詳しいご報告が上がってました。ご紹介させていただきますm(_ _)m

先生方のご感想で「授業での新聞作りは、記事を書かせるのにすごく時間がかかるが、これは切り貼りするものなので、子どもたちもやりやすい」というのがありますが、これは結構、まわしよみ新聞の本質をついたご意見でして。NIEではよく「新聞作り」をやるらしいのですが、子供たちにインタビューさせたり、記事を書きせようとするんですが、これがものすごくハードルが高い。なかなか一朝一夕で新聞なんて作れない(新聞記者さんはプロだから簡単んでしょうが・・・)。すでに完成されている新聞から記事を切り取って、それを四つ切画用紙に貼って、再編集、再構成するぐらいであれば、子供たちでもすぐに新聞作りが可能で楽しんでできる。

子供たちに「記者」(記事作り)をやらせるのではなくて「編集」(記事の取捨選択)を体験、実践させる。それだけでも十分、新聞というものに親しむことができるし、「簡単なものづくり体験」ですから、これがまわしよみ新聞の面白さに繋がってます。

井上さん、ご報告ありがとうございます~!m(_ _)m

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2月のNIE実践研究会で時間をいただき、まわしよみ新聞のワークショップを行いました^^ さすがにスキルが高い先生方。日ごろから、「新聞からハッピーな記事を切り抜いてスクラップ新聞を作ろう」などNIE実践を重ねているだけあって、新聞5紙をチョキチョキ切り抜き、あっという間に出来上がり~ 切り抜きを壁新聞に再編集するとき、「春」「儲かる」「大変」など紙面のテーマを決めて、それに関連したものを集めるグループも多く見受けられました。

■先生方の会話
「民間人校長も大変だが、スーパーで働いていた人が警察の捜査一課に…」
「小学6年生から受ける授業が変わってくるが、それより上の世代は、これから必要だといわれている力をつける授業を受けないまま世の中に出る、という不安を抱えている…」
「甘いチョコの裏側にカカオ不足など苦い現実」
「自分買いは多いが、義務チョコまであるとは…」

■先生方の感想
「学校現場で働くものとして身につまされるような記事があった。」
「一つの記事でずいぶん会話がはずみ、考えが広がる。学校でも実現できたらいいなと思いました。」
「関連する話題が次々広がり楽しかった。」
「授業での新聞作りは、記事を書かせるのにすごく時間がかかるが、これは切り貼りするものなので、子どもたちもやりやすい。」
「記事が読めるのは5~6年からとなるが、低学年でも好きな写真を選んで、貼り付けて、楽しい感じにすることができる。」
「校内研で先生同士のコミュニケーションに使ってみましょう。」
「とても楽しい時間が過ごせた。持ち帰って広めたいと思います。」

先生方ありがとうございましたm(_ _)m


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