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2011 年 5 月 28 日 のアーカイブ

近代民主主義(代議士制度)の崩壊と、直接民主主義の勃興

2011 年 5 月 28 日 Comments off

政治家というのは「代議士」といいまして。代議士というのは字義通り、「代わりに議会にでる人」​のことをいいます。誰の代わりか?といえば、これは国民です。日本国民の有権​者1億人で国会議事堂につめかけて話し合うなんてのは到底、ムリだ​から、代理人をたてて政治を行っている。代理人だから結局、民意が反映されない。これが近代民主主義の致命的な欠陥です。

しかし、いまはインターネットという便利なツールが登​場してきましたから、有権者が1億人いようが10億人いようが、​ネットにアクセスして法案を審議しようと思えば可能な時代となりました。審議サ​イトを設けて、そこに法案を並べて、みんなが読んで、掲示板でディ​スカッションして、最終的に「いいね!」ボタンを押す(笑)​賛成が多ければ可決。反対が多ければ否決。本当の意味での直接民主主義=国民政​治が、ついに可能になる。システムとしてそれは明日にでも構築可能なんですが、代議士は自分の失職を恐れてか、なかなか、そういうネット投票の整備、ネット国会の話は進んでないようです。しかし、インターネットの登場で、直接的な民意の問い方、意思表明が可能となったことで、もはや世の中の代議士=政治家は、実質的には存在理由、存在意​義を失ってるんです。近代政治家が果たすべき最後の大仕事は、直接民主制への橋渡し。政治家から国民への大政奉還。それしかありません。

いま世界には230の国や地域はあるそうですが、どこの国、地域が、代議士制度を駆逐し​て、真の国民政治を実現するか?これ、実現できたところは人類史に名​を刻みますよ。おそらく小さい国でしょうなぁ。ヨーロッパの小国かな?第3​世界から出るかも知れません。実際にスウェーデンの「Demoex」やフィンランドの「Change2011」なんて運動、政党がすでに出てきてますから。

国という単位でなく、都市という単位で考えれば、もっと早いこと​、直接民主制は実現するでしょう。それは、そんなに遠い日のことではないと思ってます​が…。日本でもそういう運動起きないかな?


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6/12(日)に空堀界隈にて『まち計りプロジェクト』を実施します

2011 年 5 月 28 日 Comments off

2畳大学学長の梅山くんから唐突に「まちでできるワークショップをやってくれませんか?」という無茶振りをされて、苦肉の策で『まち計りプロジェクト』を企画しました。「長さ」をひとつのモチーフにして「まちには一体、なにがあるのか?」を探るプロジェクトです。どんなものになるのかは、ぼくもまったく予測不能ですが、ご興味ある方は参加してみてください。

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『まち計り』(まちばかり。略して「まちばか」)とは?

満員電車も高速道路もインターネットもなかった時代。当時の人々は、わずか「一里」の中で、人生を終えたといいます。一里=3927メートル。つまり約4キロほどの都市空間に、家と、店と、畑と、寺と、神社と、物語と、恋と、祭と、酒場と、遊郭と、墓場とが、全部あったわけです。なんと充実したコミュニティ。まさしく、まちには、人生が満ち溢れていた!

では、いま、ぼくらのコミュニティ、ぼくらのまちを占めているものは一体、なにか?・・・それを探るプロジェクトが「まち計り」(まちばかり。略して「まちばか」)。まちの現場に出て、裏路地や、銅像や、公園の木や、看板や、石碑や、滑り台や、お地蔵さんや、犬小屋や、祠や、階段を測る。笑ってはいけない。これは、じつは、あなたの「一里」(人生)を探す、深遠なる旅のはじまり。

さぁ、物差しと巻尺をもって、まちへ出よう!

●企画・ガイド 陸奥賢(まちを計る人)
●サポーター 梅山晃佑(2畳大学学長)

日時:6月12日(日)16:00~飽きるまで
場所:空堀商店街界隈を予定(集合場所は直接連絡します)
参加費:1000円(資料付き)
定員:10名程度
必要なもの:物差しor巻尺
持ってるとええかも?:記録ノート、ペン、カメラ、脚立、飴ちゃん
お問合せ・申し込み:recycle(この間に@を挿入してください)occn.zaq.ne.jp


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