中央大学出版部からこんな本が出たそうです。『新コモンズ論』。
中央大学出版部からこんな本が出たそうです。『新コモンズ論』。
『コモンズの「拡充・創造」あるいはコモンズ活用の「社会実験」に関与する当事者が世に問う「新しいコモンズ創造」の実践テキスト』…やそうですが「コモンズ・デザイナー」「社会実験者」を標榜する陸奥賢そのもので、なんやキーワードかぶりすぎて愕然としましたw
読んでみたいけどAmazonでは在庫切れ。売れてるんやろか?図書館いきゃあるかな?
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■新コモンズ論
http://www.amazon.co.jp/dp/4805761881/
本書は従来の「コモンズ枯渇論」や「コモンズ管理論」と一線を画した内容である。まず、コモンズがフリーライダーの存在で脅かされる「コモンズの悲劇」という議論や、私有対公有という二項対立の図式でコモンズの管理のあり方を問うものもではない。むしろ、コモンズの「拡充・創造」あるいはコモンズ活用の「社会実験」に関与する執筆者が世に問う「新しいコモンズ創造」の実践テキストである。執筆者が関与した実践を通して獲得した「知恵や教訓」を本書の各章にちりばめて「新・コモンズ」というキーワードで世に問う野心作である。実効性ある提言が研究者や行政マンなどには必見!
第1章 創造的なコモンズ
―現代社会に必要な新しいコモンズ論―
第2章 知的財産とコモンズ
第3章 世界農業遺産やラムサール条約湿地というコモンズを活用した地域価値の共創
―宮城県大崎市・蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト他―
第4章 アートとコモンズ
―アメリカ社会における現代アートによるコミュニティ・エンゲージメント―
第5章 都市とコモンズ
―政府と市場をつなぐエリアセクターの構想―
第6章 中心市街地の活性化とコモンズ
―「まちづくり会社」による中心市街地の 活性化とは何であったのか?―
第7章 震災復興とコモンズ
第8章 地域連携とコモンズ
―地方創生に向けて―