本日は鶴橋から桃谷へ。
まち歩き終了後に喫茶店に入り、参加者のIさん(83歳)から昔書いたというご著書(?)をいただく。先祖は近江商人で、船場のええしのボンで(時代の流れで店は畳みはったそうですがw)大阪まち歩き大学の常連さんなんですが、なんと『ゴルフに纏わる291駄洒落集』w
中を読むと、ゴルフプレイ中に使える(?)どうでもいいような他愛のない駄洒落が291(憎い)本も収録されている。7割はご自身の創作で、3割ぐらいは仲間から聞いた駄洒落とかw
参りました。こういう人を粋人いうんでっしゃろな。素晴らしい。脱帽です。こんなシニアになりたい。いや、なったらダメか。
大阪まち歩き大学
大阪まち歩き大学。7月8月は昼間は暑いので夜19時からまち歩きを実施します。ぜひとも!
■7/6(水)19時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑩寺田町駅~天王寺駅】古代の難波大道を超えて謎の四天王寺七宮へ
https://www.facebook.com/events/964327844246010
■7/20(水)19時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑪天王寺駅~新今宮駅】夏の陣最大の激戦地から近代大阪の夢・新世界へ
https://www.facebook.com/events/399791642032705/
■8/3(水)19時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑫新今宮駅~今宮駅】近代大阪、大大阪を支えた流民のまち・今宮を歩く
https://www.facebook.com/events/981795802487138/
■幻の巡礼「十十王申す復活プロジェクト」リサーチ
https://www.facebook.com/events/414122330591711
福島県いわき市にて、かつて行われていたという幻の巡礼「十十王申す」。それを復活させるべく江尻浩二郎と陸奥賢が、いろいろと画策しております。
ざっと下調べしてみると、意外にも多くの十王堂があったということが分かってきました。まずは御城下からほど近いものをいくつか選び、のんびり歩いてリサーチしてみようと思っています。6/20(月)と6/21(火)の2日間を予定しています。結構、歩きます。マッピングしたら15キロ~20キロぐらいの行程になりそうです。
「ちょっと興味あるな」「参加してみようかな?」という方がいれば、こちらのイベントページに「参加希望」とコメントして下さい。よろしくお願いします。
■集合日時:6/20(月)13時30分
■集合場所:いわき駅・いわき市 総合観光案内所の前あたり
■幻の巡礼「十十王申す復活プロジェクト」リサーチ
https://www.facebook.com/events/414122330591711
【神奈川県】6/18(土)はニュースパーク(日本新聞博物館)さんにて全国まわしよみ新聞サミット2022です!
コロナでいろんな企画やイベント、プロジェクトがぶっ飛んで、僕自身はまだ後遺症にもがいております。いろいろ動くんですが、正直、人がなかなか集まらない。空回り感が凄い。
今回、3年ぶりに全国まわしよみ新聞サミットやるよ!といってどれぐらいの人がきてくれるのか?正直読めません。カタチになるといいのですが…。
…というわけで応援シェアと参加者絶賛募集中です!よろしくお願いします!m(_ _)m
元来、日本にあったコミュニティにはコモンズ的な要素も強く、人間(生者)だけではなくて先人、死者、祖霊、自然、超自然などがコミュニティの中に含まれていた。「他者」を内包していた。コミュニティ(共同体)とコモンズ(共異体)の境界が不明瞭、不明確でマージナルだったといえる。
いまの近代のコミュニティはこうしたコモンズ性(他者性)を徹底的に排除して人間(生者)だけの狭い範囲の話で終始している。だから先がない。閉塞感が否めない。「今だけ」「オレだけ」の時代風潮が蔓延る。
先人、死者、祖霊への信仰、敬拝は物事のあり方、有り様を「時間軸で捉え直す」という知恵そのものといえる。それは過去だけではなくて未来まで照射する。先人を考えることは後人を考えることに繋がり、死者や祖霊を思うことは「未だここに来らざる人たち」(未来人)を思うことにもつながる。
では先人や死者や祖霊のことを考える、思うために具体的なアクションとして何があるのか?そこでおそらく「祭礼」や「まつり」というものが重要になってくる。
死者のことを思う、考えるというのは、結局、死者が行ってきたこと、やってきたこと、祭礼や儀式、儀礼、風習を生者が反復することで「同期」するしかない。
祭礼なんてのは、なんでこんなことをやっているのか?じつは誰にもさっぱりわからない。生前、祭礼をやっていた先人(死者)たちの誰もわからなかったし、現在の我々も当然、わからないし、これから生まれてくる人たちにも勿論、わからない。
つまり祭礼や儀礼、儀式というのは「疑問」や「謎」や「これ、ほんまに意味あるのか?」とか「なんでこんなことしてるんや?」とか「あ。でも先人、死者も今の自分とおんなじこと思ったかも?」まで同期してこそ、同期となるw
「わからない」ことを同期、継承していくことで、しかし「人智を超えた何か」に触れるともいえる。それは人間の、個人の、生者の傲慢や限界への戒めともいえる。人間至上主義の近代文明が行き詰まり、崩壊していく現代社会には非常に大事な視点、視座ではないか?という気もする。
無縁仏を供養する大阪七墓巡り、堺七墓巡りというのも、なんでやっていたのか?というのは、結局のところ、誰にもよくわからない。よくわからないが先人、死者がやっていた祭礼、儀礼、儀式、風習を見様見真似でもなぞることで、なにか見えてくるものがあるかもしれない。感じるものがあるかもしれない。そういう社会実験を僕は毎年、盆の頃に繰り返しておりますw
七墓巡りをやっていたのが専門家(宗教者)でないのもいい。「巡礼」「巡拝」というのは、市井のものでもある。宗教行為のようであり、娯楽だったりもする。七墓巡りも大阪の、堺の先人、町衆がやっていた。だから、いい。
改めて「七墓巡りってなんなんですか?」と問われまして。しかし、僕の中にそう明確な答えがあるわけでもなく。なんとなく、ただ、ぼんやりと、やっている。それが感覚として、いちばん近いw
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【大阪七墓巡り2022】第一夜:8/13(土)18時より「梅田」「南濱」「葭原」を巡る
https://www.facebook.com/events/842966676662438
【大阪七墓巡り2022】第二夜:8/14(日)18時より「蒲生」「真田山陸軍墓地」「小橋」を巡る
https://www.facebook.com/events/1160028208118220
【大阪七墓巡り2022】第三夜:8/15(月)18時より「鳶田」「千日」を巡る
https://www.facebook.com/events/389733783183949
9/4(日)12時より■堺七墓巡り復活プロジェクト2022
https://www.facebook.com/events/572906637742341