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2014 年 4 月 2 日 のアーカイブ

福岡県小郡市の「ひまわり館東野(東野校区公民館)」さんにて「まわしよみ新聞」実施!

2014 年 4 月 2 日 Comments off

3/25に福岡県小郡市の「ひまわり館東野(東野校区公民館)」さんにて「まわしよみ新聞」が実施されたようです。「ひまわり館東野(東野校区公民館)」さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございます~!^^

以下はひまわり館東野さんの「まわしよみ新聞」記事より。

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■ひまわり館東野「まわしよみ新聞」
http://azumano-k-kominkan.ogori.net/index.php?cID=201

3月25日(火)に、「まわしよみ新聞」講座を開催しました。「まわしよみ新聞」は、各自が持ち寄った新聞をまわし読み、それぞれが気になった記事を切り抜き、その記事について語ります。最後にみんなで編集して自分たちの新聞を作ります。みんなで作ることで会話が生まれ、交流も深まります。東京や福岡市では、朝、仕事に行く前に喫茶店などに集まり、「まわしよみ新聞」をするというのが大人気なんだそうです。この日は、4月から中学1年生になる男の子と女の子が参加してくれました。二人とも、身近な事柄から国際的な問題まで興味のある記事を切り抜いて、どうしてそれを選んだのか等しっかりした考えを披露してくれました。最後にみんなで切り抜いた記事を大きな紙に貼り、「ひまわり館新聞」を作り上げました。※この新聞は入口ロビーの掲示板に貼っていますので、ぜひご覧ください。


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4月からのスケジュールです。色々とやっております。ご興味ある方は、ぜひともご参加してください^^ よろしくお願いしますm(_ _)m

2014 年 4 月 2 日 Comments off

4月からのスケジュールです。色々とやっております。ご興味ある方は、ぜひともご参加してください^^ よろしくお願いしますm(_ _)m

■4/2(水)14時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/1415111245399286/

■4/18(金)スタンダードブックストアにて直観讀みブックマーカーの会
(詳細未定。決定次第報告します)

■4/23(水)19時より應典院にて「仏教×当事者研究」読書会『べてるの家の「当事者研究」』
https://www.facebook.com/events/1459100770990369/

■4/24(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催
https://www.facebook.com/events/554968387951001/

■4/27(日)午後2時より「第19回クリエイティブ・ツーリズム大阪~新世界編 part2~」開催します!
https://www.facebook.com/events/534811926633651

■4/27(日)19時よりさばのゆ大学presents本との新しい出会い「直観讀みブックマーカーをつくろう!」
https://www.facebook.com/events/230952167094646/

■5/14(水)19時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/427800347366055/

■5/22(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催
https://www.facebook.com/events/610807715661034/

■6/6(金)19時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
http://www.facebook.com/events/627829970613357/

■6/26(木)19時より阿波座にて「DECO まわしよみ新聞編集長養成講座」開催
https://www.facebook.com/events/558490874259130/


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■「ヤマアガリのレジリエンス(復元力)」(コモンズの可能性)

2014 年 4 月 2 日 Comments off

宮本常一を読んでいたら面白いものを発見しました。コモンズの話。

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「村に食うことに困り、租税もおさめることができないというものがあると、その山に入らせて百姓をさせ、一人前にたちなおるようにさせました。これを「ヤマアガリ」といっております。共有山へは、西日本では、どんなに貧しいものでも、身分の低いものでも行くことができたのですが、東の方では、被官とか水のみといわれる身分の低い百姓は権利がなくて、御館や本百姓のゆるしがないと行けないところが多かったのです。」
『宮本常一著作集7 ふるさとの生活、日本の村』(未来社)

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コミュニティ(村)の人間に何か問題が発生して破産しそうになると、まず村に持っている土地を売り払う。それで村から追放するのではなくて、コモンズ(入会山・共有山)に入らせる。そこで数年、生活すると、村のツキアイがないから出費がまずなくなる。山菜採りや、田畑の収入も全部自分のものにできるから、借金を徐々に返済することができる。中には財を成す人間がでてくるほどだったという。そうやって借金返済が終われば、また村に帰ってくることができた。西日本の共有山は「どんなに貧しいものでも、身分の低いものでも行くことができた」というからスゴイですな。東の方は、やっぱりコモンズですら権力が握っている。いやな土地ですw

コミュニティから零れ落ちるものが必ず出てくる。そこをどうやって救済するべきか?コミュニティの落伍者のセーフティネットとしても、コモンズは必要となってくる。コミュニティとコモンズの補完によって、社会は潤滑に回っていく。近代の悲劇は、まさしくコモンズ=入会地、共有地を「国有」か「私有」にしたことです。

要するに「ヤマアガリ」のようなことがないとしんどい。これから、ますます、日本は貧しくなるわけで、「ヤマアガリ」をどうやって確保するか?が問われてきます。つまり「社会のレジリエンス(resilience)=復元力」です。失敗しても立ち直れる場。やり直せる特区。そうしたものを、もっと世の中に作らないといけない。いまのところ、釜ヶ崎がそういう場なんですが・・・。


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