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2014 年 12 月 のアーカイブ

静岡県浜松市にて。当事者研究スゴロクのレポート記事です!^ ^レッツのみなさん、ありがとうございました〜!m(_ _)m

2014 年 12 月 27 日 Comments off

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静岡県浜松市にて。当事者研究スゴロクのレポート記事です!^ ^レッツのみなさん、ありがとうございました〜!m(_ _)m

■[先週と12月5日(金)の、のヴぁ公民館。]
http://arsnova22.exblog.jp/21365993/


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静岡県浜松市の「seminar room(セミナールーム) 黒板とキッチン」さんが当事者研究スゴロクを実施します!参加者募集中!!

2014 年 12 月 27 日 Comments off

静岡県浜松市の「seminar room(セミナールーム) 黒板とキッチン」さんが当事者研究スゴロクを実施します!ファシリテーターは「さすらいの保育士」こと田中保帆さん!がんばってねー!w

黒板とキッチンさんは大東さん、一郎太さん、横村さんらが手掛ける浜松のアジール。やることなすこと唸るぐらいにおもろうてビビりますww ぜひこの機会に遊びにいってください〜!m(_ _)m

■seminar room 黒板とキッチン「『べてるの家に行ってきました』 のお知らせ」
http://bbandk.blog.fc2.com/blog-entry-91.html

日時:2015年1月24日土曜14:00〜16:00
講師:田中保帆
受講料:500円

障害福祉施設アルス・ノヴァの元スタッフ、田中保帆さん(やっすん)が北海道にある「べてるの家」を訪問してきました。べてるの家は主に精神障害を持つ方々が自らの病状を語り合う当事者研究を行う地域活動拠点です。今回は、まず「当事者研究スゴロク」を皆でやってみて、その後田中さんがべてるの家で感じたことや考えたことをお話しながら、参加者の皆さんと一緒に障害を持つ人たちと共に生きることについて考えてみたいと思います。

■当事者研究とは?
北海道浦河町にある「べてるの家」と「浦河赤十字病院精神科」ではじまったアセスメントとリハビリテーションのプログラムです。どうにもならない自分を、他人事のように考えるとなぜだか元気になってくる不思議な研究。合言葉は「自分自身で、共に!」「無反省で行こう!」など。

■当事者研究スゴロクとは?
むつさとし(観光家/コモンズ・デザイナー)が企画した参加交流型のソーシャルゲームです。オープンソースですので、誰でも自由に、無料で作って遊べるスゴロク遊びです。ぜひいろんなところで遊んでみてください。



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わかるもんは浅い。わからんもんは深い。

2014 年 12 月 27 日 Comments off

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「如是我聞とかなまずさま生活とか顔ハメとか七墓巡りとか、なにをしてるのかようわからん」と、またまた言われて「なにをしてるかようわからんからええんやがな」と答える。このやりとり、いつまで続くんやろうかな?w

わかるもんは浅い。わからんもんは深い。それをやった結果、どうなるかわからんから、やる。それが社会実験者。

結局、ぼくは、わからんもんが好きなんでしょうな。わからんから、惚れる。

画像は「なまずさま生活」より。
www.facebook.com/namazusama2015


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「NPOの社会貢献」と「企業の社会実験」

2014 年 12 月 27 日 Comments off

あらゆるNPO法人はブラックです。「ブラックNPO法人」のブラックさは「ブラック企業」どころやないですww

しかし、もはや、いまの世の中はなにをしても儲からない時代なわけで。結局、今後は企業の非営利化=企業のNPO化が進む。それはそれで、ぼくはなかなかオモロイんやないか?と感じている。

要するに、今後の企業は営利だけでは生きていけない。生き残るには営利以外の価値…つまり「社会貢献」に比重が置かれていく。NPO法人の社会貢献は基本的に「福祉」「国際協力」といった「分野型」で「目的型社会貢献」。それに対して企業の社会貢献は「新しい分野」を生み出すことになる。未だカタチになっていない社会貢献。それは結局「社会実験」となる。

NPO法人の社会貢献→分野型・目的型。介護やら福祉といった「既存のフォーマット」の中での社会貢献。

企業の社会貢献→「新しい分野」「新しいフォーマット」の開拓。それはまだカタチになっていないもの、言語化されていないものへのアプローチ。社会実験であり、トライ&エラーという方法論になる。

NPO法人はトライ&エラーがなかなかできない。しかし、トライ&エラーの役割は、企業が担える。「NPO法人の社会貢献」と「企業の社会実験」がエエ感じで展開していてオモロイのが浜松で。おそらく「アルス・ノヴァ」と「黒板とキッチン」は、そういう相関関係にあるんやないか?と。

ほんま、目が離せないですな、浜松はww


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應典院コモンズフェスタ2015企画「24時間トーク 如是我聞vol.3」終了!!

2014 年 12 月 26 日 Comments off

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應典院コモンズフェスタ2015企画「24時間トーク 如是我聞vol.3」。改めまして、昨日、無事に終了いたしました。日本全国いろんなところで、いろんなトークイベントが行われてますが、クリスマスイブからクリスマスにかけて、24時間、話をしよう!なんて狂い咲きサンダーロードな企画は「如是我聞」ぐらいでしょうw

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「無職・イン・レジデンス」「無職スペクトラム」「温泉地アート」「アンクロナイズドスイミング」「山元町マスタープラン」「演劇と掃除」「岸井大輔は処女」「一周芸」「鷲田清一と西川勝」「二十三夜尊堂」「島と暗号」「清竜人25」「オウムがサリンを撒かなかったら?」「伝宗伝戒道場」「パッチワーク型宗教」「460万円」「歌わない漱石」「鴎外と渋江抽斎」「フィリピンのクリスマス」「阿部僅也」「異類(ヤゴ、狸、おかいこさま、鯰)」「世間党」「社会党」「リバタリアン党」「コミュニタリアン党」「ブラックNPO」「荒木りん」・・・ここに書けないような話題もいっぱいありまして、いやぁ、相変わらず濃い24時間でしたw

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ご参加いただいたみなさん。秋田住職、山口さんをはじめとする應典院のみなさん。初の24時間参戦となったタカハシ’タカカーン’セイジくんとmizutamaくん(フラフラでしたなww)。流浪の劇作家・岸井大輔さん。ほんまにありがとうございました。結局、岸井さんと話し合った結果、来年も如是我聞、やりますww というわけで、次回の「如是我聞vol.4」をお楽しみに!m(_ _)m

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「唯一無二の社会実験者」(『OCOS』インタビュー記事より)

2014 年 12 月 26 日 Comments off

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『OCOS』編集長の松本久木さんに、ぼくの「社会実験者」としての活動をインタビューされて、それが記事になりました^^ 『OCOS』は、大阪文化の現場から魅力ある情報を発信することを目的に発刊されている大阪文化団体連合会(1978年発足)の機関紙です。文化系に強いライターさんに話を聞いたら「これに掲載されれば大阪の文化人として認められる」とかww インタビューは1時間ほどでしたが、結構、ぼくはとっちらかった話をしていて、こんなのまとまるんかいな・・・と思ってましたが、見事にまとめていただきましたw 松本さん、ほんまに、ありがとうございます~!m(_ _)m

『OCOS』を読んでみたい!欲しい!という方は、以下のリンクからお申込みしてください。

■季刊文化情報誌『OCOS』 
http://www.daibunren.com/%E5%AD%A3%E5%88%8A%E6%96%87%E5%8C%96%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%AA%8C-ocos/


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■「まわしよみ新聞のすゝめ」通販サイト

2014 年 12 月 22 日 Comments off

「『まわしよみ新聞のすゝめ』って、amazonで買えるんですか?」と聞かれたんですが、すいません。買えません^^; そのかわり公式の通販サイトがあります。オーナーのぼく(むつさとし)がみなさんから注文が入ると、ひとりでせっせせっせと発送作業してます(遅れる時があったらごめんなさい!)。要するに直売です。だからオマケで「直観讀みブックマーカー」がついてたりしてますw

限定2000部。ぼちぼち1000部ほど売れたので、残り1000部。まわしよみ新聞のみならず、メディアとか情報文明社会そのものを考える本になってます。自分でいうのもなんですがオモロイですよww よろしければ買うてやってください。よろしくお願いします~m(_ _)m

■「まわしよみ新聞のすゝめ」通販サイト
http://susume.base.ec/items/845777


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堺×アートプロジェクト=?

2014 年 12 月 21 日 Comments off

堺で、おもろいアートプロジェクトの企画が動いてます。来年始動予定。詳細が決まれば、またいいます〜w

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福岡市役所にてまわしよみ新聞!!

2014 年 12 月 19 日 Comments off

先月に続いて「福岡市役所@まわしよみ新聞」!九州まわしよみ新聞編集長メンバーの小嶋さんの企画でした。また来月も実施予定とか。

公民館は多いんですが、市役所発行のまわしよみ新聞て、まだ珍しいです。福岡市役所、時代の最先端を走ってますww 小嶋さん、ありがとうございます〜!^ ^


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降りていく都市・大阪

2014 年 12 月 18 日 Comments off

大阪で「笑い」をとるにはどうすればいいか?自分の失敗エピソードを話すことです。「このあいだこんなことあってなぁ・・・」というのは決して自慢話、成功話であってはいけない(そんな奴は嫌われますw)。失敗話をする。小さい失敗でええんです。それをうけて相手側は「おまえ、アホやなぁ!そういえば、おれ、このあいだなぁ・・・」といって「返し」は「さらに酷い失敗話」をする。ここが肝要です。決して、相手の失敗をあげつらったり、糾弾したりしてはいけない。こうやって「小失敗」「中失敗」「大失敗」「特大失敗」「超絶大失敗」を交互にいいあうのが、大阪的コミュニケーションの基本形です。

大阪ってのは商売のまちですから。商売の基本というのは、信用です。信用を得るにはどうすればいいのか?それは「お互い、腹を割る」ということです。腹を割って話をする。「おれはこんなこともできる!あんなこともできる!」と大きなことをいう人ほど、危ない。いざという時に飛んでいったりする。できることはできるといい、できないことはできないという。自分を取り繕うことはしない。武士のまち・江戸やと「腹を割る」なんてことはできません。「武士は食わねど高楊枝」でなければいけない。つらいですな。大阪やと「腹を割ったもん勝ち」です。大阪人は「自分の弱さをさらけだす」という文化土壌があるということです。こんなまちは、あまり、他にない。なぜか?その答えは、歴史的に大阪というのは「敗北都市」であるからや・・・と、ぼくは思ってるんですな。

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大阪人は社交として「笑い」を用います。それは大阪が「敗北都市」として実に長い歴史を有するからです。記紀神話の時代からこの土地は連綿と敗北者が連なるまちで、長脛彦、河内王朝、物部氏、聖徳太子、孝徳天皇、菅原道真、楠正成、大坂本願寺、豊臣家、豪商淀屋、大塩平八郎、大村益次郎などなど・・・皆、大阪の地で敗北し、「浪華のことは夢のまた夢」(秀吉の辞世)の生涯を送りました。権力を産みだしますが、短命で、一代限りで潰えるのが大阪という土地の宿命のようです。自然、大阪の人々は「判官贔屓」で、敗北者に優しい。人生の価値を「勝ち負け」に置きません。そういった「勝ち負け」に拘らない「笑い」というものに価値判断基準を置く。「笑い」は権力者を笑いますが、また障害者をも笑い飛ばします。「笑い」は人生の四苦八苦を横滑りさせて、陽転させようとする実に大人のテクニックなのです。そして「この大阪人的逆転の発想転換が当事者研究にもある」というのが、ぼくなりの当事者研究理解でした。

■『当事者研究スゴロクについて』 陸奥賢
(應典院「仏教と当事者研究」資料より転載)
http://wp.me/pxlkK-Ms

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自分で自分の文章を引用しましたがw つまり、上記のような歴史的経緯から、大阪は「弱さ」「敗北者」に対して寛容なんですな。「自分の弱さを、みんなでシェアしあって生きやすくする」(当事者研究)という知恵は、じつは大阪人の十八番です。「当事者研究スゴロク」が大阪で生まれたのは、その証左であるし、これは大阪的風土の可能性といえる。

「降りていく生き方」「降りていく社会」を知りたいなら、大阪にきたらええってことですわ。釜ヶ崎なんかは「降りていく人生の先輩・名人・達人」揃いでっせww


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