「AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)2015」参加プロジェクトの公式発表が出ました!
「AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)2015」参加プロジェクトの公式発表が出ました!大阪七墓巡り復活プロジェクトも選ばれてますが、日本全国各地のアートプロジェクトが色々と選抜されてます。その数、全60団体。はっきりいって、わけわからん団体ばっかりで、いやあ、素晴らしいですなww アサヒビール万歳!東北で地酒ばっかで飲んでますが明日からアサヒビールも飲みます!ww
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福島県いわき市の「もりたか屋」さんにて直観讀みブックマーカーを実施します!^^ ご興味ある方はぜひとも遊びにきてください~!m(_ _)m
「ふくしま福光プロジェクト」さんが神戸市で阪神淡路大震災、東日本大震災の震災新聞を用いて、まわしよみ新聞を発行してくれました!^ ^
「ふくしま福光プロジェクト」は福島と関西を繋げようと学生さんたちが主体的に運営しているところが凄いし、素晴らしいんですな。思い返せば、20代前半のぼくなんてのは、こんな社会的活動やらボランティアなんかにはまったく興味がなくて連日遊びほうけてばかりいましたから…いや、よう考えたらいまも連日遊びほうけてばっかな気がするな。まるで成長してない…orz
なにはともあれ、福光まわしよみ新聞、ありがとうございました〜!m(_ _)m
昨日の「まわしよみ新聞@甘夏ハウス」にご参加頂いた米田量さんのご感想です。「まわしよみ新聞=人工漁礁論」。これは深いです。読んでて唸りました。もし『まわしよみ新聞のすゝめ 改訂版』(続編)を作るならそのまま掲載したいぐらいですww
米田さん、ほんまにありがとうございます〜!m(_ _)m
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<まわしよみ新聞in甘夏ハウス 報告>
まわしよみ新聞、盛況でした。4人のグループに分かれ、各人が気になった記事を3つ以上選び、グループ内でプレゼン。その後、グループでプレゼンされた記事で面白いものを選び壁新聞をつくります。壁新聞は場のみんなに対してプレゼンします。
新聞は、各地方版の京都新聞、点字の新聞「点字毎日」や繊維業界の新聞「繊研新聞」、スポーツニッポン、岩手日報、各種釣り新聞など。今回は使いませんでしたが、フリーペーパーやフライヤー類もokにするなど、バリエーションをつけても楽しそうです。
一つ一つの記事が凝縮したクオリティを持っているので、簡単に紹介するだけでも成り立つし、それを自由に切りはりし、組み合わせて、私流にプレゼンすることで出てくる面白みがありました。
自己紹介は、特にありませんでしたが、記事のプレゼンをやるなかで自然にその人が好きなことがわかるというのはいいなと思いました。
自己紹介をどうとらえるかは、催しとかする人には気になるところだと思うのですが、自己紹介が苦手、嫌という人は割といると思います。でも、相手が誰かがわからないために、話しのきっかけもなく、うまくやりとりができなくて場が停滞する状況もある。
わざわざ人が集まる催しに来ているのに自己紹介が嫌ということは、自己紹介するがために、その人にとっては、何か余計に場にいにくくなったり、人から見られる自分イメージが固定化されて不自由を感じたりするのかなとも思います。
社会的な肩書きが一番先にきてその人との関わりが始まるのと、なんとなくその場で相手を感じていくなかでその人に近づいていくのは、その後の関わりのひらけ方があるいはだいぶ違うかもしれません。
いきなり固定化した距離を設定してしまう肩書きの提示より、相手が好きなものや気になるものを知ることで、相手の輪郭を知っていくということのほうが自然なのかもとも思いました。
まわしよみ新聞考案者の陸奥賢さんは、まわしよみ新聞を「新聞を使ったノーテーマの遊び場」と表現されていましたが、ノーテーマであるのに多様な人が一つの場にいて遊び、思うことを言い、関わりをつくれる媒体はなかなかないなと思います。
テーマを設定した瞬間に来る人は限られてしまう。するとその後の場の発展性も限られる。またその場での人の振る舞い、思考や言動も限定されてしまう。だからといって、何も枠を設定しない場はかえって自由にならない。そもそも放っておいてもうまくいってないから場を設定するわけですし。
では何を設定するかと考えるときに、人を直接操作して目的に到達しようというやり方をとってしまうと、そこに潜在していた文脈や可能性が現れるのをあらかじめ排除する結果になってしまうと思います。作為的に働きかければ働きかけるほど歪んで失敗してしまう。
場は設定するけれど、人を直接操作しようとするのではなく、人が勝手に好きなことをしてしまう外枠をつくることが重要だと思います。
自分も催しをやっていて思うのは、一番面白く、力強く、信頼できるのはその場で「偶然」おこる発現であって、その発現は場を性質を変える力もあり、その後の人と人との関わりの通路も開通させるということです。こちらの働きかけで「やらせた」ことは続かず、あまりそれ以上面白く展開していかない。
「偶然」「たまたま」おきるようにみえる発現というのは、しかし、実はそれは偶然ではなく、そこに潜在していた何らかの自律性があり、その自律性が発現していく条件が揃った、ということではないかと思っています。条件が満たされたため、その自律性が間隙を縫って現れでてきた。
自律性は直接操作することはできないけれど、それが現れる環境を準備することはできる。「人事を尽くして天命を待つ」ように、天命はそれ自体の自律性をもつために、想定されるあらゆる用意をして待つことしかできません。
自律性はそれ自身で力をもっているので、その人や場に元気が満ちます。何かをやっていて、疲労していくのは自律性の力を使ってないからだと思います。ギブアンドテイク、等価交換の思考は実はすり減っていく考え方。既に力があり、動こうとしている。エネルギーを生むエネルギーがある。その力を使うところに可能性がひらけてくると思います。
人という意識的主体が媒体を使ってコミュニケーションすると考えるよりは、コミュニケーションがそこにある媒体を使ってコミュニケーションするととらえたほうが実態に近いと思います。
自律性を発現させるための環境を整備し、かつ対象に余計な直接操作をしない外枠を、僕は「人工漁礁」のようだと考えています。人工漁礁では、沈船やコンクリなど、それ自体は周りに働きかけないけれど、そこにある自律性(生き物)が勝手に住み着き、利用し、そこに生態系をつくっていきます。まわしよみ新聞も人工漁礁ではないかなと思っています。
まわしよみ新聞@ふくしま福光プロジェクト。ええ写真ですなw
若者たちが関西と福島を繋げようといろいろと考えて、震災関連の記事でまわしよみ新聞を作ろうと行動する。情報(新聞メディア)を相互理解のコミュニケーションのツール(まわしよみ新聞)に。こういうことに、まわしよみ新聞が使われるのは、とても嬉しいことです。ふくしま福光プロジェクトのみなさん、ありがとうm(_ _)m
「まわしよみ新聞@甘夏ハウス」、無事に開局しました!w 甘夏ハウスさんのサイトに画像がアップされていたのでご紹介します^^ オレンジの画用紙が甘夏っぽくてええですなw 甘夏ハウスさんにいけば「まわしよみ新聞」が読めますので、ぜひみなさん、遊びにいってください!おもろい記事がわんさかありますよ~^^
また甘夏ハウスさんでは次回、3/7(土)14時からまわしよみ新聞編集長養成講座を実施します!まわしよみ新聞を作ってみたい!やってみたい!という方はぜひともご参加を~!m(_ _)m
静岡新聞さんのNIEサイトで「まわしよみ新聞」の記事が掲載されています。ありがとうございます~!^^
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■静岡新聞NIE 月刊一緒にNIE@しずおか・第1土曜掲載=まわしよみ新聞 県内でも広がり 「気になる記事」で会話弾む
http://www.at-s.com/blogs/nie/news/post-702.html
2015年02月07日(土)付 朝刊
さまざまな年代、職業の人たちが、気になる新聞記事を互いに紹介し合う取り組み「まわしよみ新聞」が、県内でも広がりを見せ始めている。初対面でも、新聞記事が介在するとなぜか会話が弾み、思わぬ方向へ話が転がる。そんな不思議な魅力がじわじわとファンを増やしているようだ。
1月中旬の夜。静岡市葵区の番町市民活動センターに、20代から50代の男女5人が集まった。センタースタッフの田口公一さん(31)が企画した「まわしよみ×ダイアログ」の参加者だ。
田口さんがまわしよみ新聞に関心を持ったのは、東日本大震災の際、壁新聞で被災者に情報を伝え、大きな話題となった石巻日日新聞の存在を知ったのがきっかけだった。同紙を取り寄せて購読するうち、センターの事業として新聞を使ったワークショップを考えるようになった。具体的な展開を模索する中、インターネットでまわしよみ新聞を知ったという。
田口さんは考案者である陸奥賢さんの取り組みを参考にしながら、「対話」を重視した独自の運営方法を構築。1月の「まわしよみ×ダイアログ」は、その“田口方式”で進められた。
進行役を務める田口さんを除く4人が模造紙の広げられた机を囲み、ニックネームで自己紹介。静岡新聞、石巻日日新聞など4紙をそれぞれ手に取り、紙面をチェック、気になる記事を切り抜いていく。10分後、新聞を隣の参加者に回し、再びチェック。多くの記事が模造紙の上に並んだ。
くじ引きで発表者に当たった参加者が、一つの記事をピックアップ、それを切り抜いた参加者に記事について質問する。そのやり取りで気になる言葉があれば、参加者は異なる色のフェルトペンで模造紙にメモし、そのメモを基にさらに対話を深めていく。
この時は石巻市内の小学6年生の夢をまとめた記事が対象になった。最初は子供らしい笑顔の写真が話題になっていたが、夢の内容に「介護士」や「国交省で働きたい」などがあることから、話は子供たちの心に潜む大震災の影響におよび、対話は休みなく繰り広げられた。終わったときには、模造紙は色とりどりのメモでいっぱいになっていた。
「まわしよみ×ダイアログ」の参加者の一人、清水玲子さん(46)は焼津市市民活動交流センターのスタッフ。清水さんは翌週、同センターで昨年12月に続いて2回目の「まわしよめ!焼津!」を開いた。3人が参加し、“田口方式”で対話を楽しんだ。
このほか、浜松市中区のセミナールーム「黒板とキッチン」でも昨年、「まわしよみ新聞」が5回行われた。昨年6月の初回は同ルームのこけら落としとして開催、陸奥さんも招いた。同ルームの企画運営を担う「大と小とレフ」取締役の鈴木一郎太さん(37)は「多様な価値観を、楽しみながら実感するいい機会になる」とまわしよみ新聞の可能性に期待する。
【まわしよみ新聞】
参加者が気になる新聞記事を切り抜き、プレゼンテーションし合う取り組み。大阪のイベントプロデューサー、陸奥賢さんが2012年、釜ケ崎の喫茶店で客同士が新聞を回し読んで盛り上がる光景に接し、イベントの企画として立案したのが始まり。切り抜いた記事の中からトップ記事などを決めて紙に貼り、1枚の新聞に仕立てるのが本来のやり方。「完全フリー&オープンソース」をうたい、特に断らずに実施しても問題にしない旨を表明していることもあり、さまざまな形で全国に広がった。