関西学院大学のサイトで「終戦記念日まわしよみ新聞ワークショップ」の様子が紹介されました。これを機会に学生さんたちが自主的に「まわしよみ新聞」をやってくれたら嬉しいんですが・・・w
■関西学院大学社会学部・社会学研究科「まわし読み新聞で学ぶメディア」
http://www.kwansei.ac.jp/s_sociology/news/2013/news_20130709_008024.html
7月9日、社会学部で 「『まわしよみ新聞』で学ぶメディア ―終戦記念日はどのように報じられてきたのか―」を開催しました。まちづくりプロデューサーの陸奥賢さんをゲストファシリテーターとして迎え、神戸女学院の学生を含む、14人の学生が参加をしてくれました。この企画は初の試みでしたが、「終戦記念日」という思慮深いテーマを題材とし、戦後から現在までのマスメディアを通して読み解くことで多角的な視点や気付きが得られる機会となりました。
結局のところ、ぼくがやりたいことは「資本主義経済」ではなくて「文化主義経済」で。資本追求の代わりに文化追求を基本原理とする社会を作りたい。そこではまず「私有」ではなくて(もちろん公有でもなくて。それは結局、再分配する権力構造=共産主義ですから)「共有」することがスタンダードとなり、「自由競争」ではなくて「自由許容」することが求められる。そして資本に代わって文化を広く社会に活き渡らせるためには「文化のコンサム(消費)」ではなくて、「文化のリサイクル(再生)」「文化のリユース(再使用)」「文化のリペア(修理)」「文化のイノベーション(新活用)」「文化のブリコラージュ(細工)」などが必要になるだろうと思ってます。文化なんて、そんな簡単に一朝一夕で生産するなんてことはできないですから。江戸時代の祭礼を復活させる「大阪七墓巡り」も「盆(皿を分けること=施餓鬼)」を現代的にアレンジした「葬食」も、新聞メディアの再利用である「まわしよみ新聞」も、養蚕文明を体感する「おかいこさま」も、ぼくのやってることは、みんな同じようなことで、ひとことでいえば文化主義経済のための運動だといえます。文化の可能性を模索して、領域や活動範囲を広げ、グランドデザインを変えたい。資本主義経済はもはや完全に袋小路なので、こういう人はやがて増えるだろうという気はしてるんですが・・・。