本日は大阪・上町台地・下寺町にある大蓮寺さんにて生前個人墓「自然(じねん)」の合同供養会「夏のつどい」が行われ、秋田住職のご依頼で「大阪、上町台地、下寺町、大蓮寺の場(トポス)の霊性」というテーマで、少しお話させていただきました
本日は大阪・上町台地・下寺町にある大蓮寺さんにて生前個人墓「自然(じねん)」の合同供養会「夏のつどい」が行われ、秋田住職のご依頼で「大阪、上町台地、下寺町、大蓮寺の場(トポス)の霊性」というテーマで、少しお話させていただきました。プロの仏教家のみなさんの前で、こんな話をするのは僭越至極で緊張いたしました・・・^^;
■浄土宗別格寺院 如意珠應山極楽院大蓮寺
http://www.dairenji.com/
■生前個人墓「自然」
http://www.dairenji.com/jinen/index.html
大蓮寺さんでは生前個人墓「自然」を12年も前から実施してはるそうで、最近、仏教界では「墓友」「共同墓」なるものがブームになってきましたが、まさしく大蓮寺さんの「自然」こそは、そのパイオニア、先駆的試みだろうと思います。12年前から実施は驚きましたな。ようやく時代が追いついてきた・・・というところでしょうか。早すぎますw
また生きているあいだに「自然の合同供養会・夏のつどい」を実施して、個個人(子供がおらず、いずれ無縁になる・・・という方も中にはいはるとか)のあいだに有縁の関係性を作ってしまおうというのは、無縁仏を供養しようと無縁者たちが集まったという江戸時代の祭礼「大阪七墓巡り」と通底するものがあって、要するに「自然」も「七墓巡り」も立脚点に「無縁仏へのコンパッション」「無縁大慈悲」があるといえそうです。参加させていただいて、とても楽しい会で、また色々と考えさせられました。こういう祭礼や供養会があることは、「死者のまち・大阪」の誇りではないかと思います。勉強させていただきました。大蓮寺の秋田ご住職、應典院のみなさま、貴重な機会を与えていただいて、ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m
画像は「大阪、上町台地、下寺町、大蓮寺の場(トポス)の霊性」のレジュメ。本番30分前に完成しましたw 「弱法師」と「阿弥衆」と「足利家」の関係性なんかは、もうちょっと追いかけたいテーマですな。