アーカイブ

2014 年 5 月 のアーカイブ

盛り上がってます!まわしよみ新聞ww なんでこんなに盛り上がるんでしょうな?ほんま我ながら不思議ですww

2014 年 5 月 22 日 Comments off

盛り上がってます!まわしよみ新聞ww なんでこんなに盛り上がるんでしょうな?ほんま我ながら不思議ですww

■まわしよみ新聞

http://www.mawashiyomishinbun.info/

■5/22(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催

https://www.facebook.com/events/610807715661034/


カテゴリー: 雑感 タグ:

三重県津市のコミュニティスペース「kaidan」さんで発行された「まわしよみ新聞」ですが、朝日新聞デジタルにも取材記事が掲載されました!

2014 年 5 月 22 日 Comments off

asa

三重県津市のコミュニティスペース「kaidan」さんで発行された「まわしよみ新聞」ですが、朝日新聞デジタルにも取材記事が掲載されました。感謝!m(_ _)m ちなみに記事によると、kaidanさんでは6月にもまわしよみ新聞を実施予定やそうです。ご興味ある方はぜひとも~!^^

————————————–

■朝日新聞デジタル「話題も広がる 新聞回し読み」
http://www.asahi.com/articles/CMTW1405212500004.html

新聞を使ったコミュニティーづくりのワークショップ「まわし読み新聞」が津市大門のコミュニティースペース「kaidan」であり、市民ら8人が参加した。NPO法人「津市NPOサポートセンター」などが主催した。

参加者は持ち寄った新聞を回し読みし、気になった記事や写真、広告を切り抜いた。それぞれ選んだ理由を発表し、記事を配置してひとつの新聞を作り上げた。

イベントは16日にあり、最も話が盛り上がったトップ記事は、津市のスポーツ施設「サオリーナ」をめぐる話題。入札や金額に始まり、他の運動施設や国体の歴史にまで及んだ。他に、料理のレシピから木星の観測写真、5・15事件の記事まで様々な話題が挙がった。

参加した津市の大学講師冨本真理子さん(55)は「普段は1人で読む新聞だが、みんなで楽しく読めた。人によって読み方が違い、面白かった」。

ファシリテーターを務めた津あけぼの座の油田晃さん(41)は「新聞には幅広い話題が書かれている。話が盛り上がり、誰でも簡単に楽しめる」と話した。

同センターは6月にも開く予定。連絡は059・213・7200。


カテゴリー: 雑感 タグ:

鹿児島の地方新聞「南日本新聞」さんの主催による「新聞まつり」の中で「まわしよみ新聞」が実施されました!

2014 年 5 月 21 日 Comments off

南日本新聞さんの主催による「新聞まつり」の中で「まわしよみ新聞」が実施されました!子供から大人まで老若男女30名で実施したそうで、ついに本州最南端の鹿児島でもまわしよみ新聞が発行されました。沖縄と北海道、海外でもそのうち発行されそうですが・・・誰かぜひともやってください!(他力本願ww)

この様子は鹿児島の地元テレビでも取材されて、報道されたそうです。嬉しいですねぇ~^^ ご参加いただいたみなさんに感謝!m(_ _)m

撮影風景


カテゴリー: 雑感 タグ:

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催!

2014 年 5 月 21 日 Comments off

ブックマーカーチラシ夏目漱石_伊丹_01

私淑しております小暮先生の愛弟子(?)の前ちゃんが、大阪現代舞台芸術協会プロデュース「文豪コネクション『坊っちゃん』」の関連企画として、じつにオモロイ企画を立ててくれました!w

「伊丹市立図書館ことば蔵」にて、我が国を代表する明治の大文豪・夏目漱石の小説、関連本などで「直観讀みブックマーカー」を作って遊んでみようという企画です。正直、ぼくは夏目漱石に対して、日本の近代文学をある意味で樹立させ、ある意味で、その可能性を狭めた人物だと思っていて(それは民俗学でいうところの柳田國男的ポジションにも近しいわけですが・・・)色々と複雑な思いがあるのですが、その漱石大先生で直観讀みブックマーカーを作るのは望むところやないかとww 直観讀みブックマーカーの「コンテクスト破壊」の相手として、漱石はじつに手ごわく面白いのではないか?と思っております。

日本の近代文学を、破壊して、再創造してみましょう。ご興味ある方はぜひとも!^^

—————————————————–

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催!
https://www.facebook.com/events/1455681671342135/

文豪コネクション『坊っちゃん』関連企画として『本との新しい出会い「直観讀みブックマーカーをつくろう!―夏目漱石で遊んでみる-」』@伊丹市立図書館「ことば蔵」開催決定!!

本を「直観讀み」して、文章を抜き出してブックマーカーを作り、それについて語り合い、お土産にしようというこの企画。文豪コネクション『坊っちゃん』の関連企画ということで「夏目漱石」をテーマにブックマーカーをつくってみようと思います。ファシリテーターは直観讀みブックマーカー主宰であり、観光家で、コモンズデザイナーである陸奥賢さん。夏目漱石の作品を読んだことがある方もない方も、どなたでも大歓迎です。ぜひ一緒に夏目漱石で遊んでみませんか?お待ちしております。

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催!
https://www.facebook.com/events/1455681671342135/

■開催日時:6月28日(土)13:00-15:00
■開催会場:伊丹市立図書館「ことば蔵」1階交流フロア
■ファシリテーター:陸奥賢氏
(直観讀みブックマーカー主宰/観光家/コモンズデザイナー)
■対象:どなたでも
■定員:20名
※先着順。参加人数に達しない場合は当日でも受付可。
■参加費:無料
■持ち物:夏目漱石の作品や夏目漱石について書かれた本、夏目漱石に関連する本
※お持ちの方のみ
■申込先: 伊丹市立図書館「ことば蔵」
交流・貸室担当 Tel 072-784-8170
※受付の際、お名前と年齢、連絡先をお知らせください。
※受付開始:5月23日(金)10:00~

—————————————————————————-

【以上の企画は、以下の大阪現代舞台芸術協会プロデュース 文豪コネクション『坊っちゃん』の関連企画として企画されました】

—————————————————————————-

■文豪コネクション『坊っちゃん』 

関西公演詳細・予約
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=42931

公演日程:
7月4日(金)19時30分
7月5日(土)13時00分/18時00分○
7月6日(日)11時00分/17時00分
※○…終演後にトークイベントを予定

チケット料金:
【早割】一般早割 2000円/ユース(25歳以下)・障がい者早割 1000円
【前売】一般前売 2800円/ユース(25歳以下)・障がい者前売 1800円
【当日】一般当日 3300円/ユース(25歳以下)・障がい者当日 2300円

※早割実施期間は2014年6月6日(金)まで。
※入場整理番号の発行は開演45分前、開場は開演の30分前です。
※前売・ご予約のお客様の入場が優先となります。
※未就学児の入場はお断りいたします。
※ユース(25歳以下)・障がい者チケットをお求めの方は当日、必ず証明できるものをご持参ください。
※チケット発売日:4月18日

会場:アイホール(兵庫県伊丹市伊丹2-4-1)

—————————————————————————-

■文豪コネクション『坊っちゃん』 

愛知公演詳細・チケット
http://www.aac.pref.aichi.jp/sinkou/event/regional2014/index.html

公演日程:
8月1日(金) 19:00
8月2日(土) 14:00/18:00★
8月3日(日) 14:00

各1時間程度の作品を、小休憩をはさみ連続上演して一公演とします。
★公演終了後に、ポスト・パフォーマンス・トークを開催します。

料金:
前売一般2,800円(当日3,000円)
前売学生1,800円(当日2,000円)
「大阪と愛知」(2団体)セット券
前売一般5,000円(前売のみ、枚数限定)
※セット券、学生券(要学生証提示)は、愛知芸術文化センター内プレイガイドでのみ取り扱い。

会場:愛知県芸術劇場小ホール


カテゴリー: 雑感 タグ:

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催! https://www.facebook.com/events/1455681671342135/

2014 年 5 月 21 日 Comments off

私淑しております小暮先生の愛弟子(?)の前ちゃんが、大阪現代舞台芸術協会プロデュース「文豪コネクション『坊っちゃん』」の関連企画として、じつにオモロイ企画を立ててくれました!w

「伊丹市立図書館ことば蔵」にて、我が国を代表する明治の大文豪・夏目漱石の小説、関連本などで「直観讀みブックマーカー」を作って遊んでみようという企画です。正直、ぼくは夏目漱石に対して、日本の近代文学をある意味で樹立させ、ある意味で、その可能性を狭めた人物だと思っていて(それは民俗学でいうところの柳田國男的ポジションにも近しいわけですが・・・)色々と複雑な思いがあるのですが、その漱石大先生で直観讀みブックマーカーを作るのは望むところやないかとww 直観讀みブックマーカーの「コンテクスト破壊」の相手として、漱石はじつに手ごわく面白いのではないか?と思っております。

日本の近代文学を、破壊して、再創造してみましょう。ご興味ある方はぜひとも!^^

—————————————————–

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催!

https://www.facebook.com/events/1455681671342135/

文豪コネクション『坊っちゃん』関連企画として『本との新しい出会い「直観讀みブックマーカーをつくろう!―夏目漱石で遊んでみる-」』@伊丹市立図書館「ことば蔵」開催決定!!

本を「直観讀み」して、文章を抜き出してブックマーカーを作り、それについて語り合い、お土産にしようというこの企画。文豪コネクション『坊っちゃん』の関連企画ということで「夏目漱石」をテーマにブックマーカーをつくってみようと思います。ファシリテーターは直観讀みブックマーカー主宰であり、観光家で、コモンズデザイナーである陸奥賢さん。夏目漱石の作品を読んだことがある方もない方も、どなたでも大歓迎です。ぜひ一緒に夏目漱石で遊んでみませんか?お待ちしております。

■6/28(土)13時より「伊丹市立図書館ことば蔵」にて「直観讀みブックマーカーをつくろう!~夏目漱石で遊んでみる~」開催!

https://www.facebook.com/events/1455681671342135/

■開催日時:6月28日(土)13:00-15:00
■開催会場:伊丹市立図書館「ことば蔵」1階交流フロア

http://www.itami-library.jp/kaikan.html

■ファシリテーター:陸奥賢氏
(直観讀みブックマーカー主宰/観光家/コモンズデザイナー)
■対象:どなたでも
■定員:20名
※先着順。参加人数に達しない場合は当日でも受付可。
■参加費:無料
■持ち物:夏目漱石の作品や夏目漱石について書かれた本、夏目漱石に関連する本
※お持ちの方のみ
■申込先: 伊丹市立図書館「ことば蔵」
交流・貸室担当 Tel 072-784-8170
※受付の際、お名前と年齢、連絡先をお知らせください。
※受付開始:5月23日(金)10:00~


カテゴリー: 雑感 タグ:

まわしよみ新聞とうきょう支局

2014 年 5 月 21 日 Comments off

「まわしよみ新聞とうきょう支局」の片野さん曰く「ファシリテーション」「ファシリテーショングラフィック」「アイスブレーキング」「マインドマップ」「ワールドカフェ」なんかが「まわしよみ新聞」で身につくそうです!

ぼくはそういう業界(?)には疎いのでようわかりませんが、「ま、まわしよみ新聞ってすごいのね・・・」ってことは伝わりました!w ご興味ある方は、ぜひともご参加してください!^^

以下は片野さんの記事より。

———————————————–

●ファシリテーション
●ファシリテーショングラフィック
●アイスブレーキング
●マインドマップ
●ワールドカフェ

などの数々の講習会に参加してきた
私ですが、
まわしよみ新聞は全て身に付きます!

詳しくはこちら

https://www.facebook.com/events/234963360045888/

<奈>


カテゴリー: 雑感 タグ:

南日本新聞さんの主催による「新聞まつり」の中で「まわしよみ新聞」が実施されました!

2014 年 5 月 21 日 Comments off

南日本新聞さんの主催による「新聞まつり」の中で「まわしよみ新聞」が実施されました!子供から大人まで老若男女30名で実施したそうで、ついに本州最南端の鹿児島でもまわしよみ新聞が発行されました。沖縄と北海道、海外でもそのうち発行されそうですが・・・誰かぜひともやってください!(他力本願ww)

この様子は鹿児島の地元テレビでも取材されて、報道されたそうです。嬉しいですねぇ~^^ ご参加いただいたみなさんに感謝!m(_ _)m


カテゴリー: 雑感 タグ:

■5/22(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催 https://www.facebook.com/events/610807715661034/

2014 年 5 月 21 日 Comments off

鹿児島、三重、福岡など、やたらと地方で大活躍中のまわしよみ新聞ですが、明日は本家・大阪でもやります!w まわしよみ新聞の未経験者&初心者、予約なしの飛び入り参加でもOKですので!今回は淡路島からの参加者なんかもいらっしゃいますw よろしくお願いします~m(_ _)m

■5/22(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催

https://www.facebook.com/events/610807715661034/

「なぜ、まわしよみ新聞をやっているのか?作るのか?」という「想い」の共有から、実際に参加者全員で「まわしよみ新聞」を作成しながら「まわしよみ新聞」の作成のコツ、場の運営のノウハウなどをお教えします。この講座を受けると「あなたも明日からまわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)になれる!」というものです。受講者にはまわしよみ新聞実行委員会名義の公式の「修了証」も発行します。ご興味ある方はぜひともご参加してください。

■日時:5/22(木)19時~22時
■場所:阿波座ライズタワーズマンション1Fマークスタジオ
大阪府大阪市西区江之子島2-1-21
※地下鉄阿波座駅8番出口より西へ徒歩2分
■参加費:1000円+まわしよみたい新聞
■定員:各20名
■講師:むつさとし(まわしよみ新聞オーナー)


カテゴリー: 雑感 タグ:

「AAFコラム #35 陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー)」書きました。

2014 年 5 月 20 日 Comments off

AAF(アサヒアートフェスティバル)のコラムを書きました。なんや完全に勢いで書いてますねw よろしければどうぞ。

———————————————–

■AAFコラム #35 陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー)
http://www.asahi-artfes.net/news/2014/05/34-1.html

AAFネットワーク事務局の長谷さんから電話をいただいて「むつさん、AAFコラムをお願いします」ということで、ひきうけました。文字数はなんぼかいうてはったと思うんですが、忘れました。あんま気負いせんと書きます。ネット掲載やから短くても長くてもええはず(笑)

AAFは今年で3年目になります。参加したきっかけは岸井大輔さん、小手川望さん、そういった方々(アートというよりも演劇関係者のみなさんだったんですが)と出会ったことが大きいです。「AAFってのがあるよ」と教えてもらったんですな。

ぼくは2011年から「大阪七墓巡り復活プロジェクト」という「死生観光プロジェクト」(「死者」と「生者」が出逢う観光。ぼくの造語です)を実施していました。最初はすべて手弁当で、資金繰りというようなこともあまり考えていなかったんですが、何かやるにはやはり資金が必要で、それでAAFに参加させていただいたんです。参加してよかった思ってます。日本全国のへんなひとと色々と知り合えた。こういう方々を応援するアサヒビールは素晴らしいと思います。これはほんまに。みんなアサヒを飲もう!

nanahaka_meguri

「大阪七墓巡り復活プロジェクト」は江戸時代の大坂の町衆の祭礼です。まちで行き倒れたり、罪人とか、遊女とか、そういう無縁仏を供養した。無縁ですから自分とは全く関係ない「他者」なんですが、そのためになにかやるってスピリッツはステキやなぁと。また墓の前で、歌舞音曲とともに、ドンチャン騒ぎをやってたらしいんですな。当時はアサヒビールはないんで酒飲んでやったことでしょう。男女のデートコース、道行みたいなもんやったとか。こういうカオスモスな祭礼があったということが、大阪的やなぁと思ってます。

それで2011年の夏に、それを復活させたいと思って活動を始めたんですな。色んな人が注目してくれまして。特に宗教関係者が多いんですが。お世話になっている應典院の秋田住職なんかには「陸奥君は都市宗教のオリジンがわかっている」なんてことをいわれて心底ビックリしました。「それは無縁大慈悲というんだよ」という言葉も忘れられません。みなさんも墓参りする思いますが、それは祖先ですな。おじいちゃんやおばあちゃんといった有縁の関係性。それを供養するのは、まぁ、いってみれば当たり前のことで。しかし無縁の人、自分と関係ない人、他者。そういう人のために、なにかやるってことが、ほんまもんの慈悲や仏心や供養なんやと。無縁大慈悲。すごい言葉やなぁと思います。このプロジェクトをやったおかげで、宗教の力、智慧みたいなものにも気づいて、色々と感じるものがありました。今年で4回目。今年も当然やります。どういう感じでやるんか?ちょっと自分の中で迷いがあって、定まってないんですが、粛々とやりたいなぁという気がしてまして。ご興味あればご参加いただければ幸甚です。

※大阪七墓巡りについては、どういうものか?なぜやっているのか?というのは、かつてAAFの交流プログラムでも書いたことがあるので、またよかったら、こちらもご参照ください。
→2012交流支援プログラムレポート09 「田んぼの記憶&大阪七墓巡りトーク」と「まわしよみ新聞ワークショップ」
http://www.asahi-artfes.net/news/2013/07/201209.html

観光家としては七墓以外にも、いろいろとへんな活動をしています。とくに最近、自分でも面白いと思って力を入れているのが「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」。「メディア遊び」とか「コモンズ・デザイン」とかいうてますが、これもぼくは大きくいえば観光の範疇に入ると思っていて。観光ってのは要するに光の当て方なんですな。「まち」「物事」「人」「墓」「本」「新聞」「寺」とか、なんでもええんですが、そういう何気ない、普段の、日常のものでも、別の角度から照射して光を当てることで、意外な発見や面白味、想像だにしない何か?ってのが出てくる。ブリコラージュすることで、世界「観」とか人生「観」とか哲学「観」などを揺さぶる。それが観光家むつさとしの仕事やろうと思ってます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

securedownload-26

「コモンズ・デザイン」については話しておきます。最近「コミュニティ・デザイン」という言葉をよう聞くんですが、「コミュニティ難民」なんて言葉もありまして。これは日常編集家のアサダワタルくんなんかが使っているのを聞いて(彼もそうらしいんですが)、ぼくもまさしく自分はコミュニティ難民であると自負(?)してますが、ぼくは基本的にコミュニティには馴染めない人間のようです。自分でも残念なことですが。

「コミュニティ」いうんは「国家」とか「民族」とか「都市」とか「村」とか「家」とか「会社」とか、ある種のルールやシステムで動く所属集団のことを指します。中に入っていると安心ですが、ルールやシステムから外れるようなことをしたら、「村八分」にされたりする「怖い社会」でもあるんですな。

もちろんコミュニティ(ルールやシステム)があることで人間は生きていけますが、しかし、その弊害として閉鎖的な部分が少なからずあるということ。またコミュニティはコミュニティと喧嘩したりするんですな(これがじつは最大のコミュニティの弊害では?という気もしています)。A村とB村があって隣接していると、そこの境界ってのは、大体、イザコザがおきます。「この土地はA村のもんだ!」「いや、B村のもんだ!」という争いが必ず起きる。近代戦争ってのもコミュニティとコミュニティのいがみ合いであるわけです。コミュニティがあるがゆえに、こうした悲劇が起きる。起きてしまう。

そこで昔の人は知恵をつけて、どっちにも所属しない「入会地」「入会山」というのを作ることにしたんですな。これが「コモンズ」です。この入会地、入会山は誰でも入れる。A村の人、B村の人はもちろん。どこの村にも所属しない旅商人や旅芸人(コミュニティ難民です)といった外部の人なんかも自由に行き来できる。そこでタケノコがとれるとあれば基本的には、だれでもとっていいということになってます。但し、全部とってはいけない。シェアを大前提とする。全体で100個のタケノコあれば、A村は20個ぐらい。B村も20個ぐらい。旅商人、旅芸人も20個ぐらい。それぐらいで残しておく。全部所有しない。なぜならば入会地、入会山、コモンズだから。これをA村が100個とったとか、B村が100個とったとかしてしまうと=コミュニティ化すると結局、喧嘩、戦争になる・・・というわけです(こういうのを「コモンズの悲劇」というそうですが)。

要するに、コミュニティというものに、色んな意味で、ぼくはちょっと限界を感じているんですな。コミュニティは重要ですが、コミュニティだけでなんでもかんでも解決するのはムリがあるわけで、コミュニティとコミュニティのあいだに、はざまに、すきまに、境界に、コモンズがいると。いま必要なのは閉じたコミュニティの活性ではなくて、「開かれたコモンズの復活」であろうと。コモンズに内在される「いつでも、どこでも、だれでもいい」というシェアやオープンフリーの知恵だろうと。

なんでもかんでも線引きし、だれそれの所有と定めて権利を主張することを是としたのが近代です。おかげで世の中にコモンズがなくなってしまった。じつに窮屈で、ギスギスした世の中になってしまっている。「ゆとり」や「遊び」がないように感じるんですな。それをなんとかしたいんですわ。それで「コモンズを作ろう」という意味で「コモンズ・デザイン」をやっています。孤軍奮闘で、燈籠の斧かも知れませんがね。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

いま文字数カウンターで調べたら原稿は3000文字を超えてました。ぼちぼち終わりたいと思います。長くなったかな? 長谷さん、みなさん、すいません。今後とも何卒よろしくお願いします。

陸奥賢 Satoshi Mutsu
1978年大阪生まれ。観光家/コモンズ・デザイナー。「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」「大阪モダン寺巡礼」などを手掛ける。應典院寺町倶楽部専門委員。NPO法人大阪府高齢者大学校まち歩きガイド科講師。NPO法人ココルーム理事。NPOまちらぼ代表。


カテゴリー: 雑感 タグ:

「DIY=Do It Yourself=自分自身でやろう」から「DIO=Do It Ourselves=みんなでやろう」へ

2014 年 5 月 20 日 Comments off

「まわしよみ新聞とうきょう支局」さんの記事より。これは面白いと思いました。「DIY=Do It Yourself=自分自身でやろう」ではなくて「DIO=Do It Ourselves=みんなでやろう」。確かに「まわしよみ新聞」は「DIO精神」ですw

「まわしよみ新聞」は「いつでも、どこでも、だれでもできるコモンズ・デザイン」ということで、オープンソースでやってます。簡単な仕掛けだから、誰でも参加できるし、無料(じつは無料というと語弊があって、ほんまは「贈与」です。ぼくから「社会」「みなさん」「誰か」「他者」へのプレゼントですw)なので、これまた凄まじい勢いで波及していく。

また、ぼくの「まわしよみ新聞の作り方」とか「やり方」がカンペキだとは毛頭思っていなくて、どんどんと参加者(編集長)によって改良、改善していってほしいと思ってるんですな。そうすることで「まわしよみ新聞」の可能性がさらに広がっていきますから。ぼくひとりでは決して発見できない、新しい価値や意義が、誰かの手によって付与され、創意工夫されていく。今回の「DIO」という言葉の発見も、それです。いや、ええ言葉です。

集合知。ぼくは「他者」を信じてます。

—————————————————-

■DIYからDIOへ

DIY=Do It Yourself 自分のことは自分でやろう

↓↓↓ これから

DIO=Do It ourselves みんなでつくろう

時代が変わってきたなあと実感することが多いです。
※フライヤーの中にも書かせていただいています。

●とうきょう支局 第1回(記念すべき!)
・日にち:5/28(水)
・時間:18:30~ 集合、自由時間
    19:00~21:00 まわしよみ新聞
    21:00~21:30 自由時間
    21:45 完全撤収
・場所:千代田図書館 第1研修室
・定員:12名 ※定員になりしだい締めきります
・材料費:300円+投げ銭
・持ち物:はさみ、のり、新聞 ※手ぶらでもOK!


カテゴリー: 雑感 タグ: