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七墓史観

2022 年 4 月 5 日

本日も■【オンライン配信企画】4/4(月):江尻浩二郎さんと歩く「大阪七墓巡り復活プロジェクト」。

昨日は江尻さんと話が盛り上がりすぎて七墓が三墓しか巡れなかった…という大失態でした。申し訳ございません。

それで急遽、本日も大阪七墓巡り復活プロジェクトにて七墓巡り後編のライブ動画を配信いたします。後でアーカイブもアップしますので。お時間のある時にでもご笑覧ください。

今日は午前中は住吉大社、四天王寺を巡り、午後から七墓の蒲生墓地→葭原墓地跡→南濱墓地→梅田墓地跡を巡る予定です。ぜんぶ巡れるかな。もうすでに自信がありません。がんばります。

※大阪七墓巡りは江戸時代の風習です。盆の頃に町衆が無縁仏を供養するという名目で歌舞音曲と共に七つの墓を巡ったといわれています。昭和初期には廃れて、あまり文献資料もなく、幻の巡礼でしたが陸奥賢が2011年に「大阪七墓巡り復活プロジェクト」を立ち上げ、以後、毎年、有志のみなさんと一緒に七墓を巡っております。コロナ以前は100名以上の参加者が集まっていました。

七墓といいますが、ほとんどが近代化、都市化され、墓地は残っておりません。正確には「七墓跡地」を巡っています。

近世大阪のアジールと近代の疾風怒濤のような都市開発史を巡ることで、大阪の「上町台地史観」「船場史観」「大大阪史観」を補完する「七墓史観」のようなものが浮かび上がってくる…と勝手に陸奥賢は一人で提唱しています。


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